• 締切済み

クランクシャフトの製造方法について

celica_202の回答

回答No.3

 分野が違いますが冷間鍛造品に関わってますので簡単に書いてみます。  熱間鍛造ですが、Youtubeで動画を探してみました。右から真っ赤な製品が来て土台みたいな所に載せてプレスで押し、完成品を左へ送ってます。形状変更と穴抜きを同時に行っているようですね。  手前に流れてきているのは多分不要品ではないかと思います(詳細不明です)  http://www.youtube.com/watch?v=joEXe9kqJSI  ANo1様へのお礼を拝見して…  >既にそのサイトは閲覧住みだったのですが、つぶしから荒地鋳造の行程がよくわかりません。  高温に熱して、プレスで押していった順の写真と思います。あの写真だけでなくもっと鍛造回数多いかもしれませんが…(わかりやすく抜粋した可能性もあります)  何回も行う理由として、丸棒の状態からいきなり最後の形状を作ろうとすると型への負荷が非常に高いために破損してしまったり、製品を急激に伸ばす過程でうまく拡がらずにクラックができたりするためです。  下記URLの1分位からが多少わかりやすいと思います。  http://www.youtube.com/watch?v=U47rRqSkb4w  ちなみに、鍛造は叩いて形状を変更していく製法で、鋳造は砂等で鋳型(いがた)を作ってそこに溶けた金属を流し込む製法です。鋳造品を熱間鍛造するメリットは少なく感じます。鋳造を冷間鍛造ならあるかもしれない?かな…  ギヤの形状ですが、冷間鍛造でも精度出しで行ったりします(できます)。  http://www.sumino.co.jp/technical.html#size  検索で見つけた一例ですが、こんな加工もできるので歯型状にくり抜いた型に製品を入れて加圧することで突きたてのお餅の様に変形させたりもできます。  (あくまでそういう製法があるというだけで、クランクシャフトがこの製法を採用しているかはわからないのでこういうやり方もあるんだな~位に思っておいてください)  仕上げですが、バリ取り等はショットやバレルといった方法でとったり手作業で取ったりします  ショットピーニングの動画があったので貼ってみます http://www.youtube.com/watch?v=tNzjhJiIhOU  ただ、車の部品でいちいち人が関与していてはお金がかかって仕方がないので自働化(にんべんのついたじどうか)が進んでいると思います。過去T社で見た熱間鍛造は完全自働化されてました。  表面が黒色なのはANo2様ご指摘の通り、酸化鉄でコーティングしていると思います。よく見かける赤錆はFe2O3で表されます。これは鉄を腐食させたりマイナスしかないです。それを温度管理等した状態で防錆処理をすることで黒錆Fe3O4の緻密な酸化鉄にすることができます。Fe3O4の強固な錆で表面を覆うことで、赤錆の発生を防ぐ効果や硬度上昇等の効果もあります。  簡単に書いてみましたが、参考になりますでしょうか?

関連するQ&A

  • コネクティングロッド(コンロッド)の詳しい製造方法を教えてください

    コネクティングロッドについての質問があります。 コネクティングロッド(コンロッド)について調べているのですが、 wikipediaなどいろいろ調べて一般的な材料や、製造方法熱間鍛造で製造しているという事までわかりました。 しかし機械プレスなのか液圧プレスなのか、いろいろ細かい事が調べられなくて困っています。 また、クロモリやSC材、チタンなどの材料の違いによって、細かく製造方法は変わってくるのかなど具体的にどういう機械でどういった方法で製造しているのか詳しく教えてくれないでしょうか・・。 また、コンロッドなどエンジンパーツを製造している有名な会社を参考にしたいのですがどのあたりが有名なのでしょうか。 どうかよろしくお願いします。

  • 冷間加工後の焼きなまし。熱間加工と同じで寸法精度…

    冷間加工後の焼きなまし。熱間加工と同じで寸法精度でないのでは? 焼きなまし(アニーリング)について質問です。 冷間加工したものは、加工硬化しているので、元の機械的性質に戻すために、焼きなましをしていると本で読みました。 熱間加工では加工硬化しないが、寸法精度に不均一な要素が多いため、 加工後の仕上がりにばらつきなどあり、 寸法精度を守るために冷間加工して、 加工硬化した分は、焼きなまして(再結晶温度以上)内部ひずみなどを取り除いて、元の機械的性質に戻している、と読みました。 でも、冷間加工後の焼きなましによって、材料の表面にスケールなどができたり、熱間加工時にある、温度分布の不均一や加工後のスケールの取り除きによって、熱間加工時と同じ寸法精度がでないのではないのか?と疑問に思いました。 そうすると、せっかく精度良くできた冷間加工品でも、焼きなましにより ねっかん加工と同じになるのではないか?むしろ、加工時を考えると、 加工しやすい熱間加工のほうがやりやすいのではないか?と思いました。 *冷間加工したものを、焼きなますと、熱間加工と同じで寸法にばらつきがでたり、スケールの処理があったりしてメリットはあるのか? この疑問に答えれる方、宜しくお願いします。 すっきりできない気分でいます・・・

  • 真円度不良で材料が悪いというのはあるのでしょうか。

     毎々お世話になります。  現在、リング状の焼入れ鋼の内径を旋盤で加工しているのですが、 真円度が良くなりません。 このワークは量産で月6千ほど加工しているのですが、いつもの段取りをしても一向に良くなりません。 ですので、チャック圧を変えたりチャックの振れ、キズを見ているのですが、寸法に入るものの、以前より楕円になってしまいます。 機械を替えても変わりません。  そこでタイトルの通りなのですが、材料の良し悪しによって真円度など精度に影響するのでしょうか。例えば通常の材質でなかったり、焼きが甘かったりなどです。  ちなみに、材質はSCM31、浸炭窒化、表面硬さHRC57~63でチップは京セラのKBN10Mを使っております。  あまり材料のせいにしたくないですが、このようなことってあるのかなと思いまして… お忙しいとは思いますが、ご教授お願い致します。   

  • 良い方法があれば教えてください

    食品を加工する刃物が錆びて困っています。 現在刃物の材質をしましてはSUS440Cと言う材料で製造しているそうです。材料変更、表面処理どちらでも良いので、良い方法があれば教えてください。テフロンをしてみましたが、テフロンが剥げてくる恐れがありますし、価格も高くなりますのでその他の方法でよろしくお願いします。

  • 金属平板表面にローレット(?)加工を施す方法

     φ10平行開閉エアチャックのフィンガ先端にアタッチメント爪を取付け、 ワークを把持します。アタッチメントのワークに接する面には、 スベリ止め目的で、引物でいう「アヤメローレット」 (ピラミッドカット・ダイヤカット、四角錐が等ピッチで並んでいる 形状です)状の加工を施すことを要求されています。  アタッチメント材料はS35C~S55Cの生材、ローレットの 大きさはピッチ=1.0mm・深さ=0.75mm、加工範囲は アタッチメントサイズ12mmx25mmに対し、12mmx5mmの領域ですが、 ローレット加工部は他の面より高くなっています。  現状、先端を円錐にしたエンドミルを走査して切削加工で ローレットを形成していますが、歩留まりが悪いため 部品単価が高く、コストダウンを検討しなければなりません。  身近な例では、万力(バイス)の口金(ジョー)の 表面が類似であるため、もしや表面ローレット加工済みの 材料(板材)が市販されていないか探してみましたが 見つかりません。目の細かい縞鋼板があれば転用を検討 できるのですが・・・。  つきましては、型費のかかる鍛造・鋳造以外の方法で、 ローレット形状を安価に加工できる方法、または、市販の 材料で表面にローレット若しくは類似の加工が施されている ものの紹介をお願いしたく、質問申し上げます。  よろしくご教授ください。

  • ローレット加工

    断面がコの字型(20×20、厚さ3.25)でLが800くらいの材料(材質:SS400)の内側にローレット加工(あやめ模様)を施すにはどうしたらよいのでしょうか。

  • A2017の残留応力について

    こんにちは、課題の件につきまして教えて下さい。 NC旋盤でA2017材を切削加工を施したいのですが、外・内径の加工があります。この際、材料の残留応力により真円度が得られない場合があります。 A2017相当の材質で応力が少ない(真円度0.01を得たい)材料があれば教えて頂きたいです。宜しくお願いします。

  • ローレット加工

    お世話になっております。 ローレット加工について質問したいのですが、なにせ初めてなので 初歩的な質問かもしれませんが、どうかご教授お願いします。 材質はSCM435です。 NC旋盤にてバー材から加工するときにローレット加工をいれたいと思ってます。 ギヤ外形φ23.7~23.9 ギヤ底径Φ22.27~22.47もしくはΦ21.7~21.9 幅18で山数36です。 転造もしくは切削で迷っていますが、機械のことを考えて切削でしてみたいと思ってます。 初心者で済みません。どうかよろしくお願いします。

  • ローレット加工後のシャフトの曲り

    ローレット加工後にシャフトが曲がってしまい困っています。 材料はSUS303、径5.0mm X 長さ99.48、数箇所にEリング溝、片側のみに#1センタードリルがあり、真中より約20mm 離れた箇所に幅6.4X径5.15 30TPI (P=約0.85) のローレットが有ります。 ローレット以外はCNCで加工し、その後転造でローレットを掛けます。 お客さんの要求は0.05MAXが曲りの最大許容値です。 現在加工している状態では、約半分が不良になってしまいます。 内容は0.05以内が50%、0.05-0.1が30%、0.1以上が20%程度と成ります。 ローレットを掛ける前は0.01以内に収まっています。 宜しくご教授お願い申し上げます。

  • リーマ加工について質問

    材質SCM420H(硬さHRC60) 内径Φ24+0.020/+0.007 表面粗さ3.2S、 真円度0.004以下 加工長40mm 以上のワークの加工にリーマ加工は適していますでしょうか?