ユーロ圏のインフレの原因とは?

このQ&Aのポイント
  • ユーロ圏のインフレ率は近年年2パーセントの傾向にありますが、その原因は何でしょうか。
  • ユーロ圏の発展途上国の製造コストや人件費の上昇により、インフレが進んでいます。
  • マネーストックの伸びや国債の発行の増加もインフレ率に影響を与えています。
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ユーロ圏のインフレの原因は何故でしょうか

アメリカバブルの崩壊の影響を受けているかに見えるユーロ圏ですが、近年の年2パーセントのインフレ傾向の原因はどこにあるのでしょうか。 一つにはユーロ圏の発展途上国の製造コスト、人件費の上昇などでインフレが進んでおり、ユーロ圏全体のインフレ率を高めているらしいです。 しかし中核国がデフレであればこのインフレ率は高いように思います。 またマネーストックの伸びも2パーセントのようで、なんと日本と同じです。 国債の発行の伸びもあまり変わらず、金融機関が国債を購入して流動性を供給して景気を維持しているのも同じようです。なおさら日本とのインフレ率の差が不可思議になってきます。 通貨安で物価が上がっているのでしょうか?

  • sipha
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  • 経済
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回答No.3

こんにちは。 ユーロ圏の金融政策を担う欧州中央銀行(ECB)は、物価安定目標値として2%を設定しており、これは事実上の(公称してはいないが)インフレターゲット政策と言えます。 従って、単にその政策がきちんと機能しているということではないでしょうか? 先進各国の中央銀行は、経済の安定的な成長のためには2%程度のインフレ率が必要との認識を持っています。米国FRBも、実質的に同等のインフレ目標率を持ち、同じ認識です。 日本との大きな違いは、日本銀行がデフレを許容していることでしょう。彼らは物価上昇目標を実質ゼロに置いていると見えます(過去の政策から)ので、これは先進各国とは大きく異なる姿勢だと思います。

その他の回答 (2)

noname#212174
noname#212174
回答No.2

やっぱり「北海ブレント原油」の高止まりの影響が大きいのではないでしょうか? 2008年に一時下がったもののまたピーク時の価格に迫りつつあります。 WTIと比べるとそのひっ迫感よく分かります。 http://stooq.com/q/?s=sc.f&d=20110906&c=10y&t=l&a=ln&b=0&r=cl.f とりわけリビアの石油が途絶えたのは痛かったようです。 とりあえず沈静化に向かうようですが、供給不安はすぐには消えそうにありません。

回答No.1

日本もドル建てでみたら、20%以上の物価高ですから、そんなに差はないと思いますよ。 今、円が100円台に戻ったら、ガソリンや輸入品はそのくらいは値段が上がるわけですから。

sipha
質問者

補足

なるほど。ユーロはうまく通貨安誘導できたようですがそれがそのままインフレにつながっているのですね。 内部的な問題というより、国際的な通貨価値の変化でインフレが起きたのに そのインフレのせいでさらにユーロ売りが加速すると。 この辺因果関係が無茶苦茶になっていますね。 自分はユーロ圏のインフレは消費が旺盛で内部事情でインフレしているのだと思い込んでいました。 数字の読み方は難しいと感じます。 日本において県の財政が取りざたされないように、ユーロ圏も国=県の財政がどうなっても根本的な問題ではないように思いますし、ユーロ圏全体と日本全体の通貨、国債供給は似ているところもあるのにこの落差。 日本も財政が豊かな県と貧しい県が対立して独立騒ぎが起きれば円安になるでしょうか(笑)

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