フランス・ドイツの内閣提出法案の成立過程について

このQ&Aのポイント
  • フランス・ドイツの内閣提出法案の成立過程について解説します。
  • フランス政府は憲法によって法案の議決に信任をかけて可決を促す権限を持っています。
  • ドイツでも連邦首相に対する信任動議と議案の採決を結びつけることでフランスの信任手続と同様の効果が生まれます。
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フランス・ドイツの内閣提出法案の成立過程について

フランスの政府は、下院の審議において法案の議決に信任をかけて可決を促す権限などを憲法によって認められているので、 議会内の異論を抑えて法案を可決に導くことができる。 また、ドイツでも、連邦首相は自らに対する信任動議を提出することを認められており、信任動議と議案の採決を結びつけることによってフランスの信任手続と同様の効果が生まれる。 … という話を、内閣に内閣提出法案の成立を促す手段を与えているかどうか、というテーマの事例として、本で読みましたが、これはどういうことでしょうか? 下院の審議において法案の議決に信任をかけて可決を促す、というのはどういう意味でしょうか?この場合の信任とはどういう意味ですかね?これでなんで可決が促されるのでしょうか? またドイツでは、首相に対する信任動議と議案の採決を結びつけると、なぜフランスの信任手続と同様の効果が生まれるのでしょうか?

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noname#209756
noname#209756
回答No.1

ドイツでは、第2次世界大戦にいたる経験をもとに政権の不安定さを起こさない工夫をしているようです。 例えば、比例代表による少数獲得の政党の制限(一時的な勢力の進出の制限など)や連邦参議院の国民の選挙による選出、建設的不信任(次の首相を決めてからの不信任)、他です。 下院にあたるものは政権の形成に影響する議院内閣制で、下院の信任がなければ政権も持続できません。 ですので、信任しなければ解散ということになります。これも不安定にならないように大統領の権限になっているので、頻繁にはだせません。 フランスは半大統領制で、大統領の権限が強くなってます。フランスは少し分からないですが、そういう意味で議会の意味も少し異なります。

kgat0769
質問者

お礼

う~ん、ちょっと難しいですね…^_^;でも欧米の方がちょっと合理的な制度が確立されているように見えますね…勉強になりました、ありがとうございました!

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