コイルとコンデンサ直列回路の電位差について

このQ&Aのポイント
  • コイルとコンデンサ直列回路の電位差についての疑問について解説します
  • 回路の電位差の求め方や位相差について説明します
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コイルとコンデンサ直列回路の電位差について

問題文:図の回路においてab間の電位差[V]は幾らか?またa、bいずれの電位が高いかを求めよ。 答え:a点の電位が高く、電位差は2[V] 解説:インダクタンス、キャパシタンスの直列ですから分圧を考えるだけで良い。a、bの電位に位相差はありません。 と書いてあります。コイルへの電圧Vlはベクトル図にすると↑上方向となり、コンデンサへの電圧Vcは↓下向きになると思います。(RLC直列回路のときは誘導性の場合、サセプタンス成分への電圧はVl-Vcで電圧を求めますよね?)とすると位相差は180°となり、電位差は電源の右側が接地(0[V])されていると考えるとVa=20[V]↑、Vb=18[V]↓となり、電位差は20+18=38[V]では?と考えてしまいます。 私の考えが間違っているのでしょうが、考えのどこが間違っているのか理解に苦しんでおります。どなたか正しく明快な回答をお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ryou4649
  • ベストアンサー率67% (40/59)
回答No.1

位相差とは何を基準にするかということが大切です。 あなたのおっしゃるコイル電圧は↑というのは流れる電流に対してです。 電源電圧を基準にとると、コイルを流れる電流ILは90゜遅れで、コンデンサを流れる電流Icは90゜進みです。 コイルを流れる電流IL(90゜遅れ)によ.る4mHでの電圧降下は、20Vで、この電流に対し90゜進みですから、結局電源電圧と同相(0゜)になります。 コンデンサを流れる電流Ic(90゜進み)による3μFでの電圧降下は18Vで、この電流に対し90゜遅れですから、結局電源電圧と同相(0゜)になります。 よって、電位差は20-18=2Vとなります。 もし、交流記号法という計算方法を知っているなら、それでやれば簡単に出ますよ。

denken3_shoshin
質問者

お礼

なるほど!解り易い解説ありがとうございます!

その他の回答 (4)

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回答No.5

問題となるのはここですよね? >Va=20[V]↑、Vb=18[V]↓となり、電位差は20+18=38[V]では? その一つ上の文章に、 >電位差は電源の右側が接地(0[V])されていると考えると・・・ とあります。 電源の右側を0Vの基準にしてVaを上向きプラスと考えると、コンデンサ側のVbは、Vb=18[V]↓下向きではなくて、「Vb=-18[V]↑」上向きとなりますよね? したがって、その電位差は20-18=2[V] となると思うのですが、いかがでしょうか? 基準となる方向を統一してから、大きさを比較したほうが分かり易いのではないかと思います。

denken3_shoshin
質問者

お礼

その辺りが位相差でごっちゃになってしまっているんです。考えれば考えるほど混乱してしまって。

  • tadys
  • ベストアンサー率40% (856/2135)
回答No.4

ある電圧(Vs)をインピーダンス Za と Zb で分割した時の電圧を Vab とすると Vab = Vs * Zb/(Za+Zb) です。 Vs = 45 として、 a点の電圧 Va は Va = Vs * jω・4 /( jω・5+ jω・4) = Vs * 4/9 = 20 b点の電圧 Vb は Vb = Vs * (1/jω・3) /( 1/jω・2 +1/jω・3) = Vs * (1/3)/(1/2+1/3) = Vs * 2/5 = 18 どちらの計算でも jω の項目は消えるので、a点とb点の位相は Vs と同位相になります。 同じ種類の素子(LCR)で分割した場合には分割点の位相は信号と同位相になります。 この事はオシロスコープのプローブ回路に応用されています。 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070905/138795/ C と R で分割比が等しければ CR 合わせた分割比は広い周波数範囲で変化しません。 分割比が合っていないとプローブが周波数特性を持ち正しい測定が出来ません。

denken3_shoshin
質問者

お礼

数式で表して頂けるとNo.1の方の回答がより明瞭になりました。ありがとうございます!

  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.3

>解説:インダクタンス、キャパシタンスの直列ですから分圧を考えるだけで良い。a、bの電位に位相差はありません。 分圧の算式を書けばすぐわかる、…ということらしい。    ↓ s = jω  Va = 45*s4/(s4 + s5) = 45*4/(4 + 5)   

denken3_shoshin
質問者

お礼

ありがとうございます。参考書にその式があればよかったのに。

  • ryou4649
  • ベストアンサー率67% (40/59)
回答No.2

No1です。 追補します。 >RLC直列回路のときは誘導性の場合、サセプタンス成分への電圧はVl-Vcで電圧を求めますよね? 直列回路の時は、コイルにもコンデンサにも同じ電流Iが流れていますから、その電流に対しコイルの電圧は90゜進み、コンデンサの電圧は90゜遅れになります。 今回は並列回路ですから、もともと流れる電流がILとIcで違っていて、ILとIcの位相差が180゜あります。

denken3_shoshin
質問者

お礼

補足ありがとうございます。追加質問になってしまいますがお答え頂けると助かります。 直列回路のときはコイル電圧とコンデンサ電圧は位相差が180°ということですよね? とすると仮にコイル電圧が5[V]、コンデンサ電圧が10[V]の場合は電位差は15[V]という認識で合ってますでしょうか?(5[mH]━・━2[μF]という感じで並んでいた場合の・における電位差です。数値は適当です。)

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