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集団的自衛権の限定的容認いけませんか?

ksm8791の回答

  • ksm8791
  • ベストアンサー率44% (125/284)
回答No.9

NO5さんの回答が一番解り易いように思います。 実際に過去を振り返っても自民党の政治は全く信用できません。 イラク戦争で自衛隊を派遣した時もそうです。 当時、参議院で小泉首相(当時)は次のように発言しています。 「世論は世論だ。尊重しなければならないと思うが、世論の動向と日本全体の利益を考えて、どう判断すべきかは政治の責任に当たるものとして十分配慮しなければならない。世論の動向に左右されて正しいかというのは歴史の事実を見ればそうでない場合も多々ある。戦争か平和かと問われれば誰だって平和を望む。世論は正しい場合もある。ある場合は世論に従って政治をすると間違う場合もある。それは歴史の事実が証明していると語った。(03年3月6日付け毎日新聞朝刊) そうであるならばその後にしっかり検証すべきはずですよね。自民党(政府)はそれを全くしようとしませんでした。だから信用できないんです。 アメリカに追随した英国では猛省し米国のプードル(忠犬)にはならないと言う考えが一般的になっています。しっかりした検証が行なわれマスコミもきちんと批判していますから、ある面日本よりずっと健全な国家と言えます。 周知のとおり日本の政府・そして権力迎合でジャーナリズムを忘れたマスコミ(特に読売)はイラク戦争の実態をしっかり伝えようとはしませんでしたよね。 イラク戦争はそもそもアメリカが掲げていた大儀そのものがデタラメだったのです。更に言うとウィキリークスが全世界に発信した映像でもありましたが、上空からゲーム感覚で一般市民などを追い回しながら狙撃するなど内容的も非人道的で悲惨なものでした。 実態を知りたい人には【冬の兵士―イラク・アフガン帰還米兵が語る戦場の真実】をお読みいただければと思います。 英国についてに戻りますが、米国と違いスタンディングオベーションの滅多にない英国に於いて、ロビン・クック元外相はイラク戦争に反対し、ブレア政権を厳しく批判しました。その時の辞任演説では異例ともいえる大きな拍手がなかなか鳴り止まなかったといわれています。 それに比べて日本の川口元外相はイラク戦争において、フランスが参戦しないことに対して「フランスは甘ったれている」と発言し物議を呼びました。ロビン・クックと比べてどちらが間違っているかは言うまでもありませんよね。日本の従米政治は酷いレベルです。米国は自国が抱える巨大な軍需産業を支える為に無理にでも戦争をしかけます。しなければならない国なのです。 しかし、米国の部隊も志願兵が集まらなくなっています。米国の志願兵は主に奨学金を約束されリクルートされた貧困層の若者です。先に挙げた【冬の兵士】にも書かれていますが、若者達も米国のデタラメな戦争にはいくら奨学金をちらつかされても今後は付き合いたくないと考えるようになっているのです。 そこで目を付けたのが日本・韓国です。日本も韓国もアメリカ同様の格差社会です。韓国には徴兵がありますし日本には自衛隊があります。 先日、スナックで飲んでいた時、偶然自衛官が飲みに来ていて話をしましたが、正直に言って「戦争に行け」と言われたら辞退すると言っていました。日本に攻めてくるのならまだしも中東なんかには絶対に行きたくないといっていました。 私にはその気持ちが良くわかります。前回のイラク戦争の派兵のように大儀もデタラメな戦争に誰が命がけで行きますか? しかもその検証もしようとしない国で・・・ 少なくても「甘ったれている」などと批判した馬鹿な元外相はフランスに謝罪すべきでしょうし、いまからでもいいですから、英国のようにしっかり検証すべきでしょうね! 読売新聞みたいな権力迎合新聞を読んでいたら集団的自衛権行使容認も悪いことではない??かのように勘違いする人も多いのですが、冷静にいろいろ読んでみることをお勧めします。 ご参考まで・・・

noname#198340
質問者

お礼

こんにちは。 お礼が遅れましたすみません。 回答者様はイラクのことを言っておられます。 検証すべき、おっしゃるとうりなのでしょうね。 わたしもアメリカの対イラクへの戦争は少し疑問もあります ただ、わたしは当時の日本政府を擁護するつもりもありませんが、日本の立場は人道支援です。 わたしは川口元外相の発言を知りませんので、 その真意も分かりませんので何とも言えないのですが。 現地の人々からずいぶん感謝されたことは知ってます。 わたしはイラク問題と今回のことは別のことと思います。 でも参考にさせていただきますね。 ありがとうございました。

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