昭和４８年のニコンのフィルムカメラ

質問

知り合いから未使用の古いニコンのカメラをもらいました。
Nikon F2 photomicというフィルムカメラです。保証書には昭和４８年と書かれていました。
レンズも未使用でNIKKOR AUTO 55mm F1.2というものとMACRO NIKKOR P AUTO 55mm f3.5です。

あまりに古いものなので使えないのではと思っているのですが、この年代ものは今でも使うことができるものなのでしょうか。
ニコンのサービスセンターなどでチェックをしていただけるものでしょうか。

使えるのならフィルムカメラがほしかったので、ぜひ愛用したいと思っています。
アドバイスをいただけたら幸いです。

回答No.6

noct_nik

何とも…羨ましい話です。未使用というだけで、ものすごく価値は高いです。
なにせF2は当時のニコン最高峰カメラ。庶民が気軽にに買えるものではありません。

フィルムカメラ、今では中古価格もかなり下がってしまいましたが、逆に完全機械式のF2なんかは、メンテナンスすれば使えるので、程度が良いと今でもそれなりの値がつき、まして未使用ともなると、希少価値も増します。
たまにFやF2の未使用品が、とんでもないプレミアム価格で中古店に並んでいるのを見ます。

レンズもかなり良いものです。AUTO世代なので、Aiガイド搭載のカメラには干渉して取り付け出来ませんが、Aiガイドがないニコンのデジタル一眼レフ（D5200・D3200など）には装着可能です。
今でもこういう古いレンズを最新デジタルで楽しむ方、いますよ。

お近くのカメラ店、都市部であればニコンのサービスセンターに持ち込んで、点検を依頼しましょう。
長年動かしていないので、可動部のグリスが劣化していると思われます。固着している可能性も。これらは古いグリスの除去とグリスアップで対処可能です。
カビは保管状況次第ですね。
露出計はもしかしたら劣化しているかもしれませんが、私の持っている更に古いFのフォトミックFTNも露出計はまだ生きているので、点検で確認してもらいましょう。
仮に露出計がダメでも、露出は自分で決めればよく、不安なら単体露出計を買えばいいです。昔はネガフィルムなら勘で撮影したものです。

シャッターなど電子化された80年代以降のカメラより、機械式のカメラのほうが長持ちします。電子部品は部品が欠品すれば終了ですが、機械式は調整次第、特にF2は完成された機械式カメラで、今でも愛用している人が多いです。

メンテナンスされていれば、フィルムが無くなるその日まで使用可能でしょう。