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「陸軍上等兵OOOO之墓」とは?

kappa1zokuの回答

  • kappa1zoku
  • ベストアンサー率29% (334/1137)
回答No.3

あなたが上記の質問を真面目に考えているなら僕が読んだ本を紹介します。 「お墓の」誕生ー死者祭祀の民俗誌 岩田重則著(岩波新書) 先祖代々の墓が見られるようになったのは、近世後期から幕末にかけてわずかに先駆的に見られた。本格的に見られるようになったのは1960年代から70年代以降の行政による火葬施設の整備とともに、お墓に納骨のためのカロートを備えることによって普通になった。 或いは戦前の植民地であった台湾でお墓の石が大量に産出されたことと戦争での死者を含めた死者の増加があるようです。 もともとは、一人ひとりのお墓(実際は埋める場所=墓地と石塔の墓は別々だった)が主で、共同墓地がほとんどでした。 先祖代々のお墓は明治民法における家督相続の考えもその推進にひと押ししたのだと思います。 「戦死者祭祀の特異性は、その死者祭祀がひとつの「お墓」、家による祭祀で済まされるのではなく、それが地域社会、さらには国家レベルにまで拡大し、これが重層的に存在していることであった。(略)戦死者は家の「お墓」や仏壇に祀られ、各都道府県単位の護国神社で祀られ、さらには靖国神社で祀られている。・・・しかもそれぞれのレベルでの宗教が異なることさえあった。」P192~ 戦死者の場合は、遺骨がない場合やあっても火葬された遺骨が帰ってくる形であったので、葬儀の流れの中にある「お墓」ではなく、いわば供養塔のようなものです。 僕がこの本で知ったショッキングなことは、今のカロート式お墓は「昔で言う墓暴きのお墓」であるという指摘です。 家族・親族で死者が出れば、先祖代々のお墓を「暴いて」遺骨を入れます。 でも、その形式は、昔の人たちが忌み嫌った<墓暴き>そのものなんですね。 〇〇家のお墓が何故必要なのか?現代では経済の論理しかないように思います。

signak
質問者

お礼

ありがとう御座いました。

signak
質問者

補足

 皆様ありがとう御座いました。様々な観点からご回答いただき大変参考になりました。それにしても、これらの人々の犠牲の上に、今日の繁栄があると思うと、天皇も総理大臣も靖國神社を参拝できないという現状は大変悲しいですね。涙が出ます。

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