• ベストアンサー

自作真空管アンプ調整

6RA8を4本(PP)使った自作真空管ステレオメインアンプの調整です。SW-15-4(山水)の出力トランスにつないだ最終段6RA8の両方のカソードに20KΩの可変抵抗器(DCバランス?)を接続するようになってますが、これはどのように調整したらよいのでしょうか?前に調整せずに真空管のメインアンプを使って長時間電源入れてましたらトランスから液漏れしておシャカになったことがあります。おそらく電流か電圧のバランスをとるのだろうとは思いますが調整の仕方が分かりません、分かりやすく教えていただけないでしょうか?

  • isy327
  • お礼率97% (147/151)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • JT190
  • ベストアンサー率47% (453/960)
回答No.5

設計ミスや故障や配線間違いや部品劣化等がないと仮定して。 1.まず電源投入前に ・10kΩVRを中点に合わせる(L・R両方とも) ・20kΩVRを抵抗値最小の位置(G1・G2の電圧がが最も低くなる位置。回路図でいうとVRが一番上側となる位置)に合わせる(L・R両方とも) 2.電源を入れて、6R-A8のカソードのTP(4箇所全て)が(グランドに対して)0.15V以下であることを確認する。 もし0.15V以上になった場合は直ちに電源を落として、回路の定数見直しか6R-A8の交換が必要。 (もちろん、故障や配線間違いの可能性もあり) 3.LchのTP1箇所を測りながら、Lchの20kΩVRを少しずつ回して、TPが(グランドに対して)0.15Vになるように調整する。 4.Lchの2箇所のTP間の電圧を測りながら、Lchの10kΩVRを少しずつ回して、2箇所のTP電圧が同じになるように(=TP~TP間の電圧が0Vになるように)調整する。 5.上記3~4を数回繰り返して、LchのTPが2箇所とも(グランドに対して)0.15Vちょうどになるように調整する。 6.Rch側でも上記3~5を行って、RchのTPが2箇所とも0.15Vちょうどになるように調整する。 7.片chを調整すると他のchのTPの電圧が少しずれるので、再度上記5~6を数回繰り返して、4箇所のTP全てが0.15Vになるように調整する。 8.この状態で10~30分放置して、再度TP4箇所の電圧を測定し、0,15Vからずれていたら再度上記7の調整を行って、調整完了。 ・・・以上が「正しい」調整方法です。

isy327
質問者

お礼

ご返事有難うございます。細かく教えていただいて大変参考になりました。ただ真空管のアンプ製作はあまり経験がありませんので、上手く出来るか心配です。実は35年ぐらい前に頂いた6RA8ppパワーアンプを久々に電源を入れましたら、B電源の1Ω巻線抵抗から煙がモクモクと出て、思わず電源を切りました。これは作り直さないといけないと思い、参考回路を見つけましたがppのバランス調整の仕方がわからず書き込みしました。出来ればもっと簡単な回路は無いものかと探しておりますが、インターネットでも本屋でも見つかりません。6RA8やPT、OTは何とか使いまわししたいです。

その他の回答 (5)

noname#111053
noname#111053
回答No.6

こんにちは、初心者のひとが失敗する原因のNo.1はB+電圧の調整です。 組だそのままで使ってしまうの場合が多いのでB+電圧が高く、電流が流れ過ぎる場合がおおいです。 また、ラックスの回路を参考にしているみたいですが、昔のラックスはパワー重視で無理をしている設定が多いんで。 しっかり、ロードラインを見てプレート電圧とバイアス電圧を設定した方がよいと思います。パワー管が与太球だとラックスの回路では持たないかもしれません。 寿命を考えると80パーセント以下のパワー位でと考えます。 真空管の名前にこだわらず初心者向けのPPアンプの制作記事を読んで見てはいかがでしょうか。

isy327
質問者

お礼

ご返事ありがとうございます。わかりましたB電源については低めに設定してはじめはチェックします。急ぐこともないのでジックリ色々な回路を検討してレストアしたいと思います。

noname#111053
noname#111053
回答No.4

こんにちは、確認ですがこの回路は雑誌等の参考回路でしょうか?。 または、自分で設計した物でしょうか?。 まず順番としては、真空管を差す前に各部の電圧を測定します。 (1)ヒーター (2)バイアス (3)Bライン ここで、ショートや電解コンデンサーの極性間違いをチェックします。 真空管を入れない状態では、電圧は高めに出ます。 安全に調整するためには、スライダックを利用して、パワー用の真空管を入れないでB1の電圧が300Vになるように設定し、U7、X7のプレート電圧、カソード電圧を調整します。 この調整は、Bラインの固定抵抗の値を変えて行います。 次に、左右どちらかのパワー管を差して、プレート電圧バイアス電圧をチェックします。 P1、P2間の電圧をテスターで電圧がゼロになるように調整します。 ゼロに近くなってきたら、テスターのレンジは小さくして見てください。 注意としては、音を入れないようにしてください。また、一度調整しても狂ってきます。半日から1日は見てください。いつの間にかズレてきて壊れることがあります。 片チャンネルが安定しましたら、反対のチャンネルを同様に調整します。 どちらも安定しましたら、スライダックをはずして、設定の電圧と同じか確認してください。 たぶん、数10V、異なると思います。 設計電圧に合わせる為には、電源トランスの端子を入れ替えるか、大型の抵抗を入れて調整します。 スライダックをはずした、最終的なB1電圧に合わせて各部の電圧を再度調整が必要です。 順番を追って調整しないと、真空管に無理な電流をながしてしまって壊すおそれがあります。 真空管を入れ替えると同じ電圧でも流れる電流が変わるので、再調整が必要になりますよ。調整した時の場所に同じ様に入れてください。 参考まで

isy327
質問者

お礼

ご返事有難うございます。この回路はネットで見つけたものです。現品の回路図はありませんが、ほぼ同じ内容なのでこの回路を参考にしてリストアしたいと考えています。

  • DAV
  • ベストアンサー率37% (746/2009)
回答No.3

グリッドのバイアスの調整もカソード~カソード(またはプレート~プレート)間がゼロになるよう調整して下さい。

isy327
質問者

お礼

有難うございます。結局、最終段の真空管はプレートやカソードのレベルで左右が同じ動作をするように調整しなければならないということですね。 有難うございました。

  • DAV
  • ベストアンサー率37% (746/2009)
回答No.2

回路図をアップできませんか?

isy327
質問者

お礼

回路図は保存形式が上手くコントロールできませんでしたので、 アドレスを貼り付けました。よろしくお願いします。 http://www2.plala.or.jp/ideno/sinkukan/1_6RA8_PP/6RA8_PP_Ver1.xls

  • DAV
  • ベストアンサー率37% (746/2009)
回答No.1

出力管のカソードの電圧が等しくなるように調整してください。 始めはテスターのレンジを高めにして、カソードとアース間の電圧をほぼ同じ位になるようにしてから、カソード~カソード間にテスターを繋いで電圧がゼロになるように微調整します。

isy327
質問者

お礼

早速にご返事ありがとうございます。 グリッドのほうに可変抵抗器が接続されているような回路もあるのですが、この場合はグリッド~グリッドをテスターで計れば良いのでしょうか?プレートを計れば良いのか?理屈も分かっておりませんのでご迷惑をおかけいたします。

関連するQ&A

  • 真空管アンプの電源

    真空管アンプの電源トランスは、普通のチップ型の電源トランスと同じでよいのですか? 真空管アンプ用の電源トランスというのよな特性などはあるのでしょうか?

  • 真空管アンプの出力トランスとフェラメントについて

    今使用しているアンプの出力トランスはエナジーオーディオの トランスです。 2個の内、片方はそこそこ熱を持ちます。 しかし、もう片方は若干熱が弱く感じます。 (トランスが悪いわけでは無いのですが)これは普通なんですか? あと、真空管のフェラメントについてです。 ビーム管の4本の内、(PPアンプ)内側の2本は強い光を放って いますが、両端の2本はそれに比べると光が若干弱いです。 この状態は真空管を交換しないとダメでしょうか? (ちなみに真空管を交換してから約60時間程度は使用しています) 音は綺麗に出ています。(その他は問題ないです。) 僕は6L6GCのPPアンプを使用しています。 人それぞれ好みがあると思いますが、 あなたの好きなトランスメーカーもついでに教えてくれませんか? 長くなりましたが、よろしくお願いします。

  • 真空管のPPアンプの調整で悩んでいます。

    真空管のPPアンプの調整で悩んでいます。 最終段の調整はACバランスを調整して基本波(1KHz)に対して高調波成分の2次成分を少なくするか(殆ど0レベルまで(基本波に対して-90dB以上の調整可能、3次成分は-60dBです)、3次成分を下げるか(この場合は2次成分は無くらない;2次成分がー60dB、3次成分が-65dB程度)で悩んでいます、また最終的には部屋でSPを接続してマイクで拾った信号で調整するのが良いか(調整は同様に2,3次成分を度のように調整すれば良いのか)、ご教授願います。

  • 出力トランスの適合

    現在6RA8をプッシュプルで使用した真空管パワーアンプを使用しております。しかしながら、この真空管はそろそろ寿命と思われますが、市場にほとんどものが無く、また高価なので、この際6CA7あたりに作り変えようと思いますが、6RA8用として使っていた山水の出力トランス「SW154」は6CA7のPPでも使用できるでしょうか?ご教示宜しくお願いいたします。

  • 真空管アンプ

    昨年の11月に初めて真空管アンプを買いましたが、最近左右の音量バランスが違ってきました。 バランスつまみは無いので真空管(KT88)を交換するしか方法は無いのでしょうか?

  • 真空管アンプでの感電

    EL34PPアンプですが先日電源を入れて5秒位で電源を切り、真空管を新品に交換しようと真空管に触ったらビリッと来ました。少し経って考えると、もしかしたら電源トランス(タムラ製)のケースに触ったかもしれない。 真空管のガラスの部分、もしくは電源トランスのケースで感電って有るのでしょうか? 電源を切ってそのまま1日置いて、電圧を測ってみると、チョークの後で160Vほど残ってました。 カソードパスコンにタンタルを使ってますので測ってみましたが、容量は有り、抵抗も300k?程有ったと思います。後日電源を入れ各電圧を測ったら通常通りで、電源を切ったら1分もしないうちにチョーク後で100V以下になりました。

  • 真空管アンプの周波数特性が音量VRで変化する訳

    真空管アンプの音量調整VRの位置により周波数特性が変化(広域が劣化)すると聞きます。通常、メインアンプの音量調整VRは100~250KΩです。一方、プリアンプの出力インピーダンスは低い(私が使用しているプリアンプ LUXKIT A3300は970Ω(仕様書)です。メインアンプの初段真空管の容量や接続ケーブルの浮遊容量も考慮する必要があるのでしょうが、メインアンプのVRを10KΩ程度にすれば、Cの影響は1/10程度になると思うのですが?相変わらず、100~250KΩのVRが使われている理由は他にあるのでしょうか?お教え下さい。

  • 真空管アンプの調整(固定バイアス電流)

    真空管アンプの回路と調整について、2つ質問があります。 このアンプはKT88のプッシュプルです。 質問(1)プッシュプルの片側だけ、突然、カソード電流が減少して、VRで調整しようとしても、40mAまで増えません。   以前は、VRの真ん中あたりで40mAまで流れていたのに、今は最大に回しても、35mAまでしか増えません。   実際には、カソード抵抗10Ωで測定しているので、0.35V位です。   真空管に異常があるのでしょうか?   異常なら、球を早く手配したいです。 質問(2)KT88の第2グリッドとプレートの間に47pFのコンデンサが付いています。Webで調べてもこの意味、効果がわからないので、教えてください。   オシロで波形を見ると、方形波の時に、リンギングが少し減る様に見えますが。   この手法はあまり知りませんので、ぜひ教えてください。

  • 真空管アンプの雑音

    6RA8プッシュプルパワーアンプを昨年リストアしましたが、最近になって1時間ほど使用したらLchから「ボソ、ボソ、ブチ、ブチ、、、、、」という小さな音が出るようになりました。12AU7A(1本)と6AQ8(2本)も使っており真空管を左右取り替えても同じ現象です。音は文句なく良い音がしているのですが雑音まじりでちょっと気になります。これは何が原因でしょうか?一般的には抵抗の劣化のようにも思いますが、全部取り替えるには相当な手間ですし、もうすこし問題箇所が特定出来ないかと思います。またリストアの際に、可変抵抗器がすぐに手配出来なかった関係で、バイアス調整用のVR(20KΩ)とヒーターバランス調整用VR(100Ω)は1966年~1976年の当初のものをそのまま使用しています。電源部にも古い部品は使用していますが、今回Lchだけの症状なので電源部は問題ないと思っています。LUX A1020のパワー部相当です。宜しくお願いします。

  • 真空管アンプから異音

    真空管アンプから異音 luxmanのA3550という真空管アンプを落札しましたが、右側から『ブッブッ』とか『ゴソッ』とか異音が出る様になりました。 真空管をKT88の新品に替え、バイアス調整をしましたが、同じです。 元の6550Aに差し替えても同じで、右側の音が小さくなってしまいました。 何が原因なのでしょうか? 真空管アンプの知識は全くの有りません、解り訳す教えて下さい。 手に負えないなら、修理に出したいと思います。

専門家に質問してみよう