熱電対の使用方法についてのお知恵をお貸し下さい

このQ&Aのポイント
  • 熱電対を使用した温度計測に関して皆様のお知恵をお貸し下さい。
  • 加熱対象物(鉄)を400℃の雰囲気に挿入したときの温度変化を応答性よく測定したいと考えています。
  • 熱電対を試料に溶接して測定する方法は正しいのでしょうか?3種の金属が接触した場合の起電力変化や、目的に適したシース熱電対の品種についても教えてください。
回答を見る
  • ベストアンサー

熱電対の使用方法

熱電対を使用した温度計測に関して皆様のお知恵をお貸し下さい。 加熱対象物(鉄)を400℃の雰囲気に挿入したときの温度変化を 応答性よく測定したいと考えています。 こういった測定をする場合、よく「試料に熱電対を溶接して」測定する 方がいらっしゃるようなのですが、この方法は正しいのでしょうか? 熱電対と試料とで3種の金属が接触したら、起電力が変わりそうな気が するのですが、問題はないのでしょうか。それとも、シース熱電対に こういった目的に適した品種があるのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授下さい。

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.4

シース熱電対であれば、先端を対象物に溶接することは可能です。 但し、応答性良く測定するのであれば、シース外径は細いもの (例えば1.0mm以下)になりますので、先端部にシースと同径のチップを 付けないと、溶接時にシースが抜けてしまいます。注文時、メーカに 「溶接するので先端チップ付で・・・」とお願いすれば付けてもらえる筈です。 次に、熱電対素線と試料の接触ですが、「非接地型」使用すれば素線と シースが絶縁されているので熱起電力を気にする必要はありません。 JIS C1605を見ると非接地型の構造が解ります。 蛇足ですが、試料へのシース取付長さは、熱伝導を良くする為に、 シース外径の20~30倍の長さをとると良いと思います。 試料に加工が許せるのなら、溝を掘って埋め込む方法もあります。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 チップ付きシースですか、初耳です。業者さんに確認してみます。 溝を掘れない薄い試料なので、悩みましたが解決できそうです。 色々勉強させていただきました。ありがとうございます。

その他の回答 (3)

noname#230359
noname#230359
回答No.3

起電力に関しては、熱電対の端と端の温度差による現象なので、 3種目の金属の温度が一様であるならば問題無いのではないでしょうか? 厳密には、溶接する事で熱電対の2種の金属間に3種目の金属が存在する場合は 抵抗成分として働く事になるので低めの温度になるのではないかと思います。 「接触による起電力」もあるのかもしれませんね。 銅と亜鉛とレモンで電池になる実験がありますから。 ただ、今回の場合は電解液が存在しないので、それほど 大きくはならないのではないかと思います。 もしも、接触部の組成でトルマリンのような焦電性を発揮してしまうと その影響は大きいのかもしれませんね。 焦電性の仕組みは知りませんが、違う種類の熱電対を併用して 大きなズレがなければ、信用できる温度ではないでしょうか。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。 抵抗としての効果は考えておりませんでした。 K熱電対であればアルメル-試料合金とクロメル-試料合金の接触 による起電力になる?と複雑に考えておりました。 ご意見参考にさせていただきます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

溶接する使い方は知りませんが 熱電対素線(シース無し)を丸型圧着端子で圧着し その丸をワークにビス止めする方法はあります 但し、熱電対がアースされますので温調器(測定器)は絶縁型が必要です

noname#230358
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。 絶縁型の測定器ですか・・初めて耳にしましたので 調べてみます。今まで測定器をそういう観点で見た 事が無かったので、勉強になります。 ご意見参考にさせていただきます。有り難うございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

シースの皮膜?といっていいのかわかりませんが 外側の金属部のみの溶接であれば問題無いと思います。 弊社では ワークに穴をあけ中央部にシース挿入 外周部にシース溶接を施し均熱性を確認することがありますが問題視したことはありません。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。 シースを溶接することは可能なようですね。 予算上シースを使い捨てにできるか分りませんが、 検討してみようと思います。 ご意見有り難うございました。

関連するQ&A

  • 熱電対について

    熱電対の温度と起電力を測定する実験で 鉄ーコンスタンタン の理論値(文献値?)をかけというものがあったのですが 図書館が地震でつぶれているため本で調べることができません 参考サイトなどおしえていただけないでしょうか?

  • 熱電対について

    熱電対についてなのですが、クロメル-アルメル熱電対を使って 熱起電力の測定をしたのですが、熱起電力から温度への換算ができる サイトを御存知ありませんか?

  • 金属管上にスポット溶接した熱電対による温度測定

    金属管内部に流体を流し,金属管自体に直接通電加熱する場合の金属管表面の温度を熱電対で測定する場合,通常絶縁材を熱電対と金属管の間に挟む必要があると思うのですが,熱電対を金属管の外管上に直接,スポット溶接すると書いてあるのをよくみます.勿論理想的に点で熱電対を溶接できれば,通電加熱の影響は,少ないと思いますが,厳密には,通電加熱の影響が測定上影響してくると思います.この場合,通電加熱(交流または直流)の影響をうけずに精度よく測定するには,どのようにして校正するのか?または精度よく測定できないのか?できないとすれば,誤差の見積もりはどのようにすればよいのか?など教えて頂けませんか? それでは宜しくお願いします

  • 熱電対

    熱電対の実験をして、温度-熱起電力のグラフを書いたのですが、加熱時と冷却時とでは微妙に特性曲線に違いがあるのですが、この理由は単なる測定誤差なのですか?それとも、ほかに原因があるのですか?

  • 熱電対の誤差

    熱電対に加えられた温度と起電力の関係を調べる実験を行ないました。 標準熱電対をCA、被測定熱電対をICとしたとき測定した起電力が公称値よりも多少大きい値になったのですが、この誤差が生じた理由がよく分かりません。 教えて頂けないでしょうか?

  • 熱電対について

    熱電対について 測定方法を教えてください。 金属線2本を使って計測するのですが・・・。 お願いします。

  • シース熱電対の基本的な質問

    シース熱電対というものを見たことがないのですが, 文献を読むと曲げられるようなことがかいてありました。 これは紐のように曲げることが出来るということですか? それとも「たわむ」といった感じなのでしょうか? 保護管を併用した場合には曲げられないのでしょうか? 金属シース先端は半球状になっているようなのですが, 測定したい試料としっかりくっつけることが出来るのでしょうか? そもそも一般的に何でくっつけているものなのでしょうか? 複数の質問となってしまいましたが,1つでもよいので 回答よろしくお願いいたします。

  • 熱電対の分岐

    熱電対で温度を計測するとき、熱電対を分岐して、2台の測定器で測定することは可能ですか?

  • 熱電対の起電力の近似式

    熱電対を使用して熱起電力の測定を行い、その結果から一次の近似式を出したのですがy切片が出てしまい温度差0℃で起電力0Vになりません。 調べてみると起電力は温度の二次式になるとのことがありましたが学校からの指示では一次式に近似せよとのことです。 計測結果と計算は間違っていないようです。温度差25℃から280℃までK,J熱電対を計測しました。 このようなことになる原因や原理が分からなかったので質問させて頂きました。 原因、原理、解決法何かありましたらお教えいただきたく思います。ご回答よろしくお願いします。

  • 熱電対が短絡した場合

    熱電対が短絡した場合の計測される温度の挙動についての質問です。 熱電対を使ってA点の温度を計測しています。 途中のB点で熱電対が短絡(アルメルとクロメル接触)した場合、測定される温度はどのようになるでしょうか? A点の温度>B点の温度の場合と、 B点の温度>A点の温度の場合で異なるのでしょうか。 よろしくお願いします。

専門家に質問してみよう