韓国をどうしても無視できない日本にとって致命的理由

質問

先日の慰安婦合意の報道に驚きました。もし認めたら安部内閣は吹っ飛ぶと思ってましたので。

評論家たちがテレビで「韓国には関わらないのが一番。国交断絶しても日本には困るものは無い!」と頻繁に仰ってましたが,
昨日,上念司氏がラジオで「日本が完全無視で万一国交断絶して韓国が中国陣営に取り込まれたら安全保障の面で極めて重大な局面になる」と言ってました。

確かに安全保障問題は最悪の事も想定しないといけないのですね。
安部総理は断腸の思いだったのでしょうか?

でもそれならどうして総理はこの理由を国民に説明しないのでしょうか?

回答No.7

noname#215377

心配は不要です。
韓国が自ら進んで中国に取り込まれることはありません。
中国が武力で制圧するにしても独立国家である北朝鮮をパスして韓国に乗り込むこともないでしょう。
あるとするなら北朝鮮による南進統一ですが可能性は低いです。
安倍政府が慰安婦問題で謝罪した理由は日本と韓国は将来戦争になるからですよ。
背景にあるのは中国の人口問題です。
将来朝鮮半島はまた中国大陸への通り道になります。
その際に韓国にしろ北朝鮮にしろどうぞお通り下さいと言って自衛隊や米軍の通行を認めるはずはありません。
ですのでまた強制的に通られる形になります。
「安全保障の面で極めて重大な局面になる」ことはないですが世界経済はグローバル化していますので韓国と断交すれば日本は経済的にダメージを負います。
日本企業は製品を輸出して儲けるという段階をすでに脱して特許や知的財産によって収入を得るという構造になりつつあります。
韓国製品にも日本の特許が多く使われているはずです。
日本にとっての安全保障とはそのようなものと考えて問題ないと思います。
とはいえ現在の秩序が維持される前提としてアメリカの軍事力が貢献していることは言うまでもないでしょう。
日本は大陸から手を引くことは出来ませんし、アメリカも日本を手放すことは出来ません、その理由は経済的なものですと説明しましたが、経済がグローバル化することが絶対に必要かというとそうではありません。
ぶっちゃけ中国を経済制裁するなりして貧しい農村国家に仕立て上げることだって出来るのですが、そうは出来ない事情があるです。
中国の人口爆発問題です。
中国の現状を見て下さい。経済は改革開放により資本主義に近い形になり、その結果工業化が進み、都市部においては先進国で現れる核家族化や未婚率の上昇といった現象が現れます。
この都市化工業化していく流れは農村部まで徐々に広がっていくでしょう、そしてやはり急激な人口増加という問題が起こりにくくなる素地が出来ていきつつあるのです。
一方の政治においては一党独裁により一人っ子政策のような人権を無視した政策を取ることが可能です。
つまり中国の抱えている問題で全世界への影響度の大きい人口爆発という問題を抑える為に非常に都合のいい政治経済の形態になっているのです。
ですが人間の尊厳を考える時に人が人の出生数について口出しをするようなことは望ましくないと考える何らかの意思が働くため、中国は未来永劫このままでいいというわけでもないのです。
米軍の軍事力と、東アジアの国家として古代より中国と関わってきた日本、この両者が組み合わさって将来に中国大陸で何らかの大きな動きがあることでしょう。
中国の人口問題が都合のいい形になっている理由について、また朝鮮半島が将来再び通り道になることについて、安倍さんはもとより政策官僚すらまともに理解していないかもしれません。
また米軍が巨大な軍事力を持っていて行使し続けられる理由についても本質的に理解している人はアメリカにもいないでしょう。
人類の歴史には人類を超越した意思が働いているのです。
心配はいりません、日本国は必ずうまくやっていきます。
安倍総理が「負けるが勝ち」という理由を国民に説明しないのかという疑問については、単純に説明する必要がないためです。
表向きは「道理的に」というのが理由としては十分なものですが、それなら初めから靖国参拝をして日本を非難する口実を与えなければよかっただけの話です。
このような感じで安倍総理は断腸の思いでもなんでもなく、すでに決まっているスケジュールを淡々とこなしているだけです。