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位相余裕度の交差周波数以外の判定について

bogen555の回答

  • bogen555
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回答No.5

僕もリンク先見たけれど、この手の問題とは一生関わらないつもりならともかく、勉強続けて行くつもりならリンク先は見ない方が良いです。 なぜなら、用語が独自で将来専門書を読むときに混乱するからです。 先ず用語ですが、紹介したここの用語が一般的で覚えるならこちらです。 http://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja097/jaja097.pdf 用語はこうなっています。 ・オープン(開)・ループ・ゲイン:Ao(AとかAolとか書く場合もある)  負帰還をかけていないときの入出力のゲイン(=Vo/Vi) ・ループ・ゲイン:Aoβ(還送比と呼ぶ場合もある)  負帰還ループの一巡ゲイン ・クローズド(閉)・ループ・ゲイン:G=Ao/(1+Aoβ)(仕上がりゲインと呼ぶ場合もある)  負帰還をかけたときの入出力のゲイン(=Vo/Vi) ・帰還量:1+Aoβ(還送差と呼ぶ場合もある) ・帰還率:β 考えておかなければいけないのは、すべてのパラメータが周波数特性を持つとゆうことです。 つまり、Ao(s)ですね。またβも周波数特性を持つ場合があります。 周波数特性を考えるときにはs=jω(ωは角周波数,ω=2πf,fは周波数)とします。 過渡応答を求めるときには、sのままで逆ラプラス変換します。 後は詳しいオペアンプの解説書を薦めたいところですが、日本語の本はアマチュアの初心者向けは詳しい説明がないし、プロの初心者向けはより高度な話になって良い本がありません。 この本は、'for Everyone'とゆうぐらいで非常にやさしいところから順序よく説明しています。 http://www.amazon.co.jp/Op-Amps-Everyone-Fourth-Edition/dp/0123914957 Webで'Op Amps for Everyone'と検索したところ、第1版がPDFファイルでありました。 http://www.google.co.jp/url?url=http://e2e.ti.com/cfs-file.ashx/__key/telligent-evolution-components-attachments/00-18-01-00-01-20-34-88/op-amps-for-everyone.pdf&rct=j&frm=1&q=&esrc=s&sa=U&ei=bhxFVKyzFsO0mwXR14LADw&ved=0CBkQFjAB&sig2=x8vMyPl1bZFKdElKPGTzmw&usg=AFQjCNEbVfDbYjfZLn2_ODdkL5PNOAmCog これの第5章'Feedback and Stability Theory'を読んだらどうでしょうか? 強く薦めます。

011abc
質問者

お礼

お礼が遅れてしまい、申し訳ありません。 今回の回答だけにかぎらず、これからのことまで考えていただき、ありがとうございます。 今回おすすめいただいたPDFは英語のため、なかなか読み進めれないかもしれませんが、頑張ってみます。 用語も計算式もまだまだ理解不足のところが多々ありますので、ただ位相余裕度の確認にとどまらず 勉強しなおしてみます。

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