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記者クラブ制度のニュースに関連して、アメリカでは?
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連投になりますが、ご容赦ください。 何時の事だったか忘れてしまったのですが、オバマ大統領の会見時に最前列で質問を許され た人物が、ネットに記事を書く無名の人物であったのに驚いた事を思い出しました。 流れるような質問と回答に「パフォーマンス的要素」を感じないでもなかったのですが ネットを駆使し選挙戦を戦い抜いた大統領らしい配慮には、さすがだと関心しました。 が、穏やかに見える会場にはSPや軍の厳重な警備が敷かれており、その為の準備等には 大きな組織とお金が動いている事を念頭に置く必要があると思っています。
トピ主さんの主張には大いに頷いております。 理想はその通りであり、実現すればすばらしい事と思います。 ですが、記者クラブは「既得権益」そのものです。 報道各社が利益団体であり、記者会見は彼等の大切な”飯の種”である事を考えれば、新規参入を 拒むのは当然です。彼等にしてみたら、飯の種を安易に他者へも分け与えるなんて事、ありえない のでは? 民主党が記者クラブを存続させたのは「政権交代への協力のお礼とこれからの支持」をお願いする 為と見ています。ですので、記者クラブの解放が実現するのは大変難しいと思います。 それにしても上杉氏。「出来るフリージャーナリスト」でおられるようですが、私の目から したら、政権交代前の「記者クラブ開放の約束」などというものは「絵に描いた餅」そのものだと いうように見えたのですが、情報戦と「裏」が命のジャーナリストとして、この口約束を 本気で信じていたのか。訊ねてみたいものだと、このレスを打ちながら思ってしまいました。
社会に影響を大きく与える報道という職業において、裏づけをする作業は最も大切な基本事項です。 きっこの日記を信じるならば、管理人氏の職業は「ヘアメークアーティスト」で報道が職業ではなく 報道分野では「素人」です。永田メール問題に関して言えば、素人のブログが世間と報道を煽り 政界を巻き込み、結果的に自殺者を出すまでに至った。大変痛ましい出来事であったと思っています。 報道の理念は「真実を伝える」事であり、思想が偏りすぎれば伝える事柄自体が偏向する恐れがある。 その記事が衝撃的であるほど、人の意識は単なる興味本位から「みんなそう言っている」に変わり、 さも真実であるかのように噂が一人歩きしはじめるのです。 受けて側の取捨選択が成熟していれば問題はないのですが、残念ならがそうではないようですので、 問題では?と考え申し上げました。 上杉氏の著書を紐解いた事はありませんし、何年に書かれたものかもわかりませんが、Wikipedia「記者クラブ」 の世界の記者クラブに書いてある事によれば、政府首脳の取材は保安上の理由で制限されている。とあり、 記者証の発行も厳しいセキュリティーチェックを受ける(当たり前の事ですね!)とあります。 特に、2001年以降は保安上の制限は厳しくなっていると思うのですが、上杉氏はその辺りには触れて いなかったのでしょうか? 「誰でも入れる」と断言しているのならば、ジャーナリストとして基本の「裏づけ」が足りないのかなぁと 思わざるを得ないのですが。。
お礼
ありがとうございます。回答もあんまりつかないし、アメリカのことはみんなもよく分からないのかな、と思ってきています。 上杉さんの本はそこら辺は問題ないんですが、私が回答No2のところに「誰でも」と書いたのは言葉のあやみたいなものです。すみません。安全面の話をしている文脈じゃないつもりだったので省略しましたが、安全面では一定の信頼をクリアした人なら、思想や立場の如何にかかわらず誰でも、というような意味です。 wikipediaの世界の記者クラブにはアメリカではブロガーにも記者証が発行されたと書いてありますね。しかし、その後、問題になったとあるので、アメリカでも試行錯誤中なのでしょうね。 私も感じたことを書いてみます。警察、検察関係や事件関係の記者会見なら、おっしゃるように報道面の問題で慎重になるべきですが、こと政府系の記者会見については、どんな記事を書くか、よりも、鋭い質疑応答がなされるか、が重要だと思います。記者会見場でのやりとりは、この時代、全部ビデオカメラで録画して、ネット上に置いておくのが理想です。 その上で、紙面については、記者も人間だし、記者が所属する新聞社も人間で構成されている組織である以上、その新聞の立場にそって、限られたスペースの中で、どれを優先的に記事にするかは、偏りが出るのもやむを得ないとは思います。 ただ、そもそもの質疑応答に偏りが出てはいけないと思うのです。偏りということでいえば、今回のこの記者クラブ問題は、新聞、テレビメディアでは全く報道されていません。これは、当然といえば当然ですが、記者会見場に入れている記者クラブの人たちは、記者クラブの件を質疑しないし、記事にもしないからです。これを偏向と言わずになんというのでしょう。確かに、受け手には未成熟な部分もあるのですけれども、私は、世間の人たちはそんなに馬鹿じゃないんじゃないかな、と思っています。 といったところが私の感じたことでした。なんかもう本筋の質問からは外れてきているのですが、こういったことを話し合うのもこれはこれで構いません。どうもありがとうございました。
補足
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/09/post_187.html ちょうど良いタイミングで田中良紹さんのブログにも関連する話題が出ていたので貼ってみます。参考まで。
「きっこのブログ」は熱烈なる「社民党支持者」で、永田メール問題を煽った当事者ですからねぇ。。 偏りがありすぎて、かえって問題なのではと思うのですが。。
お礼
ありがとうございます。どういう意味での問題でしょう。民主党にとっての問題なのか、思想に偏りがありすぎる人は話のスタート地点が違いすぎるから話に時間がかかりすぎる問題でしょうか。社民党を支持することや永田メール問題を追及すること自体は問題じゃないような気もしました。社民党は連立で一応与党ですし。 記者クラブ制のようなものがあるのは日本だけでほとんどの国ではそんなものはないと上杉隆さんの本には書いてあったのですが、他の国ではどうやっているんでしょうね。 自分の党と利益や思想が反する人を閉め出すのであれば、解放していることにならないので意味がないと思います。 確かに今回の問題はこれまで民主党を支持していた人々をも閉め出したことにもあるのですが、記者クラブ廃止の本質的な目的は、野党側支持者の厳しい質問にも毎日受けて立たせることによって、真剣な論議を繰り返し、間違っているところがあれば正して最終的に国民に利益が出るようにすることだと思います。 ただ確かに質問者のレベルというのはあります。 想像なんですが、記者会見場には誰でも入れても、限られた時間内に、挙手している人の中で誰を指すかは政党側なので、指しても明らかに時間が無駄になるだけの質問しかしない人はその人を指さなくても、誰も何も言わない雰囲気ができてくるんじゃないかと思います。記者会見場内の雰囲気としても、その後、その人が書く文章への世間の反応としても。 もしも上杉隆さんくらいの人を意図的に指さない状況が繰り返されたら、世間の人やその他のジャーナリスト仲間も黙ってはいないと思います。
- opechorse
- ベストアンサー率23% (435/1855)
某放送番組によると 個人の交友関係とか過去に出版された文書など 個人の資質を判断されてOKなら取材許可が下りるようです なんせ、CIAがありますからね 判断できないぐらいの文書しか書いたことが無ければNGでしょう
お礼
回答ありがとうございます。 例えば、きっこのブログのきっこさんくらいの人ならどうでしょう? 個人的には、きっこのブログは優れいていると思いますが、それでも、活動内容が現状のきっこさんくらいの水準の人には記者会見の参加までは許さない方がよいように思います。上杉隆さんならなんの問題もないと思います。今回は一部雑誌の記者には許可が下りたって言うんですけど、一部雑誌ってなんでしょう? 上杉さんだって雑誌で書くこともあると思うんですけど。雑誌出版社の社員ってことでしょうか。
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