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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:無線工学Bの問題について)

無線工学Bの問題について

ycuhakechaの回答

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回答No.4

No.2です。 >吉川忠久先生著「無線工学B」のP13には >放射効率η=放射抵抗/(放射抵抗+全損失抵抗) >と記載されています。従いまして、放射効率は抵抗に比例 >するので、放射抵抗が大きい程、放射効率が高くなるが >正解ではないでしょうか? 全損失まで厳密に考えると、その通りですね。 給電電力がどこに使われるかというと、 (1)アンテナから放射されていく電波(放射抵抗ですね) (2)アンテナ自体の線等が持つ抵抗損 よって、 >放射効率η=放射抵抗/(放射抵抗+全損失抵抗) と言えます。しかし、ダイポールアンテナでは、 一般に(2)はほぼ無視できるほど小さいですし、 放射抵抗は、簡単には変えたりできないので、 「アンテナの放射抵抗を『大きくする』」 が正解というのを期待しているとは思えません。 おそらく、 「アンテナの『接地抵抗』をできるだけ小さくする」 が正解というのを期待していると思います。 理由は以下の通りです。 ご存知かもしれませんが、接地アンテナとは、 例えば、下図のように、 給電線の片方をグランド上部に出したλ/4アンテナにつなぎ、 給電線のもう片方を接地することによって、 グラウンド内部にλ/4アンテナを擬似的に出現させて、 全体としてλ/2アンテナとして働かせるものです。  |  | ←λ/4アンテナ  |  |  ==給電  | 接地 この場合、設定抵抗が重要です。 インピーダンスゼロ(小さくい値)で接地できなければ、 グラウンド内部にλ/4を作り出せずに、 λ/2アンテナとして有効に働かないからです。 当然、接地抵抗による電力損失も生じます。 >吉川忠久先生著「無線工学B」のP8に >半波長ダイポールアンテナの電流分布 >が記載されています。受信も送信時も、 >この山が両端でゼロは変わらないの でしょうね?山の高さと形状が変わるの >でしょうか? アンテナ自体の損失抵抗がゼロであれば、 送信アンテナも受信アンテナも同じ電流分布です。 損失があると、アンテナ端に向かって電流が減衰するか、 給電点に向かって電流が減衰するかの違いが出ますが、 所詮、損失による電流分布の違いですので、 若干形が異なる程度です。 送信アンテナと受信アンテナで、大きく電流分布が変わるようなら、 アンテナとして使い物ならないでしょう。

fusion2011
質問者

お礼

いつもお世話になります。 ご丁寧な回答ありがとう御座います。 >おそらく、 >「アンテナの『接地抵抗』をできるだけ小さくする」 >が正解というのを期待していると思います。 了解致しました。そのように理解するように致します。 >アンテナ自体の損失抵抗がゼロであれば、 >送信アンテナも受信アンテナも同じ電流分布です。 >損失があると、アンテナ端に向かって電流が減衰するか、 >給電点に向かって電流が減衰するかの違いが出ますが、 >所詮、損失による電流分布の違いですので、 >若干形が異なる程度です。 >送信アンテナと受信アンテナで、大きく電流分布が変わるようなら、 >アンテナとして使い物ならないでしょう。 了解致しました。電流分布は厳密には異なるが、その差異は小さいということですね。

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