ハムラビ法典と被害者の補償

このQ&Aのポイント
  • ハムラビ法典と被害者の補償について考える
  • ハムラビ法典の原則に基づく復讐と賠償の問題について
  • 復讐と賠償の等価性を考える
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ハムラビ法典と被害者の補償

重苦しいトピックですが、ハムラビ法典と言えば、目には目を、歯には歯をで有名ですね。 つまり、自分が受けたのと同じくらいの仕打ちを相手にも与えるというのは、人類共通の原始的な人情だと思います。特に自分が犯罪被害者になれば、よほど奇特な人でもない限り、加害者に自分と同じ目に遭わせようと思うのは極自然なことだと思います。 しかし、ここで疑問点があります。 例えば、自分が相手に失明させられたら、もう視力は取り戻せません。それで、ハムラビ法典に基づけば、相手を視力を奪ってもいいことになります。もちろん、失明したら お金では解決できませんが、相手も失明させたところで、多少の復讐心は満たされても これから生活には何の足しにもなりません。 これの延長で考えて、自分の娘が暴行されたら 相手の娘にも同じだけの暴行を加えたら ただの野蛮な犯罪行為に過ぎません。 また、命はお金で買えないとよく言われます。生命に対する損害賠償のケースです。これは私も頷けるんですが、賛同できない部分が残るものの こういう考えもできると思います。人がお金を稼ぐには 人生の一部の時間を消費し、また多かれ少なかれ 命を危険に晒すことがあるかと思います。つまり、お金とは 命を少しすり減らした代償で得られたものであるから、命をお金で償うという考えも一理はあると言えると思います。 そこで分かりにくい質問かもしれませんが、 等価の復讐と賠償の問題に関して、いかがお考えですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sutorama
  • ベストアンサー率35% (1701/4759)
回答No.4

うーん 等価というのは誰の視点なのかなと思います ハムラビ法典的に言えば 子どもを殺されたとしても相手に子どもがいなければ等価賠償はないし 同じ苦しみを相手にという等価も、俺はへっちゃらだぜと言われたらそれまでです で、結局は第3者の判断で等価賠償を決めてもらうのが法律ですが、本当の意味での「等価」というもの自体が、そもそも存在しないので、質問の命題自体が崩壊していると思います(法典も法律です) なので、なっとくできる等価賠償はこの世に存在しない・・・が返答です ※アンケートなのですから、反論とかしないでね

myrtille54
質問者

補足

ありがとうございます。 >※アンケートなのですから、反論とかしないでね 私も同じように書いて反論されたことがありますが、私はここまで天邪鬼ではありません。 ただ、sutoramaさん的にはどのような解決法が望ましいのか、ご意見を頂ければ幸いです。

その他の回答 (3)

  • vaierun
  • ベストアンサー率22% (331/1496)
回答No.3

損害賠償にまで話を広げてしまっては纏まらないと思います。 事実、被害者が健康な状態で稼いだであろう金額を支払わなければならないケースも多数あります。 結局は 相手の痛みを知る。 それに相応する事だと思います。 これで考えると裁量はその人によって異なります。 例え同じことをしていても 判決が異なるのと同じです。

myrtille54
質問者

お礼

ありがとうございます。 >損害賠償にまで話を広げてしまっては纏まらないと思います。 いや、これは犯罪被害者を考える上で切り離せない問題だと思います。 ただ私が思うのは、犯罪事件が起きた場合、第3者は加害者の制裁にばかりウェイトを置き、被害者の救済とか保障に関してはアメリカと比べてもなおざりにされているような気がします。

回答No.2

>目には目を、歯には歯をで・・ そう言うのはCAN思想そのものですね!

myrtille54
質問者

お礼

私もそう思いますが何か? romanda201さんはCAN思想についてどう思いますか? しかし、引用したものに少し説明を加えるだけで、自分の意見と看做されるとは、このサイトも恐ろしいところです。トホホ

  • 33521474
  • ベストアンサー率26% (156/584)
回答No.1

こんにちは。 確か[自分がされた以上の仕返しはしてはいけない]との解釈だったように記憶しております。

myrtille54
質問者

お礼

ありがとうございます。 >確か[自分がされた以上の仕返しはしてはいけない]との解釈だったように記憶しております。 根本的には昔の日本の仇討ちと同じだと思います。つまり、親が一人殺されたからと言って、相手の身内を何人も殺していいことにはならなかったはずです。 そういえば、山形県飯豊町の一家三人殺害事件をご存知でしょうか? このような行為は古代バビロニアでも昔の日本でも許されざる復讐でしょう。

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