アンプとスピードコントローラ

質問

ギターアンプ入力にスピードコントローラをつけると
電流制限ができるので保護にも役立つと聞きました。

ナショナルのDZ-101BKが手元にありますが
100V3.5Aとありますが使えるのでしょうか？

アンプのインピーダンスは4Ωとしかわかりません。

スピコンの電流とアンプのインピーダンスの関係がわかりません。

詳しい方、ご教示願います。

回答No.1

sailor · ベストアンサー

DZ-101BKは整流子モーター用のスピードコントローラーです。内部回路の詳細は解りませんが、一般的にこの種の製品はトライアックという半導体素子を使用して、通電時間をコントロールすることにより回転数を制御しています。商用電源は交流の５０Ｈｚまたは６０Ｈｚですが、この交流の波の何パーセントを通し残りをカットするというように通電時間による電力制限をする装置ですので、出力波形は正弦波とはなりません。このような波形をアンプなどで使うとノイズの原因になることが考えられますし、このような方法で電源を制限すると、アンプの電源部では十分な電力が得られないことになりますのでアンプの出力は当然ながら下がってしまいます。ギターアンプなどでは少ないでしょうけれども、アンプの電源部にスイッチング式のものが用いられていると電源部が誤動作を起こし破損にいたる場合もあります。

電源部に対する電流制限とスピーカーのインピーダンスに直接の関係はありませんし、アンプの出力を制限するのに電源の電流を出力を制限するような方法を取ること自体があやまりです。アンプの最大出力を制限するのであれば、入力側にリミッターを入れるべきでしょう。

いずれにせよ、トライアック式のスピードコントローラーが使えるのは整流子電動機（電動工具など）や白熱電灯などの電源の波形を気にしなくても良い物に限られます。アンプ電源がトランス式の物でも、トランスの効率をひどく低下させたり、波形が大きく崩れたものになるためスパイクノイズの発生などでいいことはひとつもないでしょう。

お礼

詳しい説明ありがとうございます。

もう少し調べてみます。

回答No.2

John_Papa

かってに「アンプとスピコン」に読み替えます。
そうしないと意味不明になりますので。

スタッカブルのギターアンプやベースアンプは以前はホーンジャックケーブルで接続することが普通でした。今でも多くの製品がそうです。
見た目は似ていても、ギターケーブルは大きな電流を流すことができません。
その為、スピーカー用のケーブルとギターケーブルを間違えて、アンプヘッドとスピーカーの接続に使うと、ギターケーブルを流せる電流容量の制限を軽く越えてしまい、ケーブルが過熱して発火したり熔けて中の線がショートしてアンプを故障させたりという事故が多く発生しています。

業務用音響機器では２０年ほど前からスピコンという端子を使うようになっています。保守的というかビンテージ大好きなギタープレーヤも最近ではスピーカー接続にスピコンを使いはじめた。という訳です。
太い電線を使えるしギターケーブルと間違える事もありません。ケーブルの電源容量を気にする必要が無くなった訳です。

スピコンはスピードコントローラの略ではなく、スピーカーコネクタの事です。
添付写真はベースアンプですが、最初からスピコンが使われています。