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ゴムの体積変化(体積弾性)の弾性範囲について

drmurabergの回答

  • drmuraberg
  • ベストアンサー率71% (847/1183)
回答No.4

ご無沙汰しています。 ゴムは架橋点を繋ぐゴム分子が壊れない限りは元に戻ります。 ゴムの模型です:子供らを10人ずつ手を繋がせ1つのグループとし、 4つのグループを作ります。グランドの真ん中に杭を刺し、この杭に グループの端の子が掴まります。子供らの動きが活発になると杭は 大きな力を受けます。逆に杭の反対側の子が壁に付いていると、 反作用として壁は杭の方に引かれます。これが張力です。 子供らの運動が大きいほど(熱運動が大きいほど)、張力は大きくなります。 ここで、力が大きく成りすぎ杭を掴んでいた子供が手を離したとします。 力の状態は変わり、力を抜いても元の状態には成らず、手を離した子供の グループは邪魔者として回復の妨げになります。 これが永久変形(塑性変形)の原因です。 さて弾性範囲の話です。 ゴムではあくまでも便宜的に弾性率が決められて居るだけなので、 弾性範囲を議論することは幽霊の平均寿命を論ずるようなものです。 人は生まれて死ぬ。随って寿命や平均寿命を議論できる。 幽霊は、確かに「生まれ?」が死なない?。随って平均寿命は定義できない。 それから、ゴムの回復範囲はかなり大きく変えることができます。 防振ゴムに使われる積層ゴムは、「いわゆる弾性範囲と圧縮の関連」でとても 興味有るものです。よろしかったら、下記URLをご覧になってください。 http://4menshin.net/report/b_vol5/vol5_1.html

herachonp
質問者

お礼

ものすごいわかりやすい説明を有難うございます。 ちなみに防振ゴムなどは、 何%くらいの体積変化を計算しているのですか?

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