熱を持ったローラーの製作
- 組立工程においてローラーに熱を加える必要があり、直接の加熱方法に悩んでいます。
- 市販のラミネーターのローラー構造を参考にしたいと考えています。
- 現在はローラー外周に熱伝導材を貼り付けて加熱していますが、本体を加熱する方法は難しいため採用していません。
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熱を持ったローラーの製作
たびたびの質問ですいません。 知恵を貸してください。 ある組立工程で、 100℃くらいの温度でゴム材質にてローラーかけ(φ30mm程度のローラーです。)を行う工程があるのですが、このような工程を構成するにあたり、ゴム面を加熱させたいのですが、回転部であり、直接の加熱は難しいと考えています。軸にヒーターを組み込んでも、熱がうまくゴムに伝わるかわからないので、悩んでいます。 一般の市販品で、”ラミネーター”というものがありますが、あの製品のローラー構造がいいと思っています。アドバイスお願いします。 現在ローラー外周に熱伝対を貼り付けて ローラーをあたためて使用しています。 ローラー本体をあたためるのは難しいので 採用しませんでした。 いろいろな情報をありがとうございました。
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御指名をいただきましたbigheartです。(^^; 温度からして、どのような伝動機構でも問題にはならないと思いますよ。 自動車のエンジンを想像してみてください。 温度は真夏の炎天下では軽く100℃以上にはなりますがタイミングベルトやチェーンなどで問題なく動かしています。 平ベルトでも計算さえ間違わなければ、それ程滑るようなことはありません。(lumiheart先生 m(__)m) バックラッシュが気になるのでしたらバネ機構のテンションなどを付ければ問題はありません。 http://www.bando.co.jp/ http://www.imao.co.jp/cad/sme/13tension/10003926.html 問題になるのは軸を支えるベアリングのグリスが温度により流れ出てしまう点です。 高温用のベアリング(SUS+耐熱グリス)又はメタル軸受け耐熱樹脂軸受けなどを使用する必要があります。 注意点として温度コントロール行い温度が一定になる前にオーバーシュートと言って設定値よりも温度が一時的に高くなる場合がありますので耐熱温度は高めに設定してください。 その辺りのことはlumiheart先生が詳しいと思いますよ。 ご参考までに、
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その後どうなったのでしょうか? 問題が解決したなら締め切りませんか? それと結果を教えていただけると助かります。
URL参照製品を使えばモーターの駆動を切り離す必要はなくなりますよ。 他にはワンウェイクラッチ(針状コロ軸受け)などでも可能です。 簡単に言えば自転車の後輪に内蔵されているラチェット機構のような物で一方向のみ伝動されます。(逆方向は空回り) 駆動側でも従動側でも良いのでプーリーに組み込みます。 製品の流れる速度よりも遅くローラーを回転させて待機させます。 製品に接触した時には駆動に関係なく製品速度に合わせることができます。 ご参考までに、
こんばんは 私は制御屋ですのであまり詳しい事は分りませんが ベルトはやめたほうがよろしいかと スリップの問題がつきまとうし タイミングベルトにしてもベルト伸びの問題があります やはりギヤの方がよろしいのでは? ギヤでもバックラッシュの問題がありますが... このあたりはbigheart先生が詳しいと思います
お礼
早速のご回答ありがとうござました。
おはようございます 以下のヒータメーカはご存知でしょうか? http://www.shinnetsu.co.jp/menu.htm http://www.nichinetu.co.jp/ http://www.hakko.co.jp/ http://member.nifty.ne.jp/netu/index.html http://www.nippon-heater.co.jp/index.html http://www.dennetsu.or.jp/
お礼
たくさんの情報ありがとうございます。
補足
たびたびの質問ですいません。 これまでの貴重なアドバイスによりなんとかローラーをあたためる構造は完成しました。 ローラー自体を回転させるには、耐熱系のベルトを使用してモーターと軸をつなぐのがいいのでしょうか?
こんにちは ラミネータの構造は私の知る限り3種類あります 1 bigheart先生のおっしゃるスリップリングを使う方法 軸端から電源を取りスリップリング経由でローラ表面に埋め込んだヒータを発熱させる 2 軸内部にヒータを埋め込み軸は回転させずに軸から輻射熱でローラ表面を熱する ローラは固定軸の周りを回転する 3 2と同様な構造でローラー内部に液体を入れる 2の構造だとヒータとローラの間に空気が存在して 熱伝導率が悪い したがって伝導率を良くする為に熱媒体(たぶん油)を入れる 尚,私自身は電気制御屋です上記のローラの温度制御をやった事はありますが メカの詳細は分りません また,このメカを作った会社は既に倒産してありません
補足
下記のメーカーさんでヒートローラーの解説を行っておりました。 ローラーの周辺にヒーターを設置する場合のヒーターメーカーを教えていただけないでしょうか? http://www.jol-net.co.jp/machine/pac_m_ka.html#pheatB
ラミネーターの構造は知りませんが軸の内部から加熱させる方法を教えます。 問題になるのはヒーターや熱伝対の電源をどのようにして伝えるかです。 通常ヒーターなどの場合には『スリップリング』と言う機構を使います。 簡単にいうと電動モーターのブラシのようなものです。 探せば市販品もすぐに見つかるはずです。 熱伝対などはノイズや電気抵抗などで温度が変化してしまうため通常のスリップリングは使えません。 水銀を利用したノイズの無い精度の良い物を使用します。 こちらも見つけることは出来る筈です。 どちらにしても資料がないので頑張って探してください。 尚、100℃程度の温度でしたらニトリルゴムでも問題はないと思いますよ。 ご参考までに、
お礼
あるがとうございました。 調査してみます。
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