• ベストアンサー

波動と粒子

brogieの回答

  • brogie
  • ベストアンサー率33% (131/392)
回答No.2

光(電磁波)は波動性と粒子性を持っているというよりも、 「光という実体」があり、その光がスリットや格子などを通るような実験をすると「波動」という側面を示し、 また、光を金属に当てるとそこから電子が飛び出してくる現象(光電効果)が起こり、これは光が「粒子」という側面を見せているだけです。 われわれ人間は光の一側面しか見ていないということです。光という実体はもっと複雑なものということではないでしょうか。 大学教養の物理のテキストにもつぎのような記述があります。 プランクの定数をh、振動数をν、光の速さをcとすると  エネルギー E = hν  運動量 p = hν/c この運動量pは光の粒子性の側面でしょうか? 電磁波が粒子性を現すのは、振動数νが大きな場合です。 電子が光に跳ね飛ばされるのは、X線やγ線など波長が短い電磁波ほど顕著です。 電波は波長が長く、振動数は小さいので粒子性が現れません。 彗星の尾が太陽に近づくと長くなりますが、これも太陽光によるもので、電波などでは起こらないでしょう? この短文も光の一側面ということでお読みくだされば幸いです。

noname#680
質問者

お礼

ありがとうございます。 考えかた・・・重要なテーマですね。 私も多方面からのアプローチを試してみたいと思います。

関連するQ&A

  • 電子や光子の波動性と粒子性について

    こんにちは、王次郎です ”光の物理”(小林浩一 著,東京大学出版会)p.35には、光の粒子性と波動性に関して以下の様に紹介されています。 『光の行動は、観測されるまでは空間に広がった波動、つまり電磁波の立場で考えなければならないし、観測されてはじめて、光は粒子、つまり光子としての顔を見せることになる。(中略)光が原子や電子あるいは一般には物質と出会い、エネルギーを交換するときには、光は粒子のように行動し、それ以外のときには波動のように振る舞うといってよいだろう。』 量子力学では、例えば電子の波動関数は、電場や磁場などの物理的な存在ではなく、状態(可能性)として空間に広がって存在しているとされていたと思います。光の波動性が、電磁場としての物理的な存在であるのに対して、電子などの粒子の波動性は波動関数で計算される状態の波であるとすると、電子や粒子の波動性と光の波動性は別物なのでしょうか? それから、光もシュレーディンガー方程式で波動関数が計算できるのでしょうか?

  • 量子力学についていくつか教えてください。

    量子力学について最近興味が沸き、勝手に勉強しているものです。 いくつか教えてください。 1 量子は波動性と粒子性の両方を併せ持ちます。粒子であることの定義は「位置と運動量を持つ」ということで正しいでしょうか? 2 質量があってもなくても量子は光速で進みますか? 3 光子は質量がないのに運動量を定義できるのはなぜですか? 4 コペンハーゲン解釈によると、光の波動性は「光子の存在確率の波」である で正しいでしょうか 5 「存在確率の波が光速で空間を伝播する」時、その媒体は何なのでしょうか?古典物理では電磁波の媒体は電磁場だとおもうのですが。

  • 波動性と粒子性

    量子力学で波動性(スリットの干渉とか)を示す実験と粒子性(光電効果とか)を示す実験で、もし一つの光について交互にそれらの実験をするとどうなるのでしょうか? たぶん、そんな実験は無理だと思いますが。 光は波動性・粒子性をそれらの実験毎に示すのでしょうか? それとも一つの実験をすると状態が確定するみたいなことにはならないのでしょうか? 勉強すればするほど不思議なのですが・・・。 とにかく受け入れろってことなのでしょうか・・・?

  • 光子の波動

    こんにちは 量子力学と相対性理論についての質問です。 量子は粒子と波動の両方の性質をあわせ持つということですが、 一方で相対性理論によると、光速で移動する物体を外部から見ると物体の時間が止まって見えるということもわかっています。 ここで素朴な疑問として、じゃあ時間が止まってるのなら光子の波動も止まってるんじゃないの?と思ってしまいました。 このあたり、物理学ではどのように説明されているのでしょうか。教えてください。

  • 磁石の磁力は波動か粒子か

    重力は重力波でもあり重力子でもあり、電磁力は電磁波でもあり光子でもあり、波動性と粒子性を兼ね備えているようです。棒磁石やU字磁石の磁力にも波動性と粒子性が現れますか。基本の質問で失礼しております。

  • 物質の波動性についての質問です。

    物質の波動性についての質問です。 量子力学で水素原子などの電子の分布状況を考えるとき、なぜ原子核にある陽子や中性子の波動性は考慮しないのですか?陽子や中性子がぼぁっと広がっていたら電子の確立分布(s軌道の形)が変わると思うのですが。もし電子しか確立的に広がっていないとしたら、物質波について、物質が波動性を持ち表面が揺らいでいるというとき電子だけが確立的に広がって存在しているから物質も揺らいでいると考えているのですか?そもそも物質が確立分布的に存在するのは物質の何(電子、陽子、中性子、すべて)のせいですか? ごめんなさい、なんか聞きたいことがあちこちいってて・・・ようするに聞きたいことは、陽子、中性子は存在が確立分布的なのでしょうか?

  • 波動関数について

    量子力学に関しての質問なのですが、「量子力学の波動関数はどのように解釈されるか」という質問が大学の講義で出たのですが、「波動関数は粒子の存在確率を表す確率波」という解答であっているでしょうか。よろしければ教えてくださいm(_ _)m

  • 電磁波と量子力学的な確率の波

    初めて質問させて頂きます。 只今量子力学を勉強中の学生です。 大抵の教科書で、初めの章に光の波動性と粒子性、電子の粒子性と波動性について述べられ、 粒子と波の性質を併せ持つ点でこれらは似ている、といった話がされています。 電子にとっての波動性というのが、波の振幅の自乗がその存在確率を表す、というところはなんとなく理解したのですが、 ではそもそも本の冒頭で語られている光の波動性とは何なのか? と疑問に感じました。 光は水面に起こる波に例えられるように、電磁場が空間の各点で振動することによって伝播する波である、と自分は理解しています。 長くなりましたが、お聞きしたい質問は、 この電磁場の波と、量子力学的な確率の波はどこで接点を持つのでしょうか? ということです。 勉強の途中ですので、もし上に示した私の理解に間違いがあればご指摘下さい。 知識不足で申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い致します。

  • 光の波動性&粒子性について。

    光の波動性&粒子性について。 光が「光子」という粒子性を持っているのではなく、空間が「それ以上分割出来ない基本単位」という性質を持っている、と考えた方が分かり易い様な気がするのですが・・・ 電車の電光掲示板をみていて、よくみれば小さなランプが面上に配列されていてランプの点滅しか出来ないのに、文字などがまるで途切れる事なくスムーズに流れていく様子が、光の粒子性と波動性みたいだな・・・と思いました。 この場合のランプが「空間の基本単位」であるとすれば、その方がイメージし易い気がします。 だから、光は基本的には波動性のみを持つものであり、この宇宙の性質として「基本空間で分割されてしまう」というシステムがある為に、粒子性を帯びているような実験結果が出てきてしまう、ではダメなんでしょうか?

  • 粒子と粒子の反発力

    疑問があって質問します。 日常の感覚では物に触れるという感覚はそれなりに体験できるので触れている(くっついている)という意識なのですが、量子力学の世界ではいろんな常識の差に驚かされてとても興味があります。 そこで量子力学的にはこの物が触れる(粒子と粒子が接近した)時には電磁力の反発力が働くので厳密には触れずに離れていると聞いたことがありますが、実際にはミクロの世界ではそういう表現で正しいのでしょうか?