原発事故による米屋さんの被害と賠償について考える

質問

• 放射能汚染による風評被害で米屋さんが営業を停止しているが、政府や東京電力は賠償を行っているのか疑問が残る。営業停止期間の売り上げ補償や精神的な補償も考慮すべきだ。
• 原子力発電のリスクは経済損失にも繋がるため、脱却が必要だが、即時には難しい面もある。また、地震や他の天災での事故への対策も重要だ。
• 食品検査の中途半端さが問題で、放射能汚染食品の流通を許すことで風評被害を減らす案もあるが、安全なものまで流通する可能性もあり、検査の信頼性を高めるべきだ。

回答No.4

amenokirin

仮説

かつてアメリカのＧＭやフォードなど大手の自動車会社は
鉄道会社を買収して営業を停止させ、国民の足を奪うことで
モータリゼーションを急拡大させ、繁栄を謳歌しました。

アメリカや、オーストラリアが、ヒステリックなほどに捕鯨に反対するのは
鯨肉が唯一、牛肉を脅かす存在だと恐れた畜産農家が、徹底的に捕鯨をたたいて
自分たちの繁栄を続けるためと言われています。

アングロサクソンはこうして、徹底的に競争相手をたたくことで繁栄してきました。

世界経済を牛耳る石油利権にとって、最も恐ろしいのは石油に代わるエネルギーが
出現することですが、彼等はそれは、原発だと知っています。
原発のすごさは、世界の利権構造を根底から覆す可能性があることです。
だから、ずっとこの３０年もアメリカでは新規の原発は作られなかった。
原発の安全神話などと今になって作り話をだれが始めたのか
原発の歴史は、むしろいわれなき誹謗中傷、危険神話の歴史です。
何かちょっとでも問題があれば、徹底的に石油利権からたたかれてきた。

アメリカでは３０年間、新規の原発を作らなかったのに、発電以外の部門
例えば、原子力空母、原子力潜水艦などはどんどん作られた。
つまり危険だからではなく、利権を侵さないならＯＫだったわけです。

リーマンショック以降急速に石油利権は力を弱め、アメリカでも
原発新設の動きが出てきたのは、このころから。
いま福島の事故を契機に石油利権は最後の原発たたきを必死に行っている。

原発とはそれほどすごい科学技術なのです。

捕鯨反対、クジラが可哀そう＝嘘だよ本音は畜産農家から金もらってるからだよ。
原発反対、危険すぎる　　　＝嘘だよ本音は石油利権から金もらってるからだよ。
(以上は、アメリカなどの事情）

でも真面目な日本人は、クジラ可哀そう、原発危険すぎると信じるのですね。
正義感強すぎる人が多いですから。

日本の中だけ見れば確かに東電、経産省、腐っていますが
わたし的には、東電、経産省は、すぐにでも解体するか、取り替えてほしいですが
原発技術は、日本人として、捕鯨同様、大切に、
しかしより安全に改良を続けるべきと思うのですが。

原発の実害は、質問者様のご指摘にもあるように（放射線よりも）風評被害です。
放射線の危険は石油利権によって煽られた部分も多く、じつは
放射線の危険は、まだ解明されていない部分も多く、基準値もあくまで暫定です
食べてどうなるのか、本当にわかっているわけではありません。
しかし、風評被害は紛れもない実害です。
危険危険と煽るほど被害が増えます。

津波の後、安全を踏みすぎて津波警報の解除が遅れ、そのため救助が遅れたことと同様
放射能についても、安全を踏みすぎると
さして危険でもないものまで風評被害にさらされます。
良かれと思って危険危険と注意を喚起するところが風評被害を生む皮肉です。
冒頭のお米屋さんも、コメが汚染されて売れないのではなく
風評被害によって売れないのですから
東電はもとより、風評被害を作り出している無意識で善意の人たちがいるわけで
大いにこのこと気づいてもらいたいものです。

わたしのこの意見にも、けしからんと非難があるかもしれませんが、一つの見方として
読んでいただけたらと思います。

お礼

ありがとうございます。