SUS304 2B表面の傷の修復方法とは?

このQ&Aのポイント
  • SUS304 2Bでシンクを造っている際に付けてしまった傷の修復方法を知りたいです。
  • 鏡面であれば肉盛りして削って磨くことで修復できますが、2Bの場合は別の方法が必要です。
  • 炎で焼いて冷やすことで2Bのような表面光沢になる可能性があります。
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sus304 2B の表面の傷の修復方法

こういう質問、ここに相応しいのかどうか分からないのですが、兎に角困っていますので質問させていただきます。sus304 2B でシンクを造っているのですが、ウッカリしてディスクグラインダーで15ミリくらいの長さの傷を付けてしまいました。傷の深さはさっと擦った程度ですからそれほど深くはないと思います。鏡面であれば肉盛りして削って磨けば修復できるのですが、2Bなのでそれが出来ません。鏡面仕上げするとして、何かの薬剤を使って、ごまかしでもいいですから、あの2Bの感じに似せる方法はないでしょうか? 一作目が寸法で失敗していますので、今度こそ成功させたいのです。2Bは圧延してなましてあるそうですが、炎で焼いて冷やせば2Bのような表面光沢になるということでしょうか? 変な質問で恐縮しますが、何か解決方法があれば藁にもすがりたい心境です。何卒宜しくお願い致します。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.2

こんばんは。 2Bは厄介ですね。表面の手触りはつるっとしているのに、ダル仕上げと 言うか、白っぽく光沢のないアレですよね? 傷の深さがハッキリしませんが、まず傷そのものを除去しなければなりません。どのように研磨しても艶が出てしまうので、磨きっぱなしでは違和感が 残ります。 1.グラインダーに「スキルネット(商品名)」を取り付けてなでるように 傷を取り除く。処理する範囲、深さは必要最小限にとどめる。この際、深く ついてしまった1本、2本の傷は妥協した方が良いと思います。2Bと言えども ”研磨による凹み”は傷よりも目立ちます。 2.#400あたりのスコッチブライトで表面を整える。 3.SUS用の焼け取りの薬品(硝酸・弗酸混合物)を塗布する。 4.白っぽく表面が荒れてごまかし完了。 と、簡単に書きましたが、特に3,4の加減が難しいですし、上手く行った からと言って見分けがつかなくなるものでもありません。 端材で確認してから自己責任でやってくださいね。 ちょっとしたコツなど。 2の工程は他の部分と手触りが同じになるまで、必要に応じて#600、 #1000でも使用してください。 3の工程は、塗ったところと塗らないところの境界がはっきり出ますので、 周りへ行くほど水で薄めてグラデーションを付けるようにすると目立たない かと。端材での試験は絶対にやってくださいネ。 4は塗布した後の水洗いまでの時間が大事です。何度も塗布しては水洗いを 繰り返しながら荒れ具合を確認するのが良いと思います。 あ、肉盛は鏡面でも薄物の場合はダメです。ベコベコになってしまいます。 火で炙るのもNGです。熱変形で目も当てられないことになりますよ。 一般的には2B→鏡面で、私もそちらは知識がありますが、傷→鏡面→2Bは 難しいですね。もっと良い方法があるかもしれません。良いレスが付くと いいですね。 <<深くついてしまった1本、2本の傷は妥協した方が良いと思います>>というのは、どういう意味でしょうか? 余りに深ければ、何もせずに放置しろという意味なんでしょうか? ディスクグラインダーでつけた傷と言うことで、15mmの範囲内に平行な 数十本の筋がついていると解釈して回答したものです。本意は、浅い筋は研磨 して消しますが、板が目に見えて凹むまで研磨しないと消えないほどの深い 筋が1,2本残った場合、凹みの方が傷より目立つので妥協点を見つける。 と言った意味合いです。 肉盛りについては、肉盛りした部分とその周囲の境界が必ず凹むはずです。これを消そうと研磨しますと、仰るとおり処理範囲が広がるのと、周囲より 凹んでしまう、また熱入力による歪みの発生もあり、あまりお勧めできない のです。 >傷が付いた場所は、コの字型の底にあたる部分で、巾が40ミリしかないので、ベコベコにはならないと思いますが、貴殿の経験からはどうですか?長さは2200ミリほどあります。板厚は1.5ミリです。 傷、歪み、平面度などの要求されるレベルが判らないので私自身がやっていた トラックボディーの装飾関係の基準で言いますと、溶接で肉盛しなければ ならない程の傷がついた時点で、その部品はアウトでした。 その理由としては、「溶接(肉盛)による平面の歪みはどんなに研磨しても 元の平面度にはならず、見た目を重視する商品になり得ない」と言うものでした。 仰るところのワーク形状であれば、大きな平面と違い、目立ちにくいかと 思いますが、溶接することによる歪は確実に出ます。 それが客先からの規定要求事項の範囲内に収まるかどうかが、そのワークの 採否を決める要因だと思います。 傷が1本であれば、銀ロウで埋める手もありますよ。溶接のように境界部の 凹みが生じず、熱歪みもほとんどないので、目立たなくできるかと思います。

noname#230358
質問者

補足

早速のアドバイスありがとうございます。傷は1本で、深さは、夜、裸電球の下でぱっと見ただけで、まだよく確認していないのです。<<深くついてしまった1本、2本の傷は妥協した方が良いと思います>>というのは、どういう意味でしょうか? 余りに深ければ、何もせずに放置しろという意味なんでしょうか?  火で炙るのは、やっぱりダメなんですね。 肉盛りですが・・・傷が深ければ、傷の溝にステンレスの溶接棒を溶かし込んで(25Aくらいの低い電流で)、出来たように思うのですが、肉盛りした周辺部が多少へこみますが、へこんだ部分に合わせて周囲を削り取って、平にして・・・というのは出来るのではないでしょうか? 処理部分が拡大してしまうという理由で、これはおすすめではないのでしょうか? 傷が付いた場所は、コの字型の底にあたる部分で、巾が40ミリしかないので、ベコベコにはならないと思いますが、貴殿の経験からはどうですか?長さは2200ミリほどあります。板厚は1.5ミリです。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

青棒を油で溶いてウエスで磨いてみたらどうですか? 必ず布ウエスで。 2Bがわからないくせにごめんなさい。

noname#230358
質問者

補足

油というのは、どんな種類の油がいいのでしょうか? 例えば、灯油でもいいのでしょうか? 2Bというのは、にぶい白っぽい光沢のある、あのステンレス鋼鈑ですが、油で磨くとそういう2Bに似た光沢がでますか? う~ん、困りました・・・

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