• ベストアンサー

モーグルと基礎スキーのちがい

 基礎スキーを長年続けています、自信もそれなりにあるのですがこぶ斜面になると、とたんに初心者に戻ってしまいます。モーグルを練習すれば基礎スキーも上達するのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • zhongjiao
  • ベストアンサー率53% (7/13)
回答No.4

ご存知のように、今は、基礎スキー用の板と、モーグル用の板の性能が相当異なってますから、その2つの滑りで共通するところは少なくなってきていると言えます。 準指導員ですが、最近はモーグルの選手として活躍している友人をみていると、カービングの板を履いてもカービングが出来ません。板の使い方やターンの仕方が根本的に違うのです。 一言で言うと、切れる要素の少ない板でズレながら直線的に降りてくる中でターンをしてくるモーグルと、キレる要素の多い板でターンしながらズラシを多用して直線的に降りてくるのが基礎スキーのコブではないでしょうか。 具体的な基礎スキーのコブの滑り方としては、過去にレスされている方にお譲りしますが、私のポイントとしては、 (1)前のめりになると、太ももの屈伸が有効に使えません。また、バランスを崩した際も前方向に崩すことになり、リカバリーが出来ません。下半身のみ後傾「気味」のほうがバランスが取りやすいです。 (2)伸ばしと吸収が有効に出来るように、上体を起こし、太ももと上体の間の空間を広くとってやる。結果的に、あまり前のめりにはなりません。 (3)大きなコブの場合は、下半身は後傾「気味」にして板全体を使ってターンできるようにします。逆に、人工モーグルラインのような幅の狭いコブについては、ターンせずに直線的に落としていきますが、外足のヒール部分でコブを削るようにしてスピードを調整します。 (4)失敗が許されない場合は、深いコブを滑らない。本人の満足を得るためには深いコブをいかないとマズい気がしますが、下から他人が見ている限り、コブの浅深は意識できません。 (5)コブを超えれば、板の先を「先落とし」して、常に雪面コンタクトを意識すること。 (6)ターンするたびに、減速する事を考えてはいけません。水がコブの溝を流れ落ちていくような、連続感のある滑りを意識します。 (7)ストックは必ず使うこと。ここが今の究極のモーグルとは違います。突くと減速要素につながりがちですが、突く場所を次のコブの「裏側」と意識すると連続感が出ます。 基礎スキー界にカービングスキーが常識となって以来、カービングスキーの特性を容易に出せる、「at整地」「do大回り」のみの基礎スキーヤーが、異常発生しています。カービングスキーの特性を出しづらい「at不整地」「do小回り」を避けるようになったのです。ゲレンデ整備も良くなり、整地のシチュエーションも多くなりました。しかしながら、粟野利信氏も言ってましたが、「いくらカービングスキーが普及しても、コブというシチュエーションは無くならない。」のです。日本の狭くて混雑したゲレンデを安全に滑るためには、「at不正地」「do小回り」は必須です。練習すれば、だれでも可能になります。そういうシチュエーションを避けるか避けないか、それだけの問題です。 検定員としても、小回りが出来ない1級が多くなっているのが気になっていました。そういう意味では、昨年に改定されたバッジテストは正解だったと思います。 もちろん、コブは整地で小回りが出来ることが前提です。skyfreeさんは、長年やっておられるので、整地での小回りは出来ると思いますが、カービングスキー普及後にスキーを始めて、「上級者」になった人の多くは、整地での小回りを安定して出来る人が少ないのが現状です。

skyfree
質問者

お礼

技術・用具共に違いがあることがわかりました。モーグルをするのにも基礎スキーの基本を身につけた方が良いのでしょうね。しかし、今の基礎スキーはカービング一辺倒で斜面を選びすぎます。圧雪しないバーンをもっと残すべきだと思います。ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • zhongjiao
  • ベストアンサー率53% (7/13)
回答No.5

No.4の補足になりますが、今のカービング的滑りの中では、スタンスを広めに取り、大体肩幅ぐらいで滑っている人が多いのではないでしょうか。また昨年ぐらいから、内足を先行的に使い、加重も内足に外足と同量ぐらい配分する動きも出てきています。 また、カービングの場合、回旋(ピポット)動作がほとんど不要になってきています。 が、コブの場合は、スタンスは「密脚」、「外足主体操作」、加重は「外足主体」が原則です。また、意識的に「回旋」を入れて、コブにあわせてターンをつくってやる必要があります。 板がカービングスキーになって、「自動的」に滑ることが出来るようになった現在、シチュエーションに応じて、滑り方を「自在」に「主体的」に変えることの出来る技術が求められてきています。一辺倒の滑りではなく、いろいろな滑り方を意識的にすることで、幅広く対応できるスキー技術が見についてきます。

skyfree
質問者

お礼

不正地、深雪、悪雪等どこでも滑れるスキーヤーを目指しておりますので基礎スキーとのちがいに関する質問になりました。何かとご回答ありがとうございました。

  • runnext
  • ベストアンサー率38% (866/2245)
回答No.3

#2補足です 先に説明した通りモーグルは遊びが発祥です スキー自体遊びや生活道具からの発祥ですので「容(かたち)」と言う物は存在はしてませんでした これが競技となり理想的な滑り方やフォームが考え出され今に至りますよね 基礎やアルペン等に比べればモーグルと名付けられてからは20年程度の歴史でしょうね 競技としてはモーグル・エアリアル・バレーと3種競技の一部であった時代もあります このスタイルはフリースタイルと呼ばれ正に「フリー=自由な」と言う事になりましょう モーグルの始まりはやはり基礎等のスキーに飽きてと言う事が一番の理由でしょう ですから一見無茶な様に見えて万が一バランスを崩しても体勢を立て直せる実力が無いと無理ですね 今はモーグル事態有名な競技になりいきなり始める人もいますが一番多いのは子供の頃から始める事が多いそうです 今ではモーグルも基本が出来上がっていますのでスクールなども開校されています これは子供はバランス感覚が良く身体が柔らかいのも理由に上げられます 質問者のコブで上手く滑る事が出来ないというのはほとんどの場合バランスが取れないかスキーの取りまわしが悪いかのどちらかです きちんとした体勢をコブ斜面で出来ていないのでスキーが引っかかったりバランスを崩します 体勢さえ出来ていれば自然にスキーは回ります 今、シーズンではないので直ぐに試す事が出来ないでしょうけども一応感覚としてストックの付くタイミングとストックを刺す位置をイメージして下さい リズム良くストックが付けるように鼻歌交じりにリズム良くどうぞ ストックの付く位置は思っているより前です大げさに言えばスキーのトップの横でも良いくらいです ストックを前に付く事によって前傾姿勢が作れます バランス感覚を養うのにストックを持たず手をフリーにして滑るフリーライドと言う滑り方があります 手が自由になる事でバランスが取りやすくなります これも試して見て下さい あとテクニックとして転びそうになったら手は前に出して下さい これで体勢を立て直す事が出来ます 体勢を立て直す事が出来なくても上体が上がるので転倒時に後頭部を打つ事が少なくなります

skyfree
質問者

お礼

スキーの取りまわしとバランスのご指摘はあたっていると思いました。それらの原因はやはりスキーへ乗っているポジションが乱れるのではないかと思います。フラットバーンでは一応良い位置に乗っていてもこぶに入るととたんにポジションが崩れてしまうのではないでしょうか。今シーズンの課題といたします。ありがとうございました。

  • runnext
  • ベストアンサー率38% (866/2245)
回答No.2

モーグルは基礎スキーの延長上にあるととらえた方がよいですよ。 基礎があるからモーグルが出来きます。 モーグルは元々スキーヤーの根性比べでこぶ斜面を真っ直ぐ滑り降り「誰が速く滑れるか?」の遊びが発祥と言う説が一つに上げられています。 ですのでモーグルは自由に滑って良いのが基本で逆に築いて来た基礎を変える必要が出てくるかもしれません。 只、今まで基礎が簡単に無くなる訳ではないのでスキーのバリエーションとしてモーグルも楽しんで見るのも良いかと思います。 恐怖心はどうでしょう? 恐怖心があると後傾して後ろ荷重になりうまく滑る事が出来なくなります。 出来る限り前傾を保つ事がこぶ斜面克服のコツです。 前傾になると問題になるのがも一つの課題のスキーのトップの引っ掛かりです。 このトレーニングとして短いスキーで滑ると言う方法があります。 今流行りのファンスキーや体重さえ大丈夫であれば子供用のスキーも可です。 これでスキーの取りまわしが少し楽になるので滑り降りる達成と共にコツがつかめると思います。

skyfree
質問者

お礼

技術的には、基礎スキーが基本であると思います。精神的にはモーグルはもっと自由で制約が無いのではないでしょうか。書道に例えれば楷書体から行書、草書体へと移行するようなものでしょうか。ありがとうございました。

  • jesro
  • ベストアンサー率39% (27/69)
回答No.1

基礎スキーができてこぶが苦手という方の中で99%の人がこぶの滑り方を勘違いしています。 こぶの吸収を必死でやっていらっしゃるのではないでしょうか? こぶは谷に入るときが重要なのです。いち早く谷に板を降ろすのです。勘違いされてる人はほとんどが吸収に力を入れてます。わかりやすく言うとこぶの手前から頂点を大事にし膝を曲げることで吸収しようとしています。 それはスキーをある程度やっている人なら本能的にできてるはずなのです。ところがそのあとなにもしないのでついていけなくなるのです。おりるときつまり頂点から底にかけてが大事で、いち早く板を雪面に押しつけるのです膝を思い切り伸ばす(完全にはのびませんが)ことを心がけるようにしましょう。雪面をとらえ続けることを心がければ上達は早いです。モーグルの滑り方と基礎スキーでのこぶの滑り方とは全然違います。下手なものに手を出すより きちんと基礎スキーで修得した方があとが楽です。 昔(我々の世代で・・もう50ですが)佐藤正人という基礎スキーの達人がいました。 この人のビデオを何回も見てイメージして下さい。 彼のこぶの滑り方は天下一品です。その美しさにはほれぼれします。是非どこかで探してご覧下さい。

skyfree
質問者

お礼

谷で伸ばす件が参考になりました。やはり基礎スキーをみっちり習得することが重要なんですね。でも、基礎スキーの制約の多さには楽しみが半減します。書道・柔道・スキー道というような感じです。モーグルはもっと自由なのではないでしょうか。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 上越あたりでモーグルコースがあるスキー場を教えて

    今まで神立高原スキー場にモーグルコースがあり毎シーズン行っていましたが、今シーズンはスキー場自体営業しないようなので、上越あたりで、モーグルのコースがあるスキー場を探しています。 できれば、初心者でもできるモーグルのコースだといいです。(自分自身スキー歴は20年ですが、 モーグルはあんまり自信がないので) 埼玉在住なので、上越でなくてもいける範囲ならいきますので、情報お願いします。

  • スキー板

    約10年ぶりにスキー板を買い換えようと思っています。 (今はケスレー・・・・・) 用途によって、いろりろ変わるのは解っていますが。 メーカとすればどこがよいのでしょう? また、基礎スキーでは、モーグルのようにガンガンこぶを滑るのではないのですが、こぶが滑りやすいスキー板は? なんでもよいので情報を下さい。(ビィンディング含む)

  • サロモン スキー板

    現在、スキー板の買い換えを考えているのですが、 九州だからか、あまり周りに詳しい人もいないので迷っています。 現在のところ、サロモンのデモ9・バース10・1080を考えているのですが、実はあまりよくわかりません。 スキーの級などは、持っていません。 年間に10~20日ほどスキーにいきます。 こぶを滑るのが好きなのですが、モーグルの競技に でるとかそう言うものではありません。 ふつうにあるこぶならば、こけることなく滑ることができます。 でも、「モーグルコース」というところを何度か滑りましたが、何とか転けずに滑ってるという感じです。 私としては、メインはこぶを楽しくすべれて、でも他の所もある程度楽しく滑れる板があればよいな~と思っています。 男・65kg・171cm・脚力等にはある程度自信あります。 長々と勝手な質問ではありますが、どなたかご指導のほど宜しくお願いいたします。m(_ _)m

  • 湯沢地区の初心者モーグルコースについて

    今週末に湯沢地区にスキーをしに行く予定ですが、斜度が緩やかで、初心者でも練習がしやすいモーグルコースがあるスキー場を教えて下さい!! 教えて頂いた場所に行きたいと思います。。

  • モーグルのエアをうまくなりたい!

    モーグルのエアを見て非常に感激しました! いつかスキーで飛べるようになりたいと思っています。 しかしながら、あのエアのできるスキー種目というのはモーグルしかないのでしょうか? ファンスキーというのはジャンプしてそのフォームを評価される競技なのでしょうか?フリーライドという言葉も聞いたことがあります。 スキーはまだ恥ずかしながらボーゲンができる程度で、パラレルは八の字を板を平行に近づける事ができるかできないかというところです。 こんな私があのモーグルの上村愛子のようなかっこいいエアをができるようにないたいのです!!! まったく初心者が最終的にエアが飛べるようになるにはまずはスキー検定なんかでゲレンデで普通にすべるようになるのが先決ですよね・・? エアをできるようになるにはどのようなステップで最終的にできるようになるのでしょうか? スキーのことは飛ぶことのできる種目の知識もゼロでなきたくなるのですが(泣)、誰よりも早くスキーをうまくなってエア(?)を飛べるようになりたい気持ちは人には負けないと思っているのです。 どうか、スキー初心者からエア(?)をバンバン飛んでらっしゃる方にどのようにそうなったのかご教授願えたらと思います。 よろしくお願いいたします。

  • 年始で滑れるモーグルバーン

    こんにちは。 年始でモーグルの練習が出来るようなスキー場を探しています。 当方神奈川在住、場所は山梨・長野・湯沢・沼田周辺で、斜度が20度前後でコブがあるスキー場ってありますでしょうか? 最初ブランシュたかやまスキー場が良いかな、と思ったのですが、モーグルバーンはまだ出来ていないようで他のところを探しています。 よろしくお願いします。

  • 1人で行くスキー

    北海道へスキーに行きたいと考えています。 ただスケジュールの都合などで私1人しか行けそうにありません。 スキーを1人で滑るのはそんなに苦にならないのですが、スキー後の時間を過ごすのに寂しさを感じ、1人で行くことに躊躇しています。 そこで、少しジャンルが異なりますが、1人で行くスキーの楽しみ方や、お勧めのスキー場や宿(だいたいの宿泊費も)などをご存知の方、教えてください。 (札幌市内に泊まり、夜は“すすきの”で遊ぶという以外でお願いします。) 私は神戸在住です。 日程は行き帰り含めて長くて5日ぐらいです。 スキーの技術はモーグルを練習中といったところで、整地斜面なら普通に滑れます。

  • スキー☆こぶのマテリアルについて・・・

    こぶのマテリアルについて教えてください! いままで大回りのカービングばかりやっていたのでそろそろ違う事もと 思いまして・・・こぶにチャレンジしてみようかと^^ そこで 板:フィッシャーSCENEO S400  160センチ(オールラウンド)118-68-100 R13(ちと古いですが・・) の板でこぶの練習をと思ってますがいけるでしょうか? ちなみにスキーレベルはフラットなら急斜面でもいつでもカービング♪ レベルです^^; 皆様宜しくお願いしますm(_ _)m

  • 名古屋近辺で、「こぶ」が多いスキー場

    来週の日曜日に、妹と二人でスキーに行こうと思います。 私の企画&運転でスキーに行くのは初めてなので、少々迷っています。 どちらも自称中級レベルです。 現在はモーグルもどきにハマっていて、こぶの練習をしたいのです。 名古屋から日帰りで行ける範囲で、こぶコースやモーグルコースの豊富なスキー場があれば教えてください。 現在は「ダイナランド&高鷲スノーパーク」や「めいほう」など、無難なスキー場が候補です。 出来たら「白馬八方尾根」や「志賀高原」に行きたいのですが、遠いので日帰りには厳しいですかね……。 もう一つ、バスツアーと自家用車では、やはりバスツアーの方がお得でしょうか? アドバイスください。 あと、関係ないですが……。 スノボーの場合は、誘えば付いて来る友人が結構いるんです。 なのにスキーに誘えそうな知り合いってほとんどいなくて、さらに上級者コースでも付いて来れるの知り合い(?)が妹しかいないと言う現実。 スキーって肩身狭いッスね……!

  • 初心者は普通のスキーVS短いスキー

    今年、夫婦でスキーを始めようと思っています。私は学生時代(10年前)に普通のスキーを2・3回したことがありますが、ボーゲンがやっとでしたので、全くの初心者とお考え下さい。妻はスキーをやるのは今回初めてです。そこで質問です。 1.初めてやるのは普通のスキーか最近いろいろ種類のある短いスキーのどちらが 上達が早いでしょうか? 2.短いスキーの場合どのくらいの長さの(どの種類の)スキーを選べばよいでしょうか? 3.埼玉県の関越道沿線から日帰りできる「超緩斜面」のある初心者向けスキー場はどこでしょうか?