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日本の景気と赤字国債について

free_777の回答

  • free_777
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回答No.7

> 質問1.景気回復のために、赤字国債を発行するのがある意味では常識化してるようですが、 > これは次世代に対する「借金」なのでしょうか。 先ず、正しい知識を身に付けて、現状を認識する事が、一番大事ですよ。 国債には、二つの物があります。建設国債、特例国債です。 特例国債が、赤字国債と言われているものです。これはなんで特例と言われるかと言うと。 財政法第4条1項に違反する特例だからです。毎年特例法を国会で通しています。 建設国債は、財政法第4条1項にある、公共事業費、出資金及び貸付金の財源にする国債の事です。 ■財政法(昭和二十二年三月三十一日法律第三十四号) http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO034.html > 第四条  国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる。 > ○2  前項但書の規定により公債を発行し又は借入金をなす場合においては、その償還の計画を国会に提出しなければならない。 > ○3  第一項に規定する公共事業費の範囲については、毎会計年度、国会の議決を経なければならない。 又、国債には、利払い、償還というのがあり、償還期限には、返さなくてはいけませんし、利子の支払いも必要です。だから、国の予算案には、国債費というのが計上されています。来年度の一般歳出の予算案にも20兆6491億円が計上されています。 ■平成22年度予算政府案 - 平成22年度予算フレーム http://www.mof.go.jp/seifuan22/yosan002.pdf だから、厳密には違いますが、簡単に例えれば、借金ということなのですよ。 > 質問2.地方は国に借金をしておりますが、夕張は破綻しました。この破綻は借金と返済目処が立たないことが > 原因だったのでしょうか? 地方の場合、国債ではなくて、地方債になります。 私も夕張市の財政再建団体になった経緯は、詳細にはわかりませんが、借入金 を返済する事ができないぐらいから、財務内容が悪化したから財政再建団体になったのです。 夕張市の場合、産炭地域振興臨時措置法が2001年度で失効したので、帳尻が合わなくなった事情もあったのでしょう。 > 質問3.インフレ政策ですが、とにかく需給ギャップの40兆をまず穴埋めしなければいけないと言われてますが、この穴埋めは現実的に可能なんでしょうか。ヨーロッパでは需給ギャップが日本の約半分以下だったためにインフレターゲットは実現可能だったと言われてますが、日本では可能なんでしょうか? > 日銀では2011年までデフレが続くという見解を出してます。(12/30付け) 40兆円の需要を作り出すのは、大変でしょう。日本の一般会計の税収が大体それぐらいなのですから。 これは私の私見ですが、私は金融政策で全てが解決するとは、思えないのです。総合的な政策で経済の規模を大きくしていくしかないのではと思っています。 > 質問4.お金なんか帳簿上の話で、札を刷ればなんとでもなると言う人がいますが本当ですか? 昔の戦前、戦中に国債を日銀が引き受けて、その後インフレで日本人が苦しんだのは、つい数十年前ですよ。

risa_gal
質問者

補足

何がなんだかわかりません・・・ そもそも国債が借金と呼ばれる過程が本当にわかってるのでしょうか?

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