• ベストアンサー

電子線の経路について

先日ヘルムホルツコイルと電子銃を使って電子の比電荷の実験をしたときに、放電管に磁石を近づけ、電子線の経路を観察するところがあったのですが、それの物理的説明が全く思いつきません。 ちなみに、初期状態で電子線の経路は2r=10(cm)の円を描くように一様な磁場を掛けています。 ちなみに結果は、N極を近づけたとき電子線は磁石とは反対側に螺旋を描いて遠のいていき、S極を近づけたとき、磁石の方に螺旋を描いて近づいてきました。 どなたか得意な方回答お願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.3

(ローレンツ力とフレミングの法則って、同じ内容を表わしているような,,) 磁束(磁界)というベクトル量を扱っているので、説明には適宜 図を使うほうが良いかと思います。 1. 磁極からは磁束(磁力線)が放射状に出ていると、近似(仮定)する。 2. 磁極から出ている磁束を、ヘルムホルツコイルによる磁界と平行な成分および直交する成分に分解する。(このとき、N極とS極で磁力線の向きが反対になっていることに留意) 3. それぞれの成分が電子線に与える力を求め、図に書き加える。その結果電子線の軌道がどう変わるか考察する。 という具合でしょうか。 定性的には、2.で図示した磁力線の直交成分と電子線間のローレンツ力で螺旋軌道に変わることが説明できるかと思います。(詳しく観察すると、並行成分の影響で、旋回半径も変わっているはず、、)

wavestar
質問者

お礼

うわぁ。本当に細かい回答ありがとうございます。 本当に助かります。 以上で終了いたします。どうもありがとうございました。 m(_ _)m

その他の回答 (2)

回答No.2

揚げ足取りで,ごめんなさい。 >この回答+ローレンツ力とキルヒホッフの左手の法則>で完全に示せるのでしょうか? キルヒホッフではなくフレミングでしょう。

wavestar
質問者

お礼

急いでて見事に間違えてましたね・・・。(滝汗

  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.1

放電管に対して、どのような向きで磁石を近づけたのでしょうか?(電子が旋回している面に対して垂直に?面に対して平行に?) 旋回面に垂直に、旋回中心に向けて近づけた場合(状況からすると、これかなと、、) 磁極周辺の磁界は均一でなく、磁極中心線から離れると磁束の方向が傾く(中心から外側に向かう成分が発生する)こと、磁束の向きがN極とS極で反転すること で説明がつくかと思います。

wavestar
質問者

補足

回答ありがとうございます。 >どのような向きで 電子の旋回面に対して垂直です。説明が欠落してましたね;; まさに回答と同じような状況でやったのですが、この回答+ローレンツ力とキルヒホッフの左手の法則で完全に示せるのでしょうか? また、磁束の方向が傾くことに関して、納得のいかせる説明方法などあればお願いしたいのですが・・・。

関連するQ&A

  • 何故球内にHeガス?

    定常磁場中における電子の運動を利用して、 電子の比電化を測定する実験をしています。 主な実験器具としては、 2つのヘルムホルツ・コイルの中心にガラス球が置かれていて、 球内にはHeガスが入っています。その中には電子銃が入っています。 ここで気になったのですが、 中学の頃このガラス球の内部は真空だと聞いたことがあります。 何故Heガスが入っているのでしょうか? また他の気体ではだめなのでしょうか?

  • 磁場中の電子の運動により比電荷を求める実験について

    I:ヘルムホルツコイルの間の磁場は本当に一様と言えますか? II:地磁気の影響は本当にないといえますか? これが一番メインな質問なんですが、 III:電子の飛跡はどうして緑色に光るのですか?

  • 光電効果について

    1.金属面に、紫外線等のエネルギーの高い電磁波を当てると、自由電子が飛び出しますが、どんどん当てていくと、その金属の自由電子の数が減って、イオン化というか?プラスに帯電するのでしょうか? 2.ブラウン管は、確か電子銃が使用されていると思うのですが、電子銃というのは、どんどん電子を生産しているのでしょうか?それとも、金属中の自由電子を飛び出させて、テレビの画面に衝突させて、また、その電子を回収して使用しているのでしょうか?すなわち、温泉の水みたいに循環させて利用しているのでしょうか? 3.コイルの中に磁石を通すと、電磁誘導により電流が流れますが、回路の途中を、切断して真空にすると、その間は、電子が飛んで放電するのでしょうか?

  • COMSOLの使い方

    このソフトに関してまったくの素人です。 専門家や使い方ご存知のかた、ご教授をお願いします。 軸対称のコイルの磁場分布は出来たのですが、六極磁石が単体で存在するときの磁場の測定の書き方でとまってしまいます。軸対称では出来ないので。 たとえが悪いのですが、バームクーヘン(円柱形で中心が円柱型空洞)に直方体の永久磁石を等間隔に6つ挿入した六極磁石をCOMSOLで書いて、磁場計測を行いたいのですが。

  • 電子の進行方向について

    ヒットルフ氏、ブリュッカー氏によるクルックス管による実験の解説をテレビで見ました。 電子が直進するのを磁石を使って曲げたり、十字型の金属板により一方のガラス面に影ができるというものです。 実験自体は学校でも見た記憶があるのですが、今になって初歩的な疑問が生じました。 さて、質問です。 丁字型のガラス管の-極を出た電子は反対側のガラス面に向って進みます。 なぜ、中央付近に置かれた+極に直進しないのでしょう。 電子にとっては-極の形状は影響しないと考えます。 -極の反対側のガラス面が+極だとしても+電極が中央に置かれているので、電子は+極へ直進して良いように思うのですが。 私は何を見落としているのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

  • 問題のヒントお願いします

    以下の質問です (1)鉄しんのまわりにコイルを巻きつけておいて、鉄しんの上に金属製の指輪を置いてからスイッチをいれてコイルに電流を流すと指輪が空中に浮かびあがった。理由を述べよ (2)鉛直に固定した銅の管の中を強力な磁石を落下させると一定の速度でゆっくりと落下する。この現象を説明せよ。 (1)の理由として、指輪は金属なので自由電子により中の電子があちこち移動して動き回っている。コイルに電流を流すと磁場が発生してその磁場と指輪内の電子との動きによって力を受けて浮かび上がる。 簡単に言うとそんなような回答になってしまったのですが、これで合っていますか? それから(2)はちょっと自分でも考えたのですが良く分からないのでヒントなどでお願いします。

  • 中学理科:鉄心に巻かれているコイルの電流の向きについて

    すでに鉄心に巻かれたコイルに電流を流しながら、コイルをパイプに入っている磁石にコイルを近づけると、磁石はコイルを近づける前に静止していた位置から少し下がって静止した。 (磁石について:パイプの中に磁石を2個入れ、s極同士が向かい合うようにパイプにいれてある。) このとき、鉄心の上方がs極、下方がN極というのはわかるのですが、電流の向きがわかりません^^; コイルに磁石のN極を入れたときと同じ考えなのですか? ただ、すでに電流が流れている状態なのでこれがどういった法則に当てはまるかよくわかりません>_< ちなみに答えは 下から時計まわりに流れてるみたいです。 すみませんが教えてください。

  • 磁場勾配とは

    磁場勾配について恥ずかしながらいくつかお尋ねします. (1)磁場勾配とは,磁束密度が位置の関数になっているということですか?(下図参照) (2)((1)が正しいならば)一般的に磁場勾配と言えば下図のどちらのことを指すのでしょうか? マクスウェル・ペア・コイルでは左のことを磁場勾配と言っていると思うのですが, 磁石が作る磁場勾配って右のことを言っているように思うのですが... なんだか勉強しているうちに混乱してしまったのでお助けいただければと思います. 宜しくお願いします. ちなみに,下図右のような磁束密度の分布をコイルで作るとしたらどのような方法があるのでしょうか? (小学校で習うようなソレノイドコイルの電磁石を作るというのは無しの方向で)

  • ポインティングベクトルを発生する装置は飛行しますか?

    リング状の磁性体の一部を切り取り、N極とS極が対向する形状にした電磁石を形成し、設置します。そして、このN極とS極を結ぶ直線に直行する直線上にプラス極とマイナス極の極板を対向させるように配置して、コンデンサーとします。こうして、N極,S極,プラス極,マイナス極の4つで辺を構成した正方形をつくります。この状態で、前記の電磁石とコンデンサに高周波電圧を印可します。そうすると、電磁石の磁極間には高周波の交流磁場が生成され、コンデンサの電極間には高周波の交流電場が生成されます。適切な電子回路を用いることで、この交流磁場と交流電場の位相を完全に一致させることができます。ここで、交流電場と交流磁場の振動面は直行します。これは、電磁石の磁極と、コンデンサの電極の相対位置関係のおかげです。 そうすると、電場と磁場の外積ベクトルの方向に向かうポインティングベクトルは、常に空間内で一定の方向を向きます。そうすると、ポインティングベクトルは運動量ベクトルですので、運動量保存の法則からして、「電磁石+コンデンサ+制御回路+電源」からなる装置は、どこかに飛行していかないでしょうか?

  • 物理の、電磁誘導の問題を教えて下さい。

    この問題が分からず困っています。 抵抗がR、半径aの1巻きの円形コイルの中心軸(この軸をz軸とし、円の中心を原点とする)上に細長い棒磁石がある。 この磁石のN極は強さmの点磁石とみなせ、P点にある。この極がコイルの直径を見込む最大角を2θ、コイルまでの距離をrとする。磁石はz軸上を速さvで上に動くものとする。また、点磁荷からは等方的にm本の磁束線がでる。 (1)速さvとdθ/dtの関係を導きなさい (2)コイルに生ずる電場の大きさEと、磁場Bと、vの関係を導きなさい (3)磁石を上ではなく下にvの速さで動かすと(1)(2)の答えはどうなるか。 また棒磁石をSを上、Nを下にして速さvで上に動かした場合、下に動かした場合(1)(2)はどうなるか。それぞれ求めなさい という問題です。 わからず困っています。 皆さん教えて下さい、お願いいたします