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日本の社会科教科書の歴史について
bismarks0507の回答
- bismarks0507
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お礼の補足に対して返答しよう ＞今現在、そうとは言っていられないのではないかと思うのです。 中国韓国の方々はおそらく膨大な時間と尽力を注いで自国の栄光史観なり被害史観をひたすら学んでいます。 むろん、隣国に対して和解や友好どころか仮想敵国視や憎悪を増幅させる教育は、交戦後や独立直後ならともかく、異様に映ります。 なかには海外に出たり来日して自身の歴史観や偏見を修正する人もいるでしょうけれども。 主権国家の内政問題である以上は、それについて問題にする必然性はない どのような歴史認識に依拠しようともそれは主権国家の内政問題であるし、それ以前に個人の内心の問題である以上はそれについてどうこう言う筋合いはないだろう それについては、日本国が史実ではない歴史を教える自由があることと同じである それが気に食わないならば、主権国家の権利概念を根底から否定するしかないのであって、逆にそれが不可能なら万人に支持される歴史教科書・歴史観を提示するしかないだろう それが存在しうるならば・・・と指摘しておくがw ＞「バランス」と申し上げたのは、互いの国の教科書内容の問題だけではないのです。 中国韓国に負けず劣らず日本も歴史教育を為す必要性を感じるのです。 それには、余談なり副読本の補足程度でも、かの国々の歴史観や反日教育に触れ、彼等がなぜそのような歴史教育を受け学んでいるかも知っておいてよろしいのでは。 そのような時間的余裕がない 現実の教育現場を知らずに夢見がちなことを指摘するからこそ、問題が大きくなるだけである そもそも、学校教育において近現代史を指導しない事例は多い むしろ、理性的教育者は、己の歴史観が強く反映してしまいかねない近現代史をスルーして教科書・副教材に投げる傾向がある それは、質問者や現実を顧みない現場を知らない人間が「己の歴史観を疑うこともせず、特定の歴史観を盲信し」矯正するような傾向に原因がある そもそも、反日教育を学ぶメリットがどこにあるのだろうか？彼らが全ての価値観において反日教育に毒されている保証はないし、国家政府に対する見方を常に日本人が弁える必要性はないだろう 同時にそもそも近隣諸国の歴史観を学ぶのは結構だが、逆にそれ以外の世界は学ばない必然性はどこにあるのだろうか？ 現実として、自国の歴史すら全うに教育できない現状で他国の歴史教育について踏み込む必然性はない、というしかないだろう それとも、自国の近現代史を真っ当に履修しない状況で、近隣諸国の反日教育を学ぶのだろうか？ ＞ご回答を得るうちに教科書はむしろ最小限度に慎ましく掲載し、隣国から干渉を受けない参考書の類を増やしたりすべきかなと思ったのですが、いかがでしょうか。 最低限度にしても、必然的に歴史観は個人で形成する その個人の歴史観の形成では、自虐史観の回避はできないし、近隣諸国の被害認識を絶対的に回避する方法はない どれだけ歴史事実を制限して情報を伝えようとも、個人が特定のフィルターを持ち、持ち得る自由がある以上は、摩擦が存在しえる教科書になるのが現実であり、事実である そもそも、日中韓の歴史共同研究において、共通した歴史認識は形成できた しかし、その記述方法の自由がある限りは、編集者の認識誘導はいくらでも可能であるし、誘導されない個人であってもいくらでも主観的歴史認識を形成される事実がある （質問者が個人の歴史認識をツラツラを記述して質問の形状を擬して回答を誘導しえるように・・・） ＞経済パートナーとして中国韓国は今や最重要な相手です。 文化の話で済めば良いのですが、いつ近現代史にふれることになるやもしれません。 彼等の言いなりになったり謝罪してばかりでは見くびられて当然です。 いいなりにもなっていないし、日本の歴史教科書は、主権国家の自由裁量の範囲内である そもそも、いいなりになった事実でもあるのだろうか？ 単なる妄想に依拠した妄言であると断言できるのだが？ ＞相手方以上に、小中学生の頃から歴史に向き合い、相手と自分の歴史を学び上手に立ち振る舞ってこそ、はじめて彼等につけ入らせないことが可能となるのではないでしょうか。 歴史に向き合っている人間は、大概は、自分と同じ結論に至るだろうし、少なくとも日中韓の歴史共同研究者の結論は、ここで提示したものと同じと言える そもそも、”上手に振舞う”というのが意味が分からない 何をもってして”上手に振舞う”のか？というのは、極めて主観的かつ当事者の価値観に依拠するものであって、普遍的正解はないだろう。それこそ歴史観云々を避けるだけで十分な話だろう 交流において歴史認識を大前提にする必然性はない。それを回避する交流は可能だし、むしろ経済交流・文化交流においては、摩擦要素を回避する方が王道であろう。 逆に、歴史観などの摩擦が想起されうる問題では、経済・文化などという領域を別にして『当事者の魂の触れ合い』のレベルで行う話であって、それはもはや教科書云々ではなく、個人の価値観・歴史観の交流である。これは学校教育を超える問題である ＞大袈裟な話ではなく、中国人や韓国人と交流が無い場合であっても、子ども達には安易ななんちゃって右翼や無関心層にはなってほしくないのです。 当事者の勝手自由である。そもそも、無関心・右翼の何が悪いのだろうか？ ”そうなってほしくない”と思うのは勝手が、それが悪いことのように指摘する質問者が野蛮人としか思えない まるで、右翼・無関心を罪悪のように論じることは醜いとしか思えないのだが・・・ ＞そしてそれはある程度私達大人の責任でもあるのではないでしょうか。 その通りである だからこそ、教科書記述云々ではなく、各人の歴史観の自由で前提にすれば良いだけである 国家が自虐史観であろうとも、個人は別であっても良いのであるし、教科書と個人の歴史認識に齟齬があろうともそれは自由である どんなに非科学的な歴史認識（竹内文書など）であっても、それを信じる・信じないは当事者責任の話である それが、世界レベルでの人権の考えの範囲であり、日本国政府は歴史観の自由を保証している 政府が自虐史観を強制した事実はないし、そう思うのは”負う必要のない負い目”を勝手に背負っているだけに過ぎない、という話である 根本的に質問者は、歴史認識の適否にこだわっているようだが、それは、個人の認識レベルの問題であって、普遍的に適切な歴史認識など存在しない 歴史事実だけを並べた教科書にしても、自虐史観にはなりえるし、歴史修正主義にもなりえる そもそも、教科書を問題にするならば教科書会社ではなく、検定権限持つ文部科学省を問うべきでありながらも、教科書会社を批判するのが不思議でならない話である 現在、歴史教育・教科書を巡る問題では、特定の政治思想・価値観に心酔・思考停止している人間が、特定の教科書だけを「己の政治思想・価値観だけを普遍化して」論じている その影響もあって学校現場では指導員が指導しやすい歴史教科書を選べない現実が存在している 歴史認識は個人が形成するものであって、指導員・教科書が形成するものではない もちろん彼らが誘導することはありえるが、誘導の存在しない指導など存在しない 夢見がちな評論も勝手だが、具体的方法を提示できない状況で理想論を振りがざすだけの質問・見解に過ぎない 学校教育において保護者・子女は「受験対策向けの教育」を主眼にしている現実があり、その声に応じる必然性からもそれなりの誘導によって歴史教育を展開する必要性があることも事実である そのような現実的課題をクリアできない限りは、質問者の「現実逃避」を叶えることはできないだろうし、そもそも不可能であろう。 不可能なものを可能にすることは出来ないし、それを”可能にしろ”と言われても、それを可能にした時点で、近代人権やらを犯す必要性があるのだから、実現してはならない・・という現実がある 以上
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bismarks0507様、わざわざ再度のご回答を有り難うございました。 >そのような時間的余裕がない はい、ただでさえ高校生の履修時間がかぎられているのに加えて、進学校の場合なおさら授業進度が早く、過去に幾度か未履修問題が取り沙汰されたことも存じております。 >それは、質問者や現実を顧みない現場を知らない人間が「己の歴史観を疑うこともせず、特定の歴史観を盲信し」矯正するような傾向に原因がある 私は自身の歴史観を疑おうと常に試みておりますが。 >そもそも、反日教育を学ぶメリットがどこにあるのだろうか？ これも他の方宛てのお礼に書きましたが、反日教育の具体的な内容ではなく、なぜ中国韓国で反日教育がなされるに至ったのか、あるいはさらにその奥深い歴史的思想的背景について考察する余地があるだろうという意味と受け取っていただければ幸いです。 >同時にそもそも近隣諸国の歴史観を学ぶのは結構だが、逆にそれ以外の世界は学ばない必然性はどこにあるのだろうか？ 「逆にそれ以外の世界は学ばない必然性」など私は一切述べておりませんが。 >それとも、自国の近現代史を真っ当に履修しない状況で、近隣諸国の反日教育を学ぶのだろうか？ >そもそも、日中韓の歴史共同研究において、共通した歴史認識は形成できた 恩師の方が日中韓三国の歴史共同研究の編纂に携わっていらっしゃったとのこと、私も是非手に取してみたいと思います。 なお日韓、日中歴史共同研究も発表され、その関連書籍もあるのですね。 その日中歴史共同研究の座長は、大学時代に現代日本政治史の講義を受けＡ判定を下さった私の恩師です。 駆け出しの頃のその姿を思い出しつつ、これもご縁だと思って近々拝読する予定です。質問した甲斐がありました。 >学校教育において保護者・子女は「受験対策向けの教育」を主眼にしている現実があり、その声に応じる必然性からもそれなりの誘導によって歴史教育を展開する必要性があることも事実である そうなのですか。 私は小６高３の保護者で上の子も進学校ですが、受験対策向けの教育をしてほしいとはあまり願ってはいないのです。 私は高３の途中で帰国したので予備校の授業を存じ上げません（子どもの中学受験塾ならわかりますが）。 もしかすると予備校の先生からすれば、私の意見は相当浮世離れしているのかもしれませんね。 >交流において歴史認識を大前提にする必然性はない。それを回避する交流は可能だし、むしろ経済交流・文化交流においては、摩擦要素を回避する方が王道であろう。 これは仰る通りで、宗教など幾つか話を避けるべきタブーがありますし、私自身もかつての韓国人男性以来、面識もないのにいきなり問われた経験はありません。 ただ、学内の自由闊達な論議の場ならいざ知らず、ビジネスの場となると失敗はできませんから、私事ながら万が一話が向いた際の準備くらいはしておくつもりです。 >そもそも、無関心・右翼の何が悪いのだろうか？ 私はただ、子ども達に自国や隣国の歴史に無関心やその都度隣国の言動に煽られるのではなく、その年齢に応じた歴史観や意見を育んでほしいという意味で述べました。 ですので「そもそも、無関心・右翼の何が悪いのだろうか？」と私が問われる筋合いなどどこにも見出せません。 >”そうなってほしくない”と思うのは勝手が、それが悪いことのように指摘する質問者が野蛮人としか思えない >まるで、右翼・無関心を罪悪のように論じることは醜いとしか思えないのだが・・・ 私を「野蛮人とか醜い」とかと仰るのは思い込みです。 あらためて教科書以上にその教える側の資質と力量が問われているのだなと、このたび実感することが出来ました。あなたのおかげです。