クロメート処理膜の比重と化学式について

このQ&Aのポイント
  • 現在、RoHS対応調査で6価クロムのクロメート処理膜について学んでいます。
  • クロメート処理膜(3価&6価)の化学式と比重について教えてください。
  • トータルクロム量を算出するために、金属Crの比重(7.2)を使用しましたが、これで正しいのか不安です。酸素などの結合によって比重が変化する可能性があるため、詳しい情報を教えていただければ幸いです。
回答を見る
  • ベストアンサー

クロメート処理膜の比重について

現在6価クロムのRoHS対応調査について勉強しております。 そこで、質問なんですが、クロメート処理膜(3価&6価)の化学式と比重をお教えいただけないでしょうか? 当方、トータルクロム量を算出するのに、当初金属Crの比重(7.2)を使用して算出しましたがこれでよいのか不安になりました。価数の変更による比重の変化はないと思いますが、その他”酸素”等の結合により比重が変化していると考えられますので、その辺ご教授願えれば幸いです。 よろしくご検討願います。

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.1

残念ながら、クロメート皮膜の化学式は定まっていません。 というのも、いくつかの化学物質の混合物であり、その混合物も特定されていないからです。(こういった物質の混合皮膜という説はあります) また水和物も含まれているので、乾燥温度などによって水分の量が変わり比重も変わります。 早い話、処理するたびに皮膜組成が変わるということです。 厚さも、数nm~数μmと薄いので、比重を実測することも困難です。 一般的には、めっきごとクロメート皮膜を溶かし原子吸光などでトータルクロムを実測します。 ご心配のとおり金属クロムの比重で計算すると(たぶん)、とんでもない値になるのではないかと思います。

noname#230358
質問者

お礼

適切な回答ありがとう御座います。 6価クロメートに関するRoHS指令の対応は、未だ決まってないところが多々あるようです トータルクロムを出すには、酸による影響等で材料によっては母材から溶出してしまう等不具合があり、クロメート層(膜厚*比重)から算出しようとしたのですがそれも無理のようですね。 いろいろご指導ありがとう御座いました。

関連するQ&A

  • クロメート処理のメッキ厚について

    RoHS関係の対象物質の一つである6価クロムについて、いろいろ勉強をしている中、Znメッキに行うクロメート処理(6価&3価全般)のメッキ膜厚はいったいどのくらいあるのでしょうか・・・教えてください。 よろしくお願いします

  • 三価クロメート処理と六価クロメート処理の耐食性時…

    三価クロメート処理と六価クロメート処理の耐食性時間について 現在、RoHS対応により三価クロメートに切替を進めており、黒クロメート、ユニクロメート、有色クロメートのJIS Z2371塩水噴霧試験方法に基づいて耐食性データをとっています。そこで、JIS H8625を見ますとクロメート皮膜の耐食性データで白錆が発生してはいけない時間がのっていますが、赤錆が発生してはいけない時間という定義がありません。 もしご存知でしたらご教示頂きたいのですが、JIS Z2371塩水噴霧試験方法に基づいて黒クロメート、ユニクロメート、有色クロメートの白錆、赤錆の発生してはいけない時間はありますでしょうか。メッキの膜厚は、弊社の規格で亜鉛とクロム膜含め5~10μmの製品です。三価、六価両方あれば教えて頂きたくお願い致します。

  • クロメート処理について

    電気亜鉛めっき後に6価と3価でクロメート処理をしています。そこで処理中の化学反応式を知りたく、文献やWebサイトで調べた結果、6価クロメート処理における以下のような反応式を見つけました。 (1) 亜鉛の溶解反応式:Zn+2H+→Zn2++H2 (2) クロム酸の還元反応式:2HCrO4+3Zn+14H+→2Cr3++3Zn2++8H2O (3) 亜鉛溶解によるpH上昇での反応:Cr3++3OH‐→Cr(OH)3 これらの反応式を詳しく教えてください。実際に析出?する皮膜は水酸化物状態での皮膜になるのでしょうか?また6価クロムは途中で3価になっていますが、反応式を見る限りだと水素によって還元されているのでしょうか?最後に最初から3価(塩化物or硫化物)で亜鉛にクロメート処理を用いた場合の化学反応式を教えてください。 反応式が見づらくて申し訳ありませんが、どうかよろしくお願いします。不明な点は補足をもらえれば分る範囲で付け足しますのでよろしくお願いします。

  • 3価クロメートについて教えて下さい

    現在、6価クロムフリーとして3価クロメートを調査しています。 そこで下記の3項目について教えて下さい。 ?6価クロメートについては、クロメート皮膜の中に液状の6価クロムを含んでおり、皮膜がやぶれた時にこの液状の6価クロムが染み出て、下地の亜鉛表面を再酸化するとききました。 そこで、3価クロメートの皮膜の中にある3価クロムは液状なのでしょうか?それとも、金属のようなものなのでしょか? ?皮膜の撥水性については、6価クロメートの方が優れているとききましたが、比較を行うために撥水性能を数字で表してある資料などはあるのでしょうか? ?耐熱性については、3価クロメートの方が良いとききましたが、限界温度はそれぞれ何度ぐらいなのでしょうか?

  • 透明導電膜の結合の種類は何??

    透明導電膜(ITO)は金属結合なんでしょうか??それとも化学結合??

  • クロム関連の質問

    化学について素人のものです。 以下について 詳しい方お教えください。 (1)6価クロム(Cr6+)および3価クロム(Cr3+)が酸化したものは、なんという呼び名なのでしょうか。     酸化6価クロム? 酸化3価クロム? 酸化クロム(6)?    また化学式・記号を教えていただきたいです。    (クロメート処理関連) (2)クロムめっきの金属クロムとは、3価ですよね?    金属体の場合はどのような化学式・記号になるかお教えください。 (3)ステンレスに含有され皮膜となる酸化クロムとは、6価or3価のどちらですか? 根本的に間違っている知識や、抽象的すぎる内容があると思いますが、 よろしくご指導の程 お願いします。

  • 3価クロムと6価クロム

    当社は今RoHs指令対応に追われております。 ?中でも悩んでいるのが、クロメート処理についてです。 当社では、RoHs指令を全うするために6価クロム全廃の方向になりました。 そこで3価クロムまたはニッケルメッキの代替案が挙がっているのですが、3価クロメートも生成中に6価クロムを使用しているという報告を聞きました。 生成中でも6価クロムを含んでいるのならば使用不可傾向です。 皆様はどのような対応をとっていらっしゃるのでしょうか? 6価クロムは生成中に必ず使用するのでしょうか? また代替の表面処理は存在するのでしょうか? ?当社は塩害地域にも設置する機器を製造しています。 塗装面に関しては上塗り後に、フッ素樹脂系クリヤー塗装を施しているのですが、その他表面部分には、RoHs指令にも引っかからず、安価で耐候性・耐蝕性に優れている表面処理はありますでしょうか? 現状は3価クロメートを使用しています。 しかし?で述べたように生成中に6価クロメートを使用しているのであれば、今後RoHs指令が本格化していけば、なお一層使用するのは厳しいかと思っております。 みなさまの知恵を拝借したいと考えております。 よろしくお願いします。 ??について訂正します。 >3価クロメートも生成中に6価クロムを使用しているという報告を聞きました。 >現状は3価クロメートを使用しています。 3価クロメートではなく、Ni-Cr-3(クロム3号メッキ)の間違いでした。 このメッキの場合に使用するクロムは6価クロムを含むのでしょうか? あべこべになってしまい申し訳ありません。 勉強不足でした。

  • 装飾用クロムめっきのRoHS対応について

    弊社では、黄銅素材に銅めっきを施し、その後ニッケルめっきを行い、次にクロムめっきを行った製品を製作しています。 この製品がRoHSを満足しているかの質問を受けています。 素材の黄銅は鉛を抑えた材料を使用しており、問題ありません。 不明なのはクロムめっき(装飾用)で、本サイトを確認したところ、装飾用クロムめっきに含まれるクロムは金属クロムであり、クロメート皮膜に含まれる6価クロムとは別のもので毒性はないとの回答がありました。 しかしながら、ネットでクロムめっきメーカーの会社案内を見ると「装飾用3価クロムめっき」といわれるものが開発されています。 結論として、装飾用クロムめっきはRoHS対応品と回答してよろしいのでしょうか?

  • 燃焼とは、酸素との反応だけでしょうか?

    燃焼というものがどういうものかよく分かりません。 (化学自体もそれほど詳しくはありません。) 燃焼というと、酸素との化学変化というイメージがあります。 酸素と結合すれば燃焼になるのでしょうか? また、酸素以外と化学変化を起こして 炎が出ることがあるのでしょうか? 分かりやすいHPのURLをご存知の方も教えてください。

  • スチールナットにおけるRoHS対応について

    今月から施工されたRoHS指令に対応するためのスチールナットについての化学物質含有量を調査しています。 どのメーカーのスチールナットもRoHS指令の閾値以上の鉛を含んでおり、RoHS対応とうたわれているスチールナットも同様です。 メーカーに問い合わせたところめっき部分において六価クロムから三価クロムに変更したことでRoHS対応としているようです。 しかし実際には閾値以上の鉛を含有しており、本当にRoHS対応と言えるのか分かりません。 このようなナットをRoHS対応と言うことができるのでしょうか? また、鉛を含まないスチールナットというものは存在するのでしょうか? 宜しくお願い致します。