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英語が母国語の国って....

polnareffの回答

  • polnareff
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回答No.5

 英語を公用語としている国々については皆さんが既にお答えになっているので、英語を公用語としている主な国々の英語の特徴についてお答えします。 1)オーストラリア英語  オーストラリア大陸に独特な風物を表わす boomerang,kangaroo などの語彙の他に、camp「家畜を集めておく場所」、creek「川(米語でも)」、bush it「藪の中で野宿する」など、既存の語にオーストラリア的な新しい意味を与える例が多数見られます。発音の面では、hay―high,basin―bison が同音となるなど、ロンドンの下町言葉であるコックニー(Cockney)方言を思わせる特徴が認められますが、これは、初期移住者の社会階層の影響であると一般には説明されています。 2)ニュージーランド英語  植民の歴史が比較的浅いため、イギリス英語(特にスコットランド英語)と大きな差異はないと言われています。語彙中には、原住民の言語であるマオリ語が散見される例がいくつかあります(tapu=taboo, pa=Maori village, pakeha=white man, hangi=earth oven,etc.)。オーストラリア英語と共通する語もあります(sheila=girl, tucker=food)が、地理的な条件から、アメリカ英語の影響も、ある程度は受けているようです。 3)南アフリカ英語  この英語は、イギリスの植民地となる以前に、この地域の公用語であったアフリカーンス語(Afrikaans、オランダ語の一変種)の要素を、発音(pin[pen],cab[keb])、語彙(apartheid=separation, trek=migrate, veldt=field など)の面で残しています。 4)インド英語  英国の植民地であった頃に普及した英語は、インド独立後もヒンディー語などと並んで公用語としての地位を保っています。しかし、stationを[イステイション]と発音したり、vとwの区別が曖昧であったり、thankの[th]を[t]と発音するなど、特色のある英語となっています。当然のことながら、インド固有の文物、風俗を表わす語が、ヒンディー語あるいはウルドゥー語から取り入れられています(bungalow,curry,maharaja,pundit,khaki,etc.)。 5)アメリカ合衆国の英語  アメリカ英語には、東部地方における初期の植民事情を反映して、オランダ語にちなんだ地名が少なくありません。例えば、Brooklyn,Harlem,Yonkers など。普通名詞では、cookie,waffle,boss,Santa Clause などがあります。フランス語、スペイン語についても、同様の事情を指摘できます:Luisiana,Detroit,Vermont,New Orleans,Lake Superior など(以上、フランス語)、Florida,San Francisco,Los Angeles,Sierra Nevada; mustang,bronco, sombrero,canyon,plaza,tornado(以上、スペイン語)。  インディアンの言語に由来する地名は、例を出し尽くせないほどありますが、普通名詞としては hickory,opposum,sequoia,skunk などがあります。  一般に、アメリカ英語の特徴とされる点は、  a)イギリス英語に比べて方言上の差異が小さい。  b)標準イギリス英語では使われなくなった17,8世紀英語の特徴を一部留めている場合がある。近代英語初期に子音としての音価を失った語末の[r]を響かせること、fast,path などに見られる[アとエの中間のような音]を保有していること、強勢のない音節を明瞭に発音すること(dictionary の[na]の部分)など。  c)語彙の違いもまた、英米語の差の一つとなっています。よく知られた例としては(以下、英=米の順)、autumn=fall, lift=elevator, cinema=movie, petrol=gasoline(gas), bonnet=hood, lorry=truck, tube=subway など、新大陸ならではの単語の他、senator,congressman など、米国の政治制度に特有の語もあります。 6)カナダの英語  北米大陸の中のカナダの英語は、歴史的に英国の影響下にあり、基本的にはイギリス英語ですが、地理的条件から、語彙、発音の両面で、米語との接触が盛んです。また、地名などには米国と同様にインディアンの言語に由来するものも見られる他、イヌイット言語由来のものも見られるという特徴があります。   その他にも、フィリピンの英語やシンガポールの英語などにも、語彙や発音、更には文法の面などで、土着言語の影響を受けた独特の特徴が見られます。

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