電磁ステンレス鋼の変色とは?原因と対策について
- 電磁ステンレス鋼材を使用して冷間圧造製品を加工している際に、黒色(ねずみ色)変色が発生することがあります。
- 変色は材料切断面により成型された部分で発生しており、同ロットから固まって発生しています。
- 変色の原因は磁気焼鈍後のバレル研磨にあり、対策としては磁気焼鈍のプロセスを再評価することが必要です。
- 締切済み
電磁ステンレス鋼の変色
電磁ステンレス鋼材を使用して冷間圧造製品を加工していますが、少量突発的に製品が黒色(ねずみ色)変色する事があります。 発生状況としては、 ?材料切断面により成型された部分(両切断面共)が変色している。 ?変色は同ロットより固まって発生している。 ?本製品は磁気焼鈍を行っている。 ?本製品は冷間圧造後 及び 磁気焼鈍後にバレル研磨を行っている。 以上、本事象原因をご存知の方がいらっしゃいましたら、アドバイスをお願いします。
- 金属
- 回答数1
- ありがとう数0
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
磁性焼鈍に用いている炉の気密性はどうなっているのでしょうか、おそらく真空炉を用いて水素注入していると思いますが、炉内純度が気になります。また、前洗浄は充分でしょうか。有機物が付着した状態で炉内投入すると、稀に浸炭層が出来る場合があります。金属組織と、硬さを見てみる事をお勧めします。炉を他の熱処理と共用している場合は、ガス残留に充分配慮を要します。
関連するQ&A
- SUS430の変色について。
SUS430を真空焼鈍炉を用いて磁気焼鈍を行なったところ、処理後の製品は黒のような青に変色してしまいました。下記に条件・状況を記します。 ・ 熱サイクルは850℃1h保持後、5hかけて冷却。 ・ 真空ポンプはメカニカルブースターで、D.Pは無し。 ・ 高温でN2パーシャルを行なっている。 ・ SK4材は同じ炉で処理しても変色無し。 自分なりに考察をしたところ、下記の3つの可能性があると思います。 1)炉内の酸素残存による酸化。 2)フェライト系ステンレスの粒界腐食。 3)窒化クロム発生による耐食性低下。 上記3つの可能性を上げましたが、2)、3)の原理がいまいち分かりません。なぜ、炭素量の少ないSUS430(0.015%)でも粒界腐食が起こるのでしょうか?また、N2パーシャルでも窒化クロムは発生するのでしょうか。 そしてなぜ、変色が発生してしまったのはなぜでしょうか。 新米ですので、状況説明に不十分な点があるとは思いますが、どなたか 御教授願います。
- 締切済み
- 金属
- 受け当たり面の変色
お世話になります。 ADC12で自動車エンジン部品の加工をしています。 加工する面が多面あるので、ある面を加工するときは先に加工したフライス面を受けて他の面を加工します。 問題は加工後、加工面と治具の受けが当たった個所が黒く変色します。 加工後変色した個所をアルコールで拭くと多少は落ちるのですが、完全には落ち切りません。 何が原因で黒く変色するのでしょうか? ちなみに製品は4気筒のクランクケースで、この治具は3点で受けています。 1点の受け座の大きさは10mm*10mmで、3か所合わせて8kNで押さえています。 切削液は水溶性エマルジョンです。 黒く変色する以外にも、製品にダコン(圧痕)が付きます。 当初は切り粉が受け座の上に乗っていてその状態で製品をセットし、ダコンが付いたと思っていましたが、どうも製品が剥がれて受け座にこびりついているような感じです。 砥石で磨くとその後1~2個は問題ないのですが、それ以降はダコンが付き出します。そのままの状態で加工するとどんどん大きくなっていきます。 今まで何十種類とアルミ製品の加工を行ってきましたが、今回のような現象は初めてで困っています。 客先から今回の変色と圧痕が発生する理由を説明してほしいと依頼されています。 どうすれば分かりやすく説明できますか? 電解腐食についてのページ等読みましたがいまいち良くわかりません。
- 締切済み
- マシニングセンター
- ダイカスト製品の変色について!
ダイカスト金型を窒化処理した結果、鋳造時、製品に茶色の変色が発生しました。 その原因と対策方法を教えてください。 専門的なこととなりますが詳しい方宜しくお願いします。
- 締切済み
- 化学
- アルミ冷間圧延ロールの清掃
A6061材の冷間圧延を検討中です。 アルミ材冷間圧延の場合、ロールへのアルミの付着を抑制する方法を教えてください。 通常、圧延油を使用すると思いますが、圧延油を使用後、焼鈍工程を追加したいのですが、変色等の不具合は発生するのでしょうか? やはり洗浄工程が必要になりますか? また、圧延油を使用しない方法がありましたらご教授下さい。 付着は仕方ないとしても、スクレーパ等で落とすことは可能でしょうか? スクレーパで可能である場合、先端部の材質/形状なども教えていただけると 助かります。 よろしくお願いします。
- 締切済み
- 金属
- マグネットステッカーによる塗装の変色
初心者マークを一ヵ月ほど貼りっぱなしにした跡が、ブルーの塗装ですが白くもやがかかった ように変色していました。 マグネットシートは日常的に、冷蔵庫やホワイトボード等の金属面に多用していますので、 車にも気軽に貼ったのですが、まさか変色するとは思ってもみませんでした。 改めて、製品の包装を見ますと、長期間の貼りつけは塗装面に悪影響があると注意書きが ありましたがあとの祭りです。 そこで、Webで検索してみたところ、そういう現象の発生が、たくさん見受けられるのですが、 その変色に至るメカニズムについての記述が見当たりません。 冷蔵庫(カラー塗装)等、室内の金属面には長年貼っても変化が起きないのに、車だけに 発生することから、ゴムの各種添加剤が紫外線によって溶出し、塗装面に影響するのかと 素人判断するのですが、このあたりを自動車の塗装、ゴム関係の技術者の方のご見解を お聞かせください。 また、もしこの変色を改善する方法がございましたら、あわせてお教えください。 どうかよろしくお願いいたします。
- 締切済み
- その他(車・バイク・自転車)
- 焼入れ前のSCM430とSPCCの比較検証
焼入れ前の材料規格JIS G 4053(SCM430)or(4130)と冷間圧延鋼(SPCC)の比較をどのような物性値・分析値・元素組成値で判別したらよいでしょうか? 表面は、バレル研磨処理を施してあり、外観上からは判別できません。 本来ならばクロムモリブデン鋼の4130を使用するはずが、焼入れ後も硬度 HRC40以上が出ず、HRB48しか硬度が出ません。材料選定をSPCCと間違ったのではないかと疑いを持たれています。加工は、レーザー切断後バレル研磨処理を行ったため、外観上は焼入れ材特有の黒皮が除去され、表面肌は冷間圧延鋼(SPCC)と近似しています。ちなみに板厚は、2.3tです。
- 締切済み
- 金属
- 亜鉛メッキされた鋼材に焼付塗装した際の変色
当方素人です。よろしくお願いします。 パソコンケースのような物に対して亜鉛メッキされた鋼材に焼付け塗装がされています。外側の塗装面に問題は無いのですが、内側の非塗装面に黄色の変色が出てしまいます。 正確に言うと変色が出るのは、塗装に問題があった為に 再塗装された製品のみです。1度目の焼付け塗装では問題が有りません。 塗装の際の温度は220度程度と聞いています。 上記は取引先の工場からの報告で、目下、改善が不可であるとの回答なのですが、相手の工場工程に問題がある気がしてなりません。 上記の内容だけで工場の技術的な問題点を指摘できますでしょうか?
- 締切済み
- メッキ