熱電対ケーブルへのノイズ影響について

このQ&Aのポイント
  • 高圧電動機で使用する熱電対ケーブルの表面温度測定において、モニター表示が急激に変動する現象が発生しています。
  • モニター側の問題を疑い、熱電対の入れ替えを行いましたが、問題は解消しませんでした。
  • 熱電対ケーブルへのシールド処置を考えていますが、他にも効果のある方法があるか検討しています。
回答を見る
  • 締切済み

熱電対ケーブルへのノイズ影響について

高圧電動機(6600V 300kW)の表面温度(0~100℃程度)測定のために、A、Bの2点に熱電対(K)を貼り付け、温度モニター接続して表示しています。(モニターと熱電対は一対) このAのモニター表示が測定レンジ上下限を越えて急激に変動する現象が発生します。 電動機起動直後、または運転中に散発します。 停止時は発生しません。 モニター側の問題を疑い、ABを入れ替えてもやはり発生するのはAのみです。 モニターの端子台と熱電対は直接接続しています。 熱電対は補償導線ではありません。また、シールドは行っていません。 電源からのノイズを疑い、高圧電源ケーブルと出来るだけ離していますが、モニター接地場所は電動機のすぐ近くのため、あまり離せません。 対策として、熱電対ケーブルへのシールド処置を考えていますが、効果がありそうでしょうか? また、他に効果のある方法はあるでしょうか?

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.4

一度、高周波焼入れ対象の測温に成功経験があるのですが、いくつかポイントがあります。 まず、素線タイプの(碍子通し、dw等)熱電対は使用せずシース熱電対を使用して下さい。 そして、一番重要なのはシースから直接アースへ落としてしまう事です。 注意しないといけないのは計器側でもアースを落としてしまわない事です。 この方法でφ1.0?シースで1000℃の高周波焼き入れ時の測温をした経験があります、結果は一部ノイズの影響を受けた形跡はあるものの概ね良好な結果が得られました。 表面に貼り付ける場合にはシースは太径のものを使用せず、熱容量の小さな細径シースを使用し、先端にステンレス箔等をスポット溶接して対象に貼り付けるのが良いでしょう。 ただし、細径のシースの場合にはシース被覆の厚みが非常に薄いのでステンレス箔の溶接にはある程度のノウハウが必要となります。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

接地型熱電対を使用する場合は、計測器の端子がチャンネル間絶縁タイプのものを使用しないと、計測器の故障原因となりますので、ご確認ください。 シース熱電対でも接地型がありますし、熱電対素線をハンダづけして自作するものは接地型です。実際に故障した経験がありますので、ご注意ください。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

>熱電対は補償導線ではありません。また、シールドは行っていません。 補償導線は必ず使ってください シールドは必ずしも必要では有りませんが 今回のような強大ノイズ環境には有効です 出来ればシールドケーブルで更に金属製電線管に入れ電線管を接地する >このAのモニター表示が測定レンジ上下限を越えて急激に変動する現象が発生します 通常のノイズでは振り切るほど強大なノイズはあまり考えにくい 憶測ですが、バーンアウト警報の可能性が大きいと思う 要するに断線警報機能です 単純に電線の接触不良、ケーブルの芯線が切れ掛かってる場合も モータの振動で切れ掛かってる線が付いたり離れたり??? http://www.fic-net.jp/QA/controller/else.html http://www.fa.omron.co.jp/guide/cautions/2/thermo_guide_term/

noname#230359
noname#230359
回答No.1

>Aのモニター表示が測定レンジ上下限を越えて急激に変動する現象が発生し >ます。電動機起動直後、または運転中に散発します。停止時は発生しま >せん。 とのことですので Aのポイントに 電動機の誘導磁界があるということです。 誘導の大きさを測るには かなり大きな磁界のようですので 数回ケーブルを巻いたものをオシロのプローブに接続して計測すればわかるでしょう。 対策は  ・磁界を遮断する  (窓があるのなら厚めの鉄板などで遮蔽してみる放熱穴の場合は熱に注意が  必要)  ・誘導磁界が少ない場所に熱電体およびケーブルの経路を移動する ・センサーケーブルをシールドする ・センサーとケーブルのルートがアンテナにならない工夫をする。 ・センサー入力を絶縁入力にして熱電体先端をシャーシーに落とす などが考えられます。 参考になれば幸いです。  

関連するQ&A

  • 熱電対について

    デジタル温度計は熱電対という道具を利用しているようなのですが・・・そもそも熱電対とはどんなもので、それを使うとなぜ温度を測定できるのでしょうか??

  • モーターステータ温度測定時のK型熱電対へのノイズ…

    モーターステータ温度測定時のK型熱電対へのノイズ影響について 初めて投稿させていただきます。当方素人です。 ノイズ影響により、熱電対の温度測定が出来ない状況が続いております。 下記状況において下記対策を行いましたが、未だ解決出来ておりません。 ご経験者様ご教授の程よろしくお願いします。 【熱電対接続状況】 1)測定箇所:電動機ステータにK型熱電対を埋め込み 2)熱電対ケーブル配線方法:ステータから配線を引き回し横河のMX100に接続 2)モーター:  VFDの二次側に接続され、回転数及びトルクにより電流値が200A to700Aに変動 【行った対策】 1)MX100(測定装置)を箱の中に設置し遮蔽 2)電動機と計測器の距離を離す(約1m→3mに変更) 2)熱電対ケーブルにアルミフォイルを巻き遮蔽 3)熱電対ケーブルにローパスフィルタをを接続。 【ノイズ現象】 モーターの回転数の変動により、ノイズ影響が異なる。 最大0rpmから7800rpmまでの運転範囲で、 高回転数域(6500rpm ~7800rpm)では、ノイズ影響は少なく、 低回転数域(3000rpm ~5000rpm)では、ノイズを受けやすい状況が続いています。

  • 熱電対ICの入力電圧オフセット

    熱電対接続ICのMAX31855とマイコンを用いた回路・基板を作成し、K型熱電対で切削加工機の切削油温度を測定しようとしています。回路・基板が出来て室温の測定は正常に行えたため、熱電対を切削油に浸けて温度を測定したところ、実温度よりも15℃程度低い値が表示されました。その状態で指で熱電対先端をこすると温度が上昇するため、単純にマイナス側にオフセットしているようです。 切削油から抜くと正常に室温を測定出来ます。(メーカー製の温度測定器を使用すると室温・切削油温度ともに正常に測定出来ます。) CR2032などのコイン電池から電源を供給すると上記の異常は発生しないため、 AC電源由来のノイズが原因と考え、ノイズフィルタを挿入しましたが変化はありませんでした。 現状、基板への電源供給はA工場のAC100V -> ノイズフィルタ -> メーカー製のスイッチング電源でDC3.3V生成->基板の順番で行っております。 上記の様な現象はどのようなことが原因で発生するとかんがえられますでしょうか?

  • 熱電対について

     今実験のため、自分で熱電対を作ろうかと思ってます。熱電対の基本的な仕組はわかったのですが、測定についてがあいまいなので教えてください! ・測定する際、測定箇所と反対側の接点の温度についてですが、その温度は温度計で測るということを考慮して、液体か氷を接点にするべきでしょうか?  そうすると、熱電対の2線は、電圧計の端子に接続してしまうので水や氷には接することが出来なくなりますよね?そうすると接点温度は、どういう場所に設定し、どうやって電圧計と接続するかがよく分かりません。  ・あとどのくらいの電圧で、どのくらいの温度差となるかは自分で実験で求めるか、それとも用いた材質で調べれば分かるのかどちらでしょうか?  素人質問ですがよろしくお願いします。

  • 熱電対の分岐

    熱電対で温度を計測するとき、熱電対を分岐して、2台の測定器で測定することは可能ですか?

  • 熱電対について

    熱電対についてなのですが、クロメル-アルメル熱電対を使って 熱起電力の測定をしたのですが、熱起電力から温度への換算ができる サイトを御存知ありませんか?

  • 熱電対の測定器について

    今回、実験でダンパー(円筒形)の部分の表面温度を測定する実験を考えております。 そこで、温度センサーにはバンドを締めることによりでダンパー部分に固定して温度測定が可能な熱電対を考えております。 実験は、ダンパーを加振した際に生じる温度測定を行います。 また同時に、ロードセルより復元力をレーザー変位計より変位をパソコンにA/D変換機を経由してある時間刻みでデータとして保存しております。 温度も同様にリアルタイムでパソコンにデータを送り、なおかつリアルタイムで温度が知りたいと考えております。 熱電対→零点補償(室温補償)→A/D変換機→パソコン(測定器) という流れだということはわかりますが、データロガーなどは零点補償機とどういった面で違うのでしょうか? また、上記のような内容に合いそうなデータロガーもしくは補償機はありますでしょうか? 初心者な質問で申し訳ありません。どうか宜しくお願いします。

  • 熱電対の誤差

    熱電対に加えられた温度と起電力の関係を調べる実験を行ないました。 標準熱電対をCA、被測定熱電対をICとしたとき測定した起電力が公称値よりも多少大きい値になったのですが、この誤差が生じた理由がよく分かりません。 教えて頂けないでしょうか?

  • 熱電対について

    燃焼の温度を熱電対を使って計測しています。計測ごとに熱電対の素経線を細くしていくと燃焼中の計測温度も上がっていくのですが、最大で250度も差が発生するものなのでしょうか?熱電対は白金-白金ロジウムの100μm・50μm・25μm・12.7μmを使用しています。

  • 熱電対について

    熱電対で温度測定する場合、 計測器までの熱電線の長さや線径に依存しないらしいのですが・・・ その理由がよくわかりません。 詳細な説明が頂けると幸いです。 よろしくお願い致します。