2020東京五輪に反対する正当な理由はありますか？

質問

• 2020東京五輪に対する反対の声が聞こえなくなったと言うか、決まったものに文句言ってもしょうがないからか、決定前のお祭りは治まりましたが今や穏やかながらジワジワ期待感が向上しているような、賛成とか反対とかの議論ではなくなったからか、ともかく何でもオリンピックを見据えてモノを考えると言いますか、ようやく腰が据わった感があります。
• 規模が大きいため、にわか景気の定着やリピーターの増加など、想わぬ波及効果（良いにしろ悪いにしろ）が期待されます。また、関連施設の建設や運用により、民間企業への経済波及効果も期待されます。
• 一方で、大規模な予算がかかることや、施設の建設や運用によって得をするのは民間企業であり、一般の人々への利益が限定的であることが指摘されます。また、予算の流れに透明性や公正性が欠ける場合もあるため、注意が必要です。

回答No.10

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> 2020東京五輪に反対する正当な理由はありますか？

正当性など「見地」によりますが、少なくとも質問者さんの主眼である「経済性」に関しては、まず間違い無くプラスですから、反対する正当な理由は「無い」ですね。

「五輪開催に投資するカネがあるなら、復興に回せ！」なんてコトを言う輩も居ますが、それは感情論で経済論ではありません。
「カネの使い道」と「カネを稼ぐ」は、全く別の話しだからです。
生活するのが精一杯だと、所得が増えなきゃ、家の修理費も出せないワケで。
国内の経済が活発化して、税収が増えなきゃ、復興資金も増えませんからね。

少なくとも数兆円（最大では１０兆円規模）の経済効果が期待されるイベントなど、そうそうありません。
それゆえ、各国が必死に五輪を誘致したがるワケで・・。
こと金儲けだけを考えれば、大喜びのみの話しです。

後は感情論や心情論の類いで、「未だ震災による心の傷が完全に言えぬ中」とか「原発の汚染水漏洩など、解決のめどが立たぬ中」、「お祭り騒ぎは如何なモノか？」的な意見には、「一理はある」とは思いますし、そう感じる人には、何を言っても無駄ですね。

とは言え、楽天イーグルスの優勝で、にわかに東北が勢い付いている姿などを見ますと、「東京五輪」とは言え、世界的なイベントを日本で開催することが、日本を元気にするのは、まず間違い無いと思います。

あるいは、仮に７年後まで、震災の心の傷を引きずってるとすれば、それはもう医療的に治癒せねばならない領域では？とも思います。
私自身は阪神大震災の被災経験があるのですが、下を向いてても絶対に復興せず、顔を上げた時から、復興が始まります。
むしろ五輪は、なかなか顔を上に向けられない人にも、そのキッカケになり得るイベントかと思います。

また五輪招致活動の中で、安倍首相が原発事故に関しては、大風呂敷を広げちゃってますので、東京五輪の決定が、原発事故対策の加速などにも繋がるとの期待感も存在します。

経済的な見地からの反対は、基本は経済学を無視したもので、正当性は無いし。
道義的とか感情論いよる反対も、一方の見地からのみの「意見」に過ぎないし、「逆の見地」「他の見地」なども存在するので、コチラは「±ゼロ」みたいなコトになるのではないでしょうか？

従い、「経済的に確実にプラス」と「±ゼロ」を足せば、プラスになりますので、正当かどうかは別として、合理的に考えれば「躊躇せずやるべし！」としかならないと思いますが。

言い換えますと、会社の経営などで言えば、トップが「五輪を開催しない！」などと判断すれば、そのトップは、役員会とか株主総会で解任されかねず、下手すりゃ株主代表訴訟をされかねない様な話しです。
従い、政府首脳や東京都知事らも、悩まず「招致！」なワケです。

個人営業の商店主さんなどなら、個人の好みで判断すりゃ良いですが・・・。

賛成・反対の本質的な考え方の違いは、そう言う感じの違いじゃないですかね？
たとえ「個人的に反対」であっても、「多くの人を幸せにしたい！」みたいに考えれば、自分の考えを曲げねばならない場合もありますので。

それでも「曲げない」なんてのは、やや自己中とか利己主義的ではないかと・・。
また、そう言う連中でも、いざ五輪が始まると、案外、日の丸を振ってたりするのでは？と思いますが、そう言う連中は、勝手者ですね。

お礼

トータル的にはゲイン、復興も加速、原発処理も収束。
ってなれば言う事なしですが、そんなうまいことには？

浮かれポンチにならないよう進めてほしいです。

どうもありがとうございました。