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国債はどうやって返しているの?

iamyouの回答

  • iamyou
  • ベストアンサー率26% (31/117)
回答No.5

 まあ、既に沢山の方が回答されていますので大体お判りと思いますので、私は少し傾向を変えて、2010年度の国の予算[つまり税金と国の借金(ほぼ国債)の使い道]についてお知らせします。  先般決まった2010年度の予算案ではおおまかに、一般会計総額(国の収入=支出)92兆円、そのうち国債収入(借金)44兆円、国債償還費(返却期限が来た国債の払戻=支出)21兆円、となっています。つまり、92兆円という収入の内44兆円(47.8%)即ち約半分が借金でまかなうと言うことになります。しかも、支出予定の金の内21兆円(22.8%)が国債の償還(つまり借金返し)に宛てられる、と言うことになります。そうするとどうなるでしょう? 借金無しで2010年度を暮らしていくためには本当は、92-(44+22)=26兆円で暮らさなければなりませんね。      >国債はどのように返しているのでしょうか? → 上のように、その年度に償還期限がきたものを国の予算から返しています。2010年度予算は47.8%が国債収入ですから、償還金22兆円の47.8%=10.5兆円は新たに借金した金(国債収入)で返している事になります。借金を返すために又借金をしているという事です。    >返すことができないから800兆もの国の借金ができてしまったのでしょうか? → 財政規律の確立(赤字国債の縮減)という方針の下にここ数年少しずつ毎年減らしてきましたが、2010年度は世界的な経済活動の縮小(不景気)で税金収入が激減する上、新政権のばらまき政策で92兆円という過去最高の国家予算になり、返す額より新規国債発行の方がはるかに大きくなりました。このように毎年の償還額と新規発行額との差し引きによって増えたり減ったりします。    >返せない借金なのにどうして買うのか? → 個人にしろ、銀行にしろ手元にお金があって、とりあえず使い道のない場合はその金を元手にして増やす事(利殖)を考えますね。個人の場合は預貯金したり、株や債権を購入します。銀行の場合は企業や個人に貸し出して利息を受取ります。しかし、これらには色々の危険が伴い、場合によっては返ってこないとか、元本より減ってしまうという事も起こります。(このようなことをリスク負担と言います。) それらのリスク負担に対して「国債」は国が返済を約束していますので、約束通りの利息を付けて返される事はまず間違いないと判断されます。一般に国債につく利息は他の利殖方法に比べてかなり低いですが、そう言う安心感に拠って買われていきます。(ただし、それでも絶対間違いなく帰ってくると言う保証は有りません。財政破綻という現象で国にも返す力が無くなってしまう危険も有ります。この危険は国毎にその国の経済力に対する信頼度によって判断されます。)

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