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293細胞へのダブルトランスフェクション

293細胞にリポフェクタミンを使って2種の遺伝子を同時に遺伝子導入したいと考えています。1種類ずつ、2日連続で通常のプロトコールでトランスフェクションを行うのか、2種類のベクターを同時に混合して加えてもよいのかわかりません。 どなたかご教示いただけますとありがたいです。よろしくお願いします。

  • m307
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • otx
  • ベストアンサー率44% (256/576)
回答No.2

2種類のDNAを混ぜて導入することをお勧めします。 この場合、例えば、totalで10まいくろグラムのDNAを加えたとします。 単純には5マイクログラム+5マイクログラムと混ぜて、totalのDNA量を 1種類の時と合わせるとOKです。 この時、それぞれの発現量を調節したい場合は それぞれのDNAの量の比を変えることで調節できます(もちろんtotalの量は変えずに)。 私は同時に4種類のプラスミドを混ぜて発現させたこともあります。 2日連続で通常のプロトコールは、やめた方がいいです。 その理由は少なくとも2つあります。 1つ目は、そもそもトランスフェクションする前日にまいた細胞の量は コンフルエントに近い状態です。そのときにうまくいくようにリポフェクタミンの プロトコールは出来ています。 なので、2回目のトランスフェクションの時には際簿が増えすぎです。 2つ目は、リポフェクタミンの毒性は結構あります。また、トランスフェクションで 遺伝子を強制発現させるのは結構細胞にダメージがあるときがあります。 なので、2回目のトランスフェクションの後、結構な細胞が死んでしまう可能性が高いです。

m307
質問者

お礼

皆様、どうもありがとうございました。 2種類混ぜて、一度でトランスフェクションしてみます!

その他の回答 (1)

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.1

2種類同時で構いません。発現の比率をコントロールするにはプラスミドDNAの比率を変えます。このとき、合計が今まであるデータのうち最良のDNA量にします。 発現に違いがありすぎるなどの都合により、1種類ずつ、2日連続で通常のプロトコールでも構いません。

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