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SUS430焼鈍について
SUS430を真空路炉で焼鈍処理を行っています。 製品同士が融着してしまい苦慮しています。 考えられる原因は何なのでしょうか? 素人で申し訳ないですがご教授願います
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SUSの真空熱処理については経験がないので、ご参考まで。 800℃程度の温度で溶けるはずがないですから「融着」するとは驚きです。 よほど表面粗さが小さい、清浄、積み重ねて重量がかかるなどで、拡散接合になっているのでしょうか。 対策としては岩魚内さんのご指摘の通り、直接接触を避けるのが1番手っ取り早いわけですが、パウダーは真空系に吸引される可能性があるので、お薦めできません。 板形状ならば積み重ねずに縦置きにする、異形形状ならばバスケット内に平置きにして積み重ねない。それが無理ならばセラミックス板を介するのがよいのではないでしょうか。
その経験は無いですが、結果論で云えば融点以下における融着でしょう。 高温ほど、また重ねた面が清浄であるほど起きやすくなります。とくに真空炉では酸化しないので起きやすい。 対策としてはその逆。重ねないか、間に何かを介在させる。 介在物としては、ジルコニアパウダーを使う例を知ってます。これに限らず非金属で耐熱性のあるものをまぶしておけばよいです。 2.さん指摘の『パウダーは真空系に吸引される可能性』は気付きませんでした。。。(汗)。。。 実例は粗い砂の粒程度です。連続炉のなかで使いますが、飛散するかどうかは?です。 またこの材質でセパレータと称する小片をどこかで作っているはずです。
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