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量子コンピュータについての質問です。

SF作品でよく、量子コンピュータという単語を目にします。 「何かよくわかんないけど、とにかくすごいパソコン」のイメージしかありません。 具体的に何がどうすごいのでしょうか。 例えば、未来の予測(それもほぼ確定事項並みの精度)が出来るとか。 自己進化するとか。 他にも研究段階の夢溢れるコンピュータがありますが、そのなかでもほぼ実現不可能なものは何でしょうか。 質問ばっかりですみません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Donotrely
  • ベストアンサー率41% (537/1280)
回答No.3

量子コンピュータ以前のコンピュータはコンピュータを構成する論理素子は同時には1つの値しかとることができません。 しかし量子コンピュータに使用される量子論理素子というのは、同時に0と1の値を取ることができ、 論理回路網を構成し動作させると、1つの回路網上で同時に複数の場合の論理演算をすることができます。 この種の問題で有名なのはシュレジンガーの猫(死んでいる状態と生きている状態が共存)で、 調べてみれば理解のヒントになるかもしれません。 この量子論理素子を用いてコンピュータを構成すると、条件の複雑さに応じ幾何級数的に計算量が増加するような問題に対しても、 理論上は条件の複雑さに単純比例する程度の時間で計算できるようになります。 量子コンピュータの話と暗号解読の話がセットで出て来ることが多いのはそのためです。 現在極j単純な素子なら実験で動作が確認されるところまでは来ています。 もちろん安定動作やコスト、その他解決すべき問題は山積みで、実用化には程遠い状況ですけどね。

その他の回答 (2)

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2016/7519)
回答No.2

 量子コンピュータに関しては以下のサイトが詳しいです。  量子コンピュータ:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF  量子コンピュータって何? その1:http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0807/04/news072.html  量子コンピュータと言われているのは、いくつか異なる方式がありまして、液体の有機溶媒に記憶する方式と固体の記憶媒体に記憶する方式があるようですが、MRI(核磁気共鳴)を利用して分子の量子状態を読み取ったり、書き込む方式のようです。  量子コンピュータが注目されている理由としては、虚数計算が高速でおこなえるとか、並列計算に適しているなどですが、たとえば、デジタルコンピュータでは数千年もかかる計算式を僅か数十秒の並列計算で解けるなど、桁違いに高速なコンピュータです。  もっとも、計算方法は従来のコンピュータとはずいぶん違います。一度に1000の計算式を同時に計算して求められるような並列計算に適したものでは高速計算出来ますが、従来型の逐次計算でしか求められない計算では性能が発揮出来ないコンピュータです。  同じように並列計算に卓越した能力を発揮するものにDNAコンピュータがありますが、結果の読み取りに時間がかかり過ぎる問題が解決されていないようです。  DNAコンピュータ:http://ja.wikipedia.org/wiki/DNA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF  量子コンピュータは実験的には成果が出ていますが、実用段階に達したという報告は無いようです。

  • K66_FUK
  • ベストアンサー率22% (188/824)
回答No.1

>SF作品 書いてある通り、サイエンスフィクション、架空の科学設定です。 構想というか、技術者にはロードマップはあるようですが、実際は絵に描いた餅であり、実現などありません。 存在もしないので、具体的にどうすごいのかもないです。 >実現不可能なものは アニメやマンガの設定レベルのものはどれも不可能です。 ワープとか、ブラックホール作るとか、タイムマシンとか。 昔はそういう「夢の溢れる」未来がありましたが、実際なっていませんね? 故手塚先生のマンガにはチューブの中を浮いて走る車とか頻繁に出てきますが、そんなものは実現不可能です。 銀河旅行なんてものもありえませんし、少なくとも人類が1000万回位滅亡した後にならなんかあるかもしれませんが。 PCが登場したのですら、まだ30年程度ですからね・・・ 生きているうちはせいぜいスマホが性能上がるとか、ネットインフラがもっと太くなるとか、その程度です。

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