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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:無線工学Bの問題について)

無線工学Bの問題について

ycuhakechaの回答

回答No.2

1.ひとつのダイポールアンテナから 放射される電界の方向は、 質問者も理解している通り一方向です。 そこにもうひとつのダイポールアンテナを 90度異なった配置にして電波を放射させると 先のダイポールアンテナと90度方向が異なった 電界が放射されることなりますね。 よって、当然二つあるわけです。 これら二つの電界には、 それぞれ90度方向の異なる磁界がペアになります。 また、円偏波にするには、 ふたつのダイポールアンテナに給電する電流も 90度位相をずらす必要があります。 電流が同相だと、放射される合成電界は、 両アンテナのちょうど間の 45度方向に√2倍になって現れるだけで、回転しません。 2.アンテナの放射抵抗が大きいと、 給電した電力が、アンテナの放射抵抗で失われて、 放射される電波が減るようなイメージを もっているのではないでしょうか。 アンテナの放射抵抗は、 給電した電力が空間に電波として 放射されることによって生じる電力損失が、 給電部に抵抗として現れるものです。 だから、「放射抵抗」なんですね。 アンテナ銅線の持つ抵抗ではありません。 放射抵抗10Ωのアンテナでも、 放射抵抗20Ωのアンテナでも、 給電部から、10Wを送り込めば、 放射される電力も10Wです。 もちろん、電力が同じでも抵抗が違うので、 給電した電圧・電流は異なります。 放射効率は、給電した電力のうち、 どれだけが電波になったかですので、 放射抵抗には無関係です。 3.アンテナの損失が大きいほど 送信アンテナと受信アンテナで、電流分布は異なります。 送信アンテナとして使用した場合は、 アンテナの端ほど電流が減衰してしまいますし、 受信アンテナとして使用した場合は、 アンテナの端で生じた電流ほど 給電部に到達するときに、減衰してしまいます。 そのため、電流分布が異なるわけです。 4.φの取り方の違いです。 先の問題は、x軸からの角度ですね。 y軸からの角度だと、 λ/2 COS(90-φ) =λ/2 SIN(φ) です。

fusion2011
質問者

補足

いつもお世話になります。ご回答有難うございます。 >1.また、円偏波にするには、 >ふたつのダイポールアンテナに給電する電流も >90度位相をずらす必要があります。 了解致しました。 >2.放射効率は、給電した電力のうち、 >どれだけが電波になったかですので、 >放射抵抗には無関係です。 吉川忠久先生著「無線工学B」のP13には 放射効率η=放射抵抗/(放射抵抗+全損失抵抗) と記載されています。従いまして、放射効率は抵抗に比例 するので、放射抵抗が大きい程、放射効率が高くなるが 正解ではないでしょうか? >3.アンテナの損失が大きいほど >送信アンテナと受信アンテナで、電流分布は異なります。 吉川忠久先生著「無線工学B」のP8に半波長ダイポールアンテナの電流分布 が記載されています。受信も送信時も、この山が両端でゼロは変わらないの でしょうね?山の高さと形状が変わるのでしょうか? >4.φの取り方の違いです。 >λ/2 COS(90-φ) =λ/2 SIN(φ) です。 了解致しました。後で私も気づきました。

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