基礎研究医と実験について教えてください

このQ&Aのポイント
  • 基礎研究医とは、医学の基本的な研究を行う医師のことです。臨床研修後に大学院の基礎系に進むことを考えていますが、動物実験について懸念があります。
  • 動物実験は医学の研究において重要な役割を果たしていますが、実験動物の扱いや信頼性に関して懸念があります。代替法の開発や画像診断などの方法も存在します。
  • 動物実験が主流の研究分野や批判的な研究室も存在しますが、代替法の開発が進んでおり、苦痛を伴う実験は減少しています。
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基礎研究医と実験について教えてください。

はじめまして。 現在、医学部を目指して受験勉強をしております。 私は臨床より基礎研究に興味があり、臨床研修後は大学院の基礎系に進もうと考えています。 が、少し迷いが出てきました。 基礎系の大学院では主に動物実験などを行うと思うのですが ネットで検索してみると、麻酔なしの生体解剖や 不衛生で狭い檻に何年も押し込まれる実験動物の存在など 非常に苦痛を与える実験行為や管理が行われていたという記述がありました。 また、実験データは動物の個体差、環境、生理学的違い、研究者により左右されるため 必ずしも医学的エビデンスにつながらず、臨床との関連性 及び信憑性は高くないのでは?とも書いてありました。 私はとても動物が好きなので、実験動物を不確かな信憑性の為に 残酷な方法(過度な苦痛を伴う)で研究に使うなんて考えられません。 ちなみに現在、そういった行為の主な代替法としてはCAT、PETなどの画像診断や、細胞・組織培養、コンピューター・モデル、コンピューターを用いた医薬品の市販後監視(PMS)などの方法で 実験を行う事が出来ると書いてありました。 そこでお聞きしたいのですが (1)動物実験が多い研究分野、少ない研究分野を教えてほしいです。 (2)動物実験に批判的な大学や研究室はありますか? (3)基礎研究に従事している方で、現在リアルに行われている動物実験は苦痛を伴う類いのものでしょうか?代替法の方が主流なのでしょうか? 長くなりましたが、よろしくおねがいいたします。

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  • ベストアンサー
  • aokisika
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回答No.1

事実無根のデマと数十年前の内容で批判をしているサイトが少なくないようです。 考えてみてください。 「不衛生で狭い檻に何年も押し込まれる実験動物」を使って新薬の効果を調べたらどうなるでしょうか?薬自体に効き目があっても、飼育環境のせいで体力が落ちて死んでしまうかもしれません。新薬を投与したのに死んでしまったわけですから、「この薬は効果がない」という結論になってしまいます。 新薬を開発しても、それが薬効とは関係のない飼育環境が原因で死んでしまい、「薬効がない」という実験結果になってしまったとしたら、新薬開発で利益を得たい製薬会社がそんなことをすると思いますか? 戦前や戦中、終戦直後の物資のない時代にはそんなこともあったようですが、ここ数十年は不衛生な環境で動物実験をするようなことはあり得ません。 また、苦痛を与えるような実験を行うと、苦痛によって動物の健康状態が変化してしまうため、せっかくの新薬の薬効が苦痛による影響で隠されてしまって、「効果がない」という結論が出てしまうかもしれません。こんな実験もやはりあり得ません。 >実験データは動物の個体差、環境、生理学的違い、研究者により左右されるため必ずしも医学的エビデンスにつながらず、臨床との関連性及び信憑性は高くないのでは? 一部正しいが大部分は勘違いです。 新薬が開発されても、それは本当に効くのでしょうか?全く効き目がなかったり、逆に毒性が強かったりはしないのでしょうか?ヒトと動物は違うから、最初からヒトで人体実験をしますか?それで実験台になった人が死んでしまったらどうしましょう?そんなことがないように、まず動物を使って効き目があるかどうか、毒性がないか、副作用はあるか、などを調べるのです。 ですから、動物実験は必須なのです。 ネット上の変なデマに惑わされないように、情報をきちんと取捨選択しましょう。 さて、医学部の基礎系にご興味がおありとのことです。私も基礎系の出身なので、基礎を志す人がいることをうれしく思います。しかし、基礎系というのがどのようなモノなのかあまり知られておらず、若干誤解もあるかもしれないので、「基礎系」について少し説明しておきます。 医学部の「基礎系」とされる分野は、解剖学(肉眼、顕微鏡)、生理学、生化学、薬理学、病理学、微生物学の6分野です。この他、衛生学も基礎系と位置づけられることが多いのですが、私個人は臨床系に近いと感じています。 解剖学は、「正常な人体の構造はどうなっているのか」を調べる分野です。 生理学は、「正常な人体の機能はどうなっているのか」を調べる分野です。 上記の2つは、正常な人体を、構造と機能の2つの側面から調べる科学です。さらに機能を化学のレベルで調べるのが生化学です。 正常でなくなった状態が病気であり、治療というのは正常でなくなった人体を正常に戻すことです。ですから、医学ではまず最初に正常な人体を知らなければなりません。これを調べるのが上記の3分野です。 ところで、生命は単細胞生物から徐々に進化して現代のヒトになりました。このヒトをより詳細に調べるためには、進化の過程でどんな変化が生じてきたのかを調べる必要があります。そのためヒト以外の多くの動物の解剖を行い、細胞の働きを電子顕微鏡などを使って調べます。 ですから、これらの分野では必ず動物実験を行います。 薬理学は投与された薬品が、体内でどのような機序で作用するのかを調べる分野です。新薬の開発などに携わる場合があります。 薬品の毒性を調べたりするのも、この分野です。毒性を調べるためにいきなり人体実験を行うわけにはゆきませんから、まず動物実験を行い、ヒトとよく似た生理機能のある動物に毒性がないことを調べておいてから、本当にヒトにも毒性がないかどうかを調べます。ヒトとヒト以外の動物とでは生理機能が異なりますから、動物実験の結果をそのまま人体に適応はできません。しかし、効くか効かないかわからない、もしかしたら有毒かもしれない薬物をいきなり人体に投与するわけにはゆきません。ですから動物実験を必ず行います。 病理学というのは、病気になった時に人体にはどんな変化がどのような機序で現れるのかを調べる分野です。病気になった人の細胞も調べますが、それには病気の人の細胞を切り取らなければなりません。しかし、ヒトの身体をやたらと切るわけにはゆきませんから、動物で調べます。動物に薬剤を投与して人工的に病気を作り、その時に細胞や臓器にどんな変化が生じるのかを調べます。 微生物学は、細菌を培養し、どんな菌がどんな病気を引き起こすかを調べます。これも最終的にはやはり動物実験で病気が生じることを確認します。 そして、衛生学ですが、これは病気がどのように社会に拡がってゆくか、を調べる分野です。主に統計データを使って調べることが多いようですが、伝染病がどのような動物や昆虫によって媒介されて拡がるかを調べますから、やはり動物実験は行います。 ではご質問のお答えです。 (1)上の6つの分野のどこでも動物実験を行います。そのなかで多い分野と少ない分野は、何を研究するかによります。たとえば私は歯科大学の病理学教室の大学院に進学しましたが、私は4年間でラットを数百匹使って実験を行いました。しかし、教授はタンザニアなどの飲料水に多量のフッ素が含まれている地域のヒトの歯の研究をしていたので、現地のヒトの乳歯や虫歯で抜いた永久歯などを使って調査をしていましたから、動物実験はしませんでした。内容が細かくなりすぎるので、どの分野が多い少ないということは言えません。 (2)不必要な動物実験は、動物愛護の観点から国際的に制限されるようになってきており、学会によっては動物実験のデータを発表することを禁じている学会もあります。しかし、治療薬の開発には、人体実験を行う前には必ず動物実験により、確かに薬効があることと毒性が少ないことを確認しておかなければなりません。ですから、動物実験そのものをやめるべきだと主張する人はいません。 (3)現在の基礎研究は細胞内部のさまざまな構造物の機能に関する研究が多くなってきているので、動物を使うより培養した細胞を使った方が楽に実験ができる分野が多くなっています。従って動物実験は少なくなってきています。また、実験動物に対して残酷な扱いをすることはありませんが、病気を作って治療方法を研究する実験の場合、無理やり病気にされるわけですから、動物にとっては楽しいことではないでしょうね。

clystalmelody
質問者

お礼

ご丁寧に回答していただきありがとうございます。 ネット上では過激な記述と動物実験は減少しているという両方の記述があり、 研究現場の実際が余計に分からない状態でした。 過度な苦痛を伴う類いの動物実験が、研究の合理性や動物愛護の観点から現在はそういう事がほぼ無いという事がわかり少し安心しました。 基礎系についてもわかりやすく書いていただきありがとうございます。 大変参考になりました。

その他の回答 (1)

  • inoge
  • ベストアンサー率45% (510/1116)
回答No.2

(1)動物実験の無い分野だってなんぼでもあります ある分野だって細胞だけいじって暮らすこともできます  わたくしが大学を出てから多少変わってもいるでしょうが そんなことは入学して現場をなんぼでも見せてくれます 大学の基礎研究室はどこも実験を手伝ってくれる学生は大歓迎 ひまなときはスポーツもするし飲み会もする 今は受験に邁進すべし 後でなんとでもなります (2)大学として批判的なとこはありません 全面的に動物実験を廃止するなんてことは不可能です 分子・細胞・組織レベルの研究があり 人体への応用が最終的にあり 中間に動物実験をしないなんてことは 理論と現実がなんぼでも遊離します 現場の研究は現実を見ます 現実は受験勉強のごとくかならず答えがあるものでも必ず教科書どおりのものでもありません.事実の前には謙虚にならざるをえず,一歩一歩進むしかないものなんです. 大学の動物実験施設は今では衛生管理を徹底します.管理基準をクリアしないと実験結果が論文として受け付けられません 研究者個人レベルでは実験は不要どころか もっと変なことを言う人もいっぱいいます. くれぐれも 世間や人間を多く見比べ,変なのにひっかからないようにしてください (3) 動物実験が不必要に残酷・非人道的であってはならない.それはまちがいなくそのとおりです. しかし,人間が残酷でない存在であり続けることがどこまで可能でしょうか. あなたが食べる肉製品は残酷な方法と無縁でしょうか.あなたが持つ携帯電話に使われるレアメタルは 残虐行為を繰り返す途上国ゲリラの支配地域で生産したものではありませんか.受験戦争に勝ち残ることは 敗者に対して残酷ではありませんか.拡大解釈をすればどんな人間でも残酷といえます. 人間が生きていく上で,かならず何らかの犠牲・代償を要する,という考え方. これを仏教哲学では業とかカルマとかいいます. どこの動物実験施設も毎年 動物慰霊祭を行い,動物に感謝する気持ちを忘れていません.   数学・理論物理学など現実から遊離隔絶したものでないかぎり,価格の大部分は不確かです. 不確かの中から何かを探すことこそが科学です. 残酷であることに耐えられない,そういう考えは逃避です.若いうちはいろいろ迷うものです. そこからみんな 悟ったり克服したり無感覚になったりして 現実に向き合うようになるのです. 迷うことは若者の特権です.迷って大いに悩め,考えよ,現実を見よ. でも とりあえずは試験勉強がんばってね

clystalmelody
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私は動物実験全般に否定ではなく、「不必要に残酷・非人道的」な行為に限ります。 なので動物愛護精神の広まりや、衛生管理の徹底などが行われている事は嬉しいことです。 将来研究に携わり、もし非常な苦痛を与えかねない現状に直面した時にどうするかは 今は正直何とも言えませんが、そこを直視し、生命の尊厳を忘れず 何らかの考えを持って進めるようになれたらと思います。

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