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劣性の遺伝子(悪いところ・欠点)がコピーされやすいと聞いたのですが

myanoの回答

  • myano
  • ベストアンサー率50% (52/103)
回答No.2

どういう状況で聞かれた話かはわかりませんが まず劣勢遺伝は悪い遺伝子というわけではありません 有性生殖する場合には双方から同じ種類の染色体をそれぞれ受け取るために 必ず対になる染色体をもつこととなります その染色体上にある遺伝子も双方からうけとることとなります ではそのどちらの遺伝子が子供の特徴を決めるかというと、それは遺伝子次第ということになります あるものは双方からの影響をうけた特徴が現れる遺伝子 別の物は別の場所にある遺伝子とともに影響しあって特徴が現れたり その中で、ある特性をもつ遺伝子は、一つ特徴はその遺伝子があれば必ず現れる しかし別の特徴があられる遺伝子は先の遺伝子と対になると現れないといった感じです 例えばカボチャには赤い皮のものと緑の皮のものがありますが、この二つの間の子供は必ず赤い皮です これは赤い皮の遺伝子が優先的に現れるからです このようなときの赤い皮の遺伝を優性遺伝、緑の皮の遺伝を劣性遺伝といいます べつに緑の皮のカボチャが劣ってるいるわけではなく、ただどちらの因子が優先的に発現するかなのです さて、劣性遺伝が後世に残りやすい理由ですが、簡単なことです 表に現れないので除去できないからです いまは遺伝子を直接見ることも不可能というわけではありませんけど そういった技術を使わないのであれば発現していない劣性遺伝の因子があるかどうかは 後代でその因子が発現するかどうかを見なければ確認できないのです 劣性因子は両親から同じものを受け継がないと発現しませんからね そのため育種上では劣性因子は除去しにくいものとなっています 生態的にも発現しない因子は淘汰されることはありませんから矛盾しませんよ 貴方は劣性遺伝と生存上に不利な特質とを混同しているのではないかと思います ちなみに人間に関しては病気になっても病院で治療できるたぐいのものであれば 淘汰されないからその因子は除去されませんよ? そして頭がいいから求婚者が殺到して子孫を残しやすいかといえばそうではありませんよね 最後に、似ているということは発現してる形質ですから劣性遺伝ではありませんよ 悪いところはよけいに目立つものですから気になるのは仕方ないとは思いますが

rurukeito
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。 身体の弱いところ(環境で変わることはない生まれつきのもの)が親とソックリなんでどうしてかなーと思っていました。

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