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宇宙を取り巻く空間どんなものですか

Mokuzo100nennの回答

回答No.11

宇宙が光速で拡大して続けている訳ではありません。 観測可能な宇宙の内側の物体とは光速以下で離散しており、観測可能な宇宙の外側の物体とは光速以上で離散しています。 時間と距離は、「真空中の光速」という定数を介在した関数です。 したがって、「距離が拡大してゆく」と見える現象は「時間が遅くなってゆく」現象と同じです。 もしかしたら、宇宙の大きさは拡大しておらずに、宇宙空間での時間の進行が遅くなっているのかもしれません。 論理的にはどちらか一つと思いますが、どちらが正しいとは言い切れないでしょう。 さて、宇宙の外側に関する考察ですけれども、これは、(宇宙の一部である)人類が観測することはできないので、あくまで考察にすぎませんが、二つの論理的アプロ―チが可能だとおもいます。 論理的アプローチ(1) 宇宙を全体集合と考える。 全体集合の補集合は空集合であるから、宇宙の外側を構成する要素は無い。 論理的には空間も要素の一つであるから、宇宙の外側には空間も無い。 論理的アプローチ(2) 宇宙は、部分集合であって、宇宙とその補集合を包含する全体集合がある。 この場合、宇宙を構成する要素以外の要素があると考えるわけですが、論理的に(集合論的に)考える限り、宇宙の要素が宇宙の補集合の要素になっていては拙いので、宇宙の要素の一つである「空間」は宇宙の補集合の要素にはなれません。 したがって、この場合も宇宙の外側に空間というものは無いと考えるのが論理的(集合論的論理)です。 では、宇宙の外側(補集合)になにがあるのか? 論理的な答は、「宇宙にないものが有る」ということになります。 「宇宙の外側には宇宙にないものが有る」かつ「宇宙の外側には宇宙にあるものは無い」と考えております。

opon-mactan
質問者

お礼

簡明なお答えありがとうございました。 『時間と距離は、「真空中の光速」という定数を介在した関数』であれば、計量法の定義たとえば、1メートルとは 光が1秒間に真空中を進む距離の数億分の1の距離をいう、はどうなんでしょうか。光速自体が一定としても時間の進行が一定でなければ単位になりませんね。地球上では1mは世界中同じですか。地球から遠く離れたところ(数億光年とか数百億光年)ではどうですか。 「宇宙の外側には宇宙にないものが有る」と宇宙の外側の存在を明言してくださったのでほっとしました。 「宇宙の外側には宇宙にあるものは無い」としても宇宙の外側どんなものがありますか、もし、ないにも無いとすれば宇宙の外側はどのような空間でしょうか。 『宇宙の外側に空間というものは無い』とは、宇宙は無限大であり外側もないということですか。 アメリカ合州国の美人学者が異次元空間の存在を提唱していますね。彼女によれば空間にいくつかの宇宙が存在していて、しかも、空間と宇宙との間を行き来している物質があるとか。つまり、その分宇宙は重くなったり軽くなったりするとの主張と理解しています。残念ながらその空間の広さ、状態についての説明はありません。 まだ発見されていないので無理もありませんが、その空間の存在そのものには相当の自信を持っているようでした。

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