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為替介入について

telesiennaの回答

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回答No.3

>いきなりドカンと介入するのではなく、少しずつ介入する(わからないように)のはダメなのですか?  為替介入は為替介入を行ったということ自体が投機筋の牽制という効果を生みます。なせなら行き過ぎた投機筋の行動に損をさせることで二の足を踏ませることができるからです。そして投機筋に大きく損をさせた方が二の足を踏ませやすいので大規模に行うという考え方になります。  為替介入を小規模で数日継続的に行うのは、投機筋に大きな損が発生しない可能性が高く、戦力の逐次投入のような感じになる懸念があります。 >介入には数日は効果があっても数か月たてば効果はない  単独介入の場合にありがちですが、円高もしくは円安が投機的な理由だけでなくファンダメンタルズ的な理由であれば、状況が変わらない限りほぼ元に戻るのではないかと思います。  今回の円高傾向は、円とドル・ユーロとの流通量やアメリカ・EUの財政・政治的不安要素が多分にあると考えられます。この状況は為替介入によって何も変化が起きていませんので、ある程度期間が経てば戻ってしまうことが予想されます。  以上のことから本来は為替介入より買いオペを拡充するなどで通貨供給量を増やしたほうが効果が出るのに時間は掛かるが損失は抱えにくいのではと考えられます。最悪効果が出ないかもしれませんが、それでも自国経済のために使っているので為替介入よりましと思います。  為替介入は国際市場が大きくなっているので今後も大規模でないと効果がない可能性が高いです。しかし日本政府・銀行は基本的に税金を原資とした円売りしか行わないので規模が大きくできません。もし為替介入を本腰入れるのであれば円安時は円買いをすると方針を変えるべきです。  現状、震災の復興費用を10兆円程度の増税で賄おうとしています。この状況で為替介入で8兆円程度の米国債等を購入し、外国政府のファイナンスを助ける政策を行っています。また過去の為替介入で20兆円程度の評価損が発生していると思われます。復興国債、日銀国債引受を否定し、自国のファイナンスをしないくせに外国のファイナンスをするのは国益を損なっていると判断せざるおえないかなと。

satuchiko
質問者

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