海外パックツアー、帰路放棄。

質問

８月末～約２週間、大阪南港よりフェリーで韓国釜山に入り
帰りはソウルより航空便で、と考えております。

釜山まで片道運賃諸税燃費抜き１万３千ほど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（バンスターフェリー）
であれば、船中食事付き現地数時間滞在の
パックツアーが１万円弱であり、それで釜山に入り、
帰りの便、乗船はキャンセル、と考えております。

斡旋の旅行社に問い合わせると、それはできません！、
困ります！の一点張り。なぜダメなのか明確な答えなく、
ただ、できません！！。

帰路はソウル→関空片道チケット事前購入する予定。

なぜダメなのか？、法的に何かいけないところがあるのか？
ご教示下されば幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

回答No.3

1kf0hr9cs · ベストアンサー

結論から言いますと、「放棄」なら法律的に可能です。標準旅行業約款１６条に旅行者の解除権が明記されていますので、パックツアー（募集型企画旅行契約）を取消料発生の上、いつでも取消しすることができます。ただし、解釈として募集型企画旅行契約は一部解除はできません。解除できるのは、未来に向かって受けるべき旅行内容（サービス）の全てです。ですから出発前に解除（取消し）すると取消料発生の上、全行程取消しという解釈になります。パッケージツアーの場合は往復でいくらという運賃／料金を基にした値段設定ですから片道のみ取消し、片道分の返金というのは不可です。そもそも標準旅行業約款も旅行全体を取消すということを前提にしています。そうしないと、片道利用等が頻発し格安旅行用料金と普通に買う料金との整合性が取れなくなります。誰だって、知恵を使って安く行きたいですからね。そこで、今回のケースだと、プサンに着いてから現地係員が居るのなら復路を放棄する旨を必ず伝えます。その際、「離団書」を作成して渡すと法的にも拒むことが出来ません。ただし、放棄ですから返金等は一切ありませんし、特別補償も離団時に打ち切りとなります。係員が居ないツアー（復路の送迎も無し）であれば、そのまま復路の船を無視してもいいでしょう。船は来ないお客は待たずとっとと出航するだけです。ま、マナーとしては、現地受入（現地連絡先）の旅行会社が必ずありますからそちらに離団書を到着後渡すべきだとは思います。なお、旅行会社と相手国入管とは全く接点がありません。入管の相手をするにはあなた自身です。まず、韓国の場合は９０日間ならビザは不要ですが、復路帰国日と帰国手段が必要になります。ですので、旅行出発までに復路便を予約しないといけません。飛行機はＷＥＢより予約できますよ。そして、韓国入国時に入国カードと復路便のＥチケットを係官に提示すれば入国は相当な理由が無い限り許可されます。たかが、旅行ですが、れっきとした「旅行契約」です。標準旅行業約款は国土交通大臣が定めた旅行条件の細則です。旅行業界では旅行業法が憲法で標準旅行業約款が法律です。契約内容で悩むところがあれば、一度標準旅行業約款をご覧下さい。

お礼

懇切ご丁寧なご回答、厚くお礼申し上げます。
韓国には過去３回旅行しているのですがいつもこの件が
頭にありました。

今回、一人旅ではないので同行者にトラブル、迷惑かける
訳に参りません。ご教示、重々参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

回答No.4

noname#252929

＞なぜダメなのか？、法的に何かいけないところがあるのか？

法律ではなく、輸送会社の販売契約によるものです。
片道のチケットと、往復のチケットでは往復のほうが安くなっていますよね？

片道運賃に対して、必ず出発地に変えるという、ツアーと言う形なので、片道航空券の往復より安く販売をしているのです。

それを片道だけで捨てるのであれば、ツアーと言う形にはならなくなりますので、片路券と同じになる訳ですので、片路券として差額分の請求が行われることがあります。

急病や、事件に巻き込まれたなどであれば、輸送会社も考慮しますが、最初っから復路を捨てるつもりで購入する人も増えているので、この場合のペナルティは、どんどん厳しく取り立てています。

実際に航空券では、私の知り合いは、２名ほど、請求されて支払っています。

安く販売されるチケットですのでそれなりに制約は付くのです。
制約が嫌であれば、高い通常料金のチケットを購入するしかありません。

お礼

ご教示ありがとうございます。
往復という条件、制約あるので価格が安くなる・・・。理解できます。
しかし、片道放棄（食事も）する事によってどこに迷惑損害が生じるのでしょう？。

今回、一人旅ではなく、連れに面倒かけられないのでご忠告、参考にさせて
いただきます。一人旅であればパック、片道放棄でまいるのですが・・・。
韓国へはこれで４度目の旅になります。ご丁寧にありがとうございました。

回答No.2

hiko3323

私も、チョット調べたことがあります、
正確に答えが出た訳では無いんですが・・・

　パックを販売している旅行会社と、船を運航している船会社が違うから。

航空便利用でも、同じことなんですが、
販売している会社と、実際の運行をする会社は、違う会社です。

パックを販売している会社は、○月○日の○○便のシートを一括大量購入して、安売りしています、
乗らない人が出ると、舟会社や航空会社に、違約金を取られます、
それでは、採算が合わなくなってしまいますので、復路の廃棄は禁止されている。

また、韓国は知りませんが、国によっては、入国時、
出国便が決まっていないと入国出来ない国もあります、
出国予定の人が、復路廃棄して、出国されなかった場合、
旅行会社は、入管からの対応に追われる。

このあたりが、主な理由ではないかと思います。

過去には、海外の呼び寄せ便を買って、片道廃棄しても、問題にならなかった時代もあったと思うが、
現在は違うみたいです。

お礼

ご回答、誠にありがとうございます。

「乗らない人が出た場合、パック販売会社が違約金をとられる」
・・・意外でした！。

料金支払い含め、どちらにも迷惑損害かけていないのに。
なんか矛盾感じます・・・。
ご教示、参考にさせていただきます。ありがとうございました。

回答No.1

gere555

海外旅行好きには常識だけど、帰国便放棄は御法度。
名目じゃなく実質乗車率をあげる必要があったりとか色々売り手の都合で。
放棄は賠償とかの契約事項が大抵ある。
放棄者はリスト化されて、今後その会社の利用を断られることが。

安いツアーってのは単純利益だけじゃなく、空席率を下げる意味で
ディスカウントしてその分滞在期間が極僅ってパターンが多い。

お礼

ご回答、ありがとうございます。

「御法度」・・・このお言葉、重い！。
「リスト化され～」・・・いわゆるブラックリスト入り。
これも困ります。

しかし半分、「乗らない、食わない」で、どこにも損害迷惑
かけないのに、とも・・・。
なんか矛盾感じますが、お答え十分参考にさせて頂きます。

ありがとうございました。