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変圧器の残留磁束について

tntの回答

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回答No.3

no.2です。 こういっては申し訳ありませんが、直流起因の現象と交流起因の現象がごっちゃになっていませんか? まず、効率よくという事ですが、直流を流している限り、 何をやっても効率は低下します。 (磁気回路に余計な磁気が流れるため) ただ、なぜ直流を変圧器に流さなければならないのかがよくわかりません。コンデンサ1つで直流は阻止できますし、本当に効率を求めるのならチョッパを使うべきです。 この場合は直流も交流になりますし、周波数も任意に選べますから、設計さえちゃんとやれば非常に効率の良い物ができあがります。 つぎに、コイルで発生する位相の遅れた電流は、交流分に起因します。一方、残留磁束は直流分に起因します。 つまり、全く別々の物です。 このため、普通は最適な補償量は得られないでしょう。 そして、もしもここで位相の遅れた電流を発生させる 事ができたとしても、ここでは一番大切な変圧動作を させるための交流分を消費しています。 つまり、効率は悪化します。 元は脈流ですから、交流分<直流分ですので、 交流分を使って直流分をコントロールしようとすると 変圧器の出力は無くなってしまうわけです。 最後に、変圧器に外部から磁気を掛ける件ですが、 やってやれないことは無いけれど、 それによるメリットは全くありません。 何故なら、変圧器の動作は電流で生じるのではなく 電流変化で生じるからです。 また、この磁気を掛ける部分は 磁気回路からみると磁気の抵抗として存在することに なりますが、これも効率を低下させる原因となります。 直流が掛かって性能が低下するのは 十分な磁気回路が無い場合(つまりコアが薄すぎる場合) ですが、その場合も一ランク上のサイズのコアに変えれば 問題は無くなるのが普通であり、 変調トランス、DC重旦型パルストランス、 オーディオのアウトプットトランス等は この考え方で設計されていて、 特に問題は生じていません。

jerii
質問者

お礼

分かりました 私の悩みはコアの容量を大きくする事で解決できるようですね、 長々と回答頂き有難う御座いました。

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