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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:福島原発のどこから 放射性物質が出ているのでしょう)

福島原発からの放射性物質の出所はどこか?

lv4uの回答

  • lv4u
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回答No.8

>>事故が起きるまでまた今でも他の原子力発電所では使用済み核燃料は完全には隔離されていない環境(閉鎖空間でない)で水を満たしたプールで冷却をするだけで 放射性物質を出さないとされていたはずです。 燃料棒被覆が破損していないときは、その考え方であっています。でも、火災とか、爆発とかプールのひび割れ疑惑での水の喪失、さらには加熱と注水による急速冷却の繰り返しによって、燃料棒被覆が痛んでいる可能性がありますね。 >>今 保管プールは冷却が不完全ですが 一応水で満たしているはずです。(報道では) 被覆管が痛んでいることで放射線物質が出続けているのでしょうか。 ジルコニウムで作られた燃料棒被覆は、詳しく報道されていないようですが技術的には”矛盾”というか、原発のアキレス腱ですね。 この燃料棒被覆は分厚く丈夫につくれば、破損の危険性が減り、その分、内部にたまった放射性物質(気体・固体等)が漏れる可能性は小さくなります。でも、そうすると燃料棒の中にあるウランペレットから発生する熱が外側を流れる冷却水に伝わりにくくなります。 なので発電効率を上げるためには、"できるだけ薄くしたい"という要求もあるわけです。 その結果、燃料棒被覆は、0.2~0.3mmと極めて薄く作られています。その薄い被覆が、通常時でも、高温・高圧で激しく流れる冷却水の中にあり、ばあいによっては、水流の渦などにより、振動したりして応力腐食が発生したりします。 原発の歴史をみれば、通常運転時に燃料棒被覆にピンホールが発生し、放射性物質が漏れて騒ぎがあったと思います。 今回、消防車の放水や生コン用の車での海水注入は、急速冷却による熱衝撃での被覆破損を拡大した可能性があります。 まあ、いずれにしても、燃料棒被覆が破損していないなら、ヨウ素やセシウム汚染問題は起きなかったはずですから。 私たちの立場では、1~3号機の原子炉にある燃料棒から漏れようが、冷却用プールの燃料棒から漏れようが、放射性物質が大量に飛散して悲惨なことになったのは、同じことです。 つまり、放射性物質の汚染について、プール内の燃料棒被覆が破損しているか、いないかという議論は、ここにいたっては無意味なことかもしれません。(もう大量に漏れたんですから) 安全といいながらも、農産物の出荷停止を指示する混乱した頭をトップにもった日本は、ほんとに悲劇(喜劇?)ですね。 もうスリーマイルを超えたわけですから、あとはチェルノブイリに近づく度合いをどれだけ減らせるか?いちおう封じ込めが出来たといえるのがいつになるのか?が課題になっていると思います。

ToughBoy
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 燃料棒のジルコニウムの被覆が0.2~0.3mmの薄さとは驚きです。ウラン燃料が紙一重のところにあるんですね。 まだまだ危機的な状態が続いていますが 一応格納容器からは今は出ていないはずですね。 やはりむき出し保管燃料プールの被覆の破損した燃料棒が水の中で放射性物質の放出が続けているようですね。 一時も早く元を断ち切ってほしいものです。 一度放出された放射性物質は拡散と半減することしか濃度を減らすことは無いのでしょうか。

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