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量子力学について

201005241941の回答

回答No.5

高卒の僕も応えます。 最初の内は「信じられない」で良いのではないでしょうか? 僕がこの話を友人達にしたら、一人は反量子力学派になってしまいました…。ちょっと反省。 確率解釈ってやつですね。穴Aと穴Bがあって、1粒子が同時に通るという。 同時に1/2の確率で通ったのだ、というのがコペンハーゲン解釈。 その時、二つの世界があるのだ、というのが多世界解釈。 量子ポテンシャルなるものがあって、穴の状況によってポテンシャルの具合が変わる、というのがボーム流。 いずれにしても、波を無理矢理粒子として扱ったからこんな事になったのだ、とでも思えば良いでしょう。下手したら「シュレーディンガーの猫」という泥沼にはまって、肝腎の「物理学としての量子論」がおろそかになってしまいます。頭を切り替えて、「ボーアの振動数条件」を十分に学んだ方が良いと思います。 これさえ理解すれば、マイナーな行列力学も怖くありません(笑)。 お薦めの本は、新潮選書・吉田伸夫著『光の場 電子の海』。それを読み終えたら、筑摩書房・高林武彦著『量子論の発展史』。次いで、サイエンス社・阿部龍蔵著『はじめて学ぶ量子力学』。いずれも二千円未満で手に入ります。 それでも学び足りねーよ、という場合は、講談社・三谷正昭著『今日から使えるフーリエ変換』を十分学んだ後、講談社・高橋康・表實著『古典場から量子場への道』にチャレンジして下さい。ただ、前者は二千円、後者は三千円を超えます。 ノブレスオブリージュ、あなたが量子力学を習得出来ますように!

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