仕上げ記号について

このQ&Aのポイント
  • 仕上げ記号の見直しとは、紙図面をCAD化する際に旧JIS規格で書かれた仕上げ記号を見直すことを指します。2001年度で採用された仕上げ表記は書き入れにくいものになっています。
  • 特に金型などで仕上げの程度を示す▽の数は今のJISでは消滅しており、粗度を表す数字も上向きと左向きでしか表現できなくなりました。
  • 大手企業ではJISに縛られる傾向がありますが、実際にはどのような運用が行われているかは個々の場合によります。
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仕上げ記号について

設計をされる方、実際に図面を見て物を作られる方、双方にお伺いします。 (特に金型) 紙図面をCAD化し管理していく事になり、その際旧JIS規格で書かれた 仕上げ記号も見直す予定ですが、2001年度で採用された仕上げ表記は 大変書き入れにくいものになっています。 特に金型など▽の数で仕上げの程度を表現していましたが、 今のJISでは消滅していますし、粗度を表す数字も図面製品形状に対して 上向きと左向きでしか表現できなくなりました。 大手で働いている方ほどJISに縛られると思いますが、 実際に皆さんはどの様な運用をされているのでしょうか?

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.5

機械図面を作成している立場からの感想。 JISの製図法を厳密に実施している会社は皆無に近いと思います。 詳しく申しますと 仕上げ記号を現在のJISタイプ(Ra等)にしている会社は多々ありますが、 大体見た目JISの表記方法にして使用している会社が殆どです。 その業界独自の表面処理を仕上げ記号に盛り込んだりはよくありますが、 これはJISには無いですよね。 また、カブさんが付き合いのある会社の図面をよく見れば分かりますが、 JISを忠実に再現して図面を書いている会社は無いと思いますよ。 その業界、会社の方針、歴史、慣習等によって各会社には独自の製図規格 まであるのですから(特に大手) JISを忠実に再現して図面作成するなら、各会社オリジナルの製図規格は 無くてよういかもっと薄くてよいことになります。 このことから、Raの表記方向も360度で作成して問題ない事が取引先から 確認取れれば、360度表記でもなんの問題もないと思います。 実際、360度で表記している会社しか見たこと無いです。 それといつまた表記方法が変わるかも分からないJISを追っかける必要は、 私自身無いと思います。 多分、現行JIS製図規格も変更になると思います。 (図面のCAD化、技術の進歩、3D化の影響等で) 結論的には、表面粗さと▽の書き方を現行JISのようにし、 仕上げ記号の表記方向は360度にするとかにし、 現行のJISは基本方針を取り入れるくらいでいいのではないでしょうか。

noname#230358
質問者

お礼

御回答有難うございました。 お礼が遅れて申し訳ございません。 大手では有りませんので自社独自の製図規格が有りません。 ですのでどうしてもJISに依るところがあり、こだわり過ぎているのかも 知れませんね。 客先規格を開示できない仕入先などに図面を発行する時には、 どうしてもJISに変換して行う必要が有り、 そういった長年の感覚が変に固執してしまったのかも知れません。 私も本JISは早期に変わる気がしますし、 HT様や皆さんがアドバイスしていただいたように 基本方針を取り入れて咀嚼した形で実施して行きたいと思います。 有難うございました。

その他の回答 (4)

noname#230359
noname#230359
回答No.4

以前にも回答したことがあるのですが 当方では、今のところ、旧記号での図面指示で問題となっていないので、 「仕上げ記号 新旧対比表」というものを作って機械加工品の場合には、 図面の中にこれを張付けて対応しています。 こんな感じ ------------------------------------ |仕上げ記号 新旧対比表 | ------------------------------------ |旧記号   |~|▽ |▽▽|▽▽▽| ------------------------------------ |新記号 Ra|○|2.5|6.3 |1.6 | | |∨|▽ |▽ |▽ | ------------------------------------ ご参考まで

noname#230358
質問者

お礼

回答有難うございます。 自社独自の規格として旧記号に準じた記号と 新規格の対照表を図面に付けるというのもいい案ですね。 実際の新規格は「SHIRAISHI」様がここに表現して頂いたよりも 煩雑で図面スペースもとりますが、一度検討してみます。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

Ra主体のJISに準じて作図しています。 ▽に親しんだ世代としては、新しいJISは使い勝手が悪いですね。 しかし、お客様から「▽は廃止になっているので最新のJISを勉強してください」と言われ、恥ずかしい思いをしたことから、新JISに切り替えました。 製品によるでしょうが、当社の製品では▽、▽▽、▽▽▽で充分なんですけどね・・・。日本を代表する電機メーカーさんでもまだ▽を使っているところもあるのが事実です。

noname#230358
質問者

お礼

回答有難うございます。 そうなんですよね、まだまだ▽で充分通じるのですが、 お客様が変わるのですよね。 ですから、私どもも変わらなくてはいけない・・。 図面は本来相手に通じれば良いのに・・って思ってしまいます。 電気関連メーカーさんはまだ▽を使われているのですね・・。 もう一度JIS、変わらないかなって思いますね。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

ご苦労様です。 図面のCAD化、大変ですね。 どのくらいあるのか、わかりませんが根気のいる仕事ですね。 本題ですが、私の会社では金型図レベルの改正はしていません。 なぜなら、金型は所詮TOOLであり、製品図ならともかく 金型屋,設計屋が理解出来れば何も問題がないと思うからです。 そして、展覧会に出すならそりゃーちゃんと書いてないと 恥ずかしいと思いますが、社内保管用と思われますので そこで、工数を掛けるのはいかがな物かと、私は考えました。 なので、私の会社では出来る物は(新規型)やりますが 旧型の書き直しで工数UPにつながる物はやりません。 *現実は、全部を書き直す事はやらず、必要な部分だけをCAD化する位ですが もう一つ、今はほとんどがデータ上での加工だと思いますので 仕上げレベル等が極端に上がったり下がったりする事は 無くなりましたので、極力実務レベルを中心に考えた方が 良いと思います。 ちなみに、当方はト○タの一次です。

noname#230358
質問者

お礼

回答有難うございます。 私もト○タ関係ですが二次になります。 確かに社内向けや、私どもがお願いする仕入れ先様は ▽で通じる所ばかりですが、ト○タさん始め、 一次メーカー各社さんが新規格に対応して製品図などを 設変されている状況を鑑みると私どもも対応していく 必要が有るというように考えている次第です。 ですのでここにジレンマがあります。 新規に描く製品図には、新規格を適用していますが、 金型図には特別な粗度指示をする部位も多く、 新規格を適用すれば煩雑になってしまいますが、 設計意図を伝える為にも省く事の出来ないものと思っております。 私どもがお願いする金型加工先は製品加工先よりも▽になじみが深く [旅人]様が仰るように展覧会に出す分けではなく、 現実的に「解ればよい」を優先するのならば、 拘らなくても良いのは理解しているつもりです。 ただし、今の規格ではない・・・これがジレンマです。 どうして規格協会はあんな設計者泣かせの表現に変えたのでしょうかね?

noname#230359
noname#230359
回答No.1
noname#230358
質問者

お礼

回答有難うございます。 私どもの業界もRaになっております。 このRaを表示する規格が変わった為、苦慮しております。 従来のRa表示なら360°どの方向からも記入できたのですが、 現在は記入の仕方として2方向だけになっており、 余分な引き出し線を多用しなくては ならない様になっております。 それが図面を煩雑にし悩む理由です。

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