• ベストアンサー

百鬼夜行の妖怪たちが誦経する意味。

nayamuotokoの回答

  • ベストアンサー
回答No.2

百鬼夜行(正式名ひゃっきやぎょう)は有名な霊現象で、本来は割れた茶碗・土鍋や皿が群れを成して夜の都を徘徊し、これを見た者は恐ろしいたたりに見まわれ、 一族・親戚までみんな死ぬと言われています。 これらは主に付喪神(物が妖怪化したもの)の仕業と言われてますが そのイメ-ジが固まったのは大体室町時代以降であるといいます。 その頃は大陸との交易も盛んになって輸入品がぞくぞく町に溢れるようになり、 人々が物をあまり大事にしなくなったのが原因だと言われています。 しかし、その付喪神も最初の内こそ人々に恐れられていましたが その内、ユ-モラスなものとして鳥山石燕などの絵巻物に描かれるようになるんです。元が物だけにその霊力も大した事はないらしいです。 本来の目的は自分を粗末にした人間を探す為に徘徊をしているんです。 色んな絵巻物が描かれる事で色んな目的や姿が変わり その当時の文化を表していたんですね。 物は99年経つと意識を持ち、付喪神になると言われています。 でも、それだったら鑑定団に出てくるお宝がみんな付喪神になっていますよね。 要するに物を大事にしないと妖怪になるという脅しにもなる絵なんです。 以上、付喪神の元祖について述べました。

noname#1258
質問者

補足

下の方の情報と統合すると、付喪神となった茶碗や楽器が、自分たちを粗末に扱った 人間を捜し求め、念仏を唱えながら、その魂を求めていた、ということになるのでしょうか・・? そうではなくて、各々の話は違う原点であり、茶碗達が経文を読んでいるのは、 後に鳥山石燕が付け加えたアクセントのようなものであって、そのころには、 その絵そのものの目的も、姿でさえも様々に説明されるようになった、ということでしょうか。 どうやら後者のほうが論を得ているようだと考えます。 nayamuotokoさま、考察のヒントを頂き、ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 陰陽師や百鬼夜行抄のようなジャンルで、何か面白い漫画はありませんか?

    陰陽師や百鬼夜行抄のようなジャンルで、何か面白い漫画はありませんか? ゴーストハント、雨柳堂夢咄、阿佐ヶ谷Zippyは読みました。 今でも新品で手に入るもので、あまり少女漫画チックな絵柄じゃないとありがたいです。 (少女漫画はOKですが、キラキラした男性キャラが苦手なので…) 漫画だけではなく、小説でもオススメがあれば是非教えてください! 有名な作品は読んでいるので、若干マイナーな作品だと嬉しいです。

  • 日本の鬼についておしえてください お願いします

    いま、今昔物語や日本霊異記を読んでいるのですが、「鬼」について非常に興味をもったので、自分なりにまとめて研究したいと思っています。 自分は文学部じゃないので、なかなか頼る人もいないので、もし知っていることがあれば教えてください。 おすすめの文献や、サイトもおしえていただければ幸いです。 時代は平安時代くらいの鬼のイメージに絞って調べたいと思っています。 鬼といっても ・人が鬼になるパターン ・奇怪な事件が起こったときに鬼の仕業とする ・地獄の獄卒(えんま王の使い)としての鬼 ・異国の人を鬼とした ・百鬼夜行にでてくる鬼 など、自分が本をよんだだけでもこれだけの種類?の鬼がでてきました。 その各理由(例えば、なぜ人(特に女や老婆)は鬼になるのか)や、時代背景について調べて生きたいのですがよければアドバイスお願いいたします

  • 百鬼夜行の伝説

     百鬼夜行の伝説について教えて下さい。  奈良の朱雀門の近くに霊界(?)の扉があって、そのことについて大鏡という書に書かれていると聞きました。  具体的でない質問で申し訳ありませんが・・・。

  • 百鬼夜行抄に詳しい方!!

    文庫コミックではなく、大きい方のコミックでただいま10巻を読んでいる所なのですが、10巻について質問があります。 10巻の『マヨヒガ』に出てきた矢野ミズキという女性は1~9巻の中で既に登場した方でしょうか?? 最初に律と話していたときに、死んだお父さんが出てきた時は驚いたというような事を彼女は言っていて、それから矢野ミズキが自分のお父さんは亡くなったと言ったら、僕も…みたいに律が言ってる回想シーンがあったんですけど、あのシーンは前に出てきた場面ですか?? もし出てきたのなら何巻のどのお話でしょうか?? 教えて下さい。 マヨヒガを読み始めて最初に矢野ミズキと律が知り合いみたいに描かれていたんですけど、私は矢野ミズキに覚えがないんです。私がただ忘れているだけでしたらすみません。

  • 百鬼夜行 と 白夜行 って違うんですか??

    百鬼夜行 と 白夜行 って違うんですか??

  • BartPEについて

    最近、何気にネット徘徊してたらBartPEのカキコされてたので、早速作成してみました。 使用目的は、システムダウン時のデータリカバリー用に考えておりますが、そもそもBartPEって合法なのでしょうか?

  • 鬼さんこちら

    歌などで、よく「鬼さんこちら、手の鳴る方へ」というのを聞きます。 この言葉の由来というか、元はなんなのでしょうか? 自分なりに考えた結果、 鬼ごっこで逃げる側が言ってるのだと思うんですが、そもそも鬼に追いかけられてるのになんでそんなに余裕なのか?と気になります。 詳しく知ってる方がいればよろしくお願いします。

  • レストランなどで子供がふらふら~っと立ってしまう

    妹の子供のことで質問です。 幼稚園年長ですが、落ち着きがありません。 レストランや、幼稚園行事、そのほか座っていなくてはいけない場所で特に何の目的も無いようですがふらふらと席を立ちます。そしてよその方の席を徘徊します。 「ダメよ、戻っておいで」 といっても聞きません。 そもそも親である妹がそのままにさせています。 このような子供について、まわりの方はどう思われるているのでしょうか? 今後の参考にしたいので忌憚のないご意見をお聞かせ願えると幸いです。 立ち歩きますが、特に騒いだりはいたしません。 ただ、時々他の方のテーブルに手をついたりしています。

  • 百鬼夜行抄「介添人」を読んだ方へ。

    6月に出たネムキに掲載されている、百鬼夜行抄「介添人」の内容についてわからない点があったので質問させて下さい。 伶が引き取っていた篤志という子どもは、書生の八名瀬ですか? それとも二人は兄弟かなにかでしょうか? 篤志の父親が八名瀬と名乗っていたことや、八名瀬の過去を話す伶の、「熱出したり本読んだり・・・」というのが篤志と重なっていたので疑問を持ちましたが、何度読んでもわかりませんでした。 私の深読みでしょうか。 どうもすっきりしないので、どなたかこれだと思う説をお持ちの方教えてください。 想像でもかまいません。 お願いします。

  • 『拾芥抄』には百鬼夜行日として

    『拾芥抄』には百鬼夜行日として 「正月子の日、二月午の日、三月辰の日、 四月戌の日、五月未の日、六月辰の日」が あげられており、この日の夜外出すると 百鬼夜行に出会うといわれていますが、 なぜこれらの干支の日なのか 分かる方はいませんか??