• ベストアンサー

押川春波の海底軍艦の小説の質問で、になっては

「『あの、あの、今夜(こんや)十一時(じ)半(はん)に御出帆(ごしゆつぱん)になつては――。』」 ご出帆になってはとは何の意味ですか。 ( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください

  • 小説
  • 回答数3
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.3

>『あの、あの、今夜十一時半に御出帆になつては――。』 とは、 『あの、あの、今夜十一時半に出港する船に乗ってしまったのでは――。』 という意味です。  亞尼は、 >今夜の弦月丸とかで御出發になつては、奧樣も、日出雄樣も、决して御無事では濟すみませんよ。 >それを御延になる事は出來ますまいか と、 「今夜の(十一時半にネープルス港を出港)する弦月丸とか(という名前の船)に乗って出発したのでは、(柳川さまは無論の事、)奧樣も、日出雄樣も、决して無事に日本に到着する事はできませんよ」 だから 「出発する日取りを(もっと後の日に)延ばす事は出来ないでしょうか」 という事を伝えようとしている訳です。  只、その様に忠告する根拠が >『ウルピノ山の聖人の仰つた樣に、昔から色々の口碑のある中で、船旅程時日を選ばねばならぬものはありません、凶日に旅立つた人は屹度災難に出逢ひますよ。これは本當です、現に私の一人の悴も、七八年以前の事、私が切に止めるのも聽かで、十月の祟の日に家出をしたばかりに、終に世に恐ろしい海蛇に捕られてしまいました。私にはよく分つて居ますよ。奧樣とて日出雄樣とて今夜御出帆になつたら决して御無事では濟みません、はい、其理由は、今日は五月の十六日で魔の日でせう、爾して、今夜の十一時半といふは、何んと恐ろしいでは御座いませんか、魔の刻限ですもの。』 という迷信じみた話によるものなので、正直に話しても信じてもらえるかどうか自信が無く、 「あの、あの、今夜十一時半に出港する船(弦月丸)に乗ってしまったのでは・・・」 とまで言いかけたところで、どの様な言い方をすれば信じてもらえるか判らなくなり、言葉を続ける事が出来ずに言葉を濁して(はっきりと言わずにいる)訳です。 【参考URL】  青空文庫 > 作家別: あ行 > 47.押川 春浪 > 2.海島冒険奇譚 海底軍艦 > いますぐXHTML版で読む   http://www.aozora.gr.jp/cards/000077/files/1323_36134.html

sgypn
質問者

お礼

科学好きさん、☆⌒(*^-゜)vありがとうございます!

その他の回答 (2)

noname#214235
noname#214235
回答No.2

押川春波の海底軍艦の小説を まずは「読破」しましょう・・ 判らなくても 一回全部読んでから・・ あなたは読みながら質問ばっかりしてる・・ これでは 小説の面白さも理解出来ませんよ・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( とりあえず 閉め切って無い質問が 此処しか無かったので ・・ )

sgypn
質問者

補足

私は全部読みましたよ。でも分からないところが何箇所あります。はっきり分かりたいです。

  • bran111
  • ベストアンサー率49% (512/1037)
回答No.1

「今夜11時半出発の船に乗られたらいかがですか。」という意味です。

sgypn
質問者

補足

小説の中で、老婦はそのことを辞めようとしますが

関連するQ&A

  • 押川春波の海底軍艦の小説の質問で、なんの因果

    「賓人(まれびと)よ、笑(わら)ひ事(ごと)ではありませぬ、魔(ま)の日(ひ)魔(ま)の刻(こく)といふのは、一年中(いちねんちゆう)でも一番(いちばん)に不吉(ふきつ)な時(とき)なのです、他(ほか)の日(ひ)の澤山(たくさん)あるのに、此(この)日(ひ)、此(この)刻限(こくげん)に御出帆(ごしゆつぱん)になるといふのは何(な)んの因果(いんぐわ)でせう、」 なんの因果とは何の意味ですか。 ( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください。

  • 押川春波の海底軍艦の小説の質問で、面会なる

    「久(ひさし)ぶりの面會(めんくわい)なるを今日(けふ)は足(た)る程(ほど)語(かた)つて今夜(こんや)の御出發(ごしゆつぱつ)も是非(ぜひ)に私(わたくし)の家(いへ)より。』と夫人(ふじん)とも/″\切(せつ)に勸(すゝ)めるので、」 ひさしぶりの面会なるとは何の意味ですか。 ( ^ω^)_凵 どうぞご回答お願いいたします。

  • 押川春波の海底軍艦の小説の質問で、ではすまない

    「今夜(こんや)の弦月丸(げんげつまる)とかで御出發(ごしゆつぱつ)になつては、奧樣(おくさま)も、日出雄樣(ひでをさま)も、决(けつ)して御無事(ごぶじ)では濟(す)みませんよ。」 ご無事ではすみませんよとはどういう意味でしょうか。 どうぞご回答お願いします。

  • 押川春波の海底軍艦の小説の質問で、何になります

    「ま、ま、お待(ま)ちなさい、お待(ま)ちなさい、今(いま)から旅亭(やどや)へ皈(かへ)つたとて何(なに)になります。」 帰ったとて何になりますとは何の意味ですか。 ( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください。

  • 押川春波の海底軍艦の小説ですが、とばかり

    大佐は苦笑しながら『誰が、こんな離れ島に永住を望むものか。』とばかり、私に向ひ とばかりとはどういう意味ですか。( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください。

  • 押川春波の海底軍艦の小説ですが、渡るとも

    「星影あわき波上には、一二艘淋し氣に泛んで居る小端艇の他には、この大海原を渡るとも見ゆべき一艘の船もなかつた。」 この大海原を渡るともとはどういう意味ですか。( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください。

  • 押川春波の海底軍艦の小説ですが、考えておられぬ

    押川春波の海底軍艦の小説ですが、 「人ひとか、魔性ましやうか、其樣そんな事ことは考かんがへて居をられぬ、」とはどういう意味ですか。( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください。

  • 押川春波の海底軍艦の小説ですが、容易に

    押川春波の海底軍艦の小説ですが、 「猛惡まうあくなる猴さるの本性ほんしやうとして、容易ようゐに手てを出ださない」 容易に手を出さないとはどういう意味ですか、( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください。

  • 押川春波の海底軍艦の小説ですが、今更

    押川春波の海底軍艦の小説ですが、 「いつせい高たかく唸うなつた時ときは、覺悟かくごの前まへとはいひ乍ながら、私わたくしは頭あたまから冷水ひやみづを浴あびた樣やうに戰慄せんりつした、けれど今更いまさらどうなるものか。」けれど今更いまさらどうなるものかとはどういう意味ですか、( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください。

  • 押川春波の海底軍艦の小説ですが、君よ

    「其樣な事が如何して出來ませう。然されば百計盡きた塲合には、たとへ海底戰鬪艇と共に永久にこの孤島にくちはつるとも、無謀に本島を出發する事は出來ません。君よそうでせう。」 君よそうでしょうとはどういう意味ですか。( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください。