任天堂は、iPhoneや次世代PSPの前に敗れ去る？

質問

「PSP go」は「PSP2」までの中間ステップか↓
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20090611_285704.html

次世代PSP2までの長期戦略が見えるSCEの「PSP go」↓
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20090612_286045.html

これらの記事で書かれていることを簡単に書き出すと…

　・日本以外の地域ではiPhoneが急速に普及している
　・PSPのライバルはiPhoneでありDSは既に眼中に無い
　・PSPgoは、あくまで次世代PSP2までの「繋ぎ」である
　・次世代PSPでは、ソフトは全てネット経由で買うことになる
　　(お店でパッケージされたソフトを買う時代はおわる)

ということになるかと思います。

これまでは、ゲーム開発のプロが作った大作ソフトがメインなので
開発費用は高くなり、開発期間は長くなる傾向にありました。
しかし、それだけカネと時間をかけて作ったソフトが売れる保証はなく
逆に赤字を抱えてしまうことも多くなっていると聞きます。

それに比べiPhoneでのゲーム開発は一攫千金を狙う素人が中心なので
とにかくすごい数のソフトがダウンロードできる状態にあるようです。
パッケージソフトと違い在庫を抱える必要が無くなるので
その分開発費も抑えることができ、赤字を抱える心配はかなり軽減されます。

このように考えると、あくまでもプロが作るソフトにこだわる任天堂は
ゲーム機として急速に普及しているiPhoneを擁するアップルや
先を見越してPSPのモデルチェンジを断行したソニーに遅れをとり
ゲームボーイから続く携帯ゲーム機の覇権を明けわたすことも考えられるのですが…。

将来、任天堂はiPhoneや次世代PSPの前に敗れ去るのでしょうか？
個人的には、プロの作ったソフトも廃れて欲しくないのですが…。

回答No.1

benelli · ベストアンサー

個人的な考えですが、そもそも勝ち負け自体が存在しないような気がします。

ＤＳとＰＳＰは争っているというより、お互いコアユーザーが異なってきていると思うのですが。
ＤＳはあきらかに低年齢の子供、年配の方、ゲームのプレイ時間が比較的少ない方向けなのに対して、ＰＳＰは一定以上のゲーム好き・ＩＴ好きの代物となっているかと思います。

ゲームはあまりやるほうではないが、昔のゲームのリメイクなどはやりたい……そういう人はＤＳですよね。
ハイスペックを要求するようなゲームや、美少女ゲームのようなマニア向けのゲームをしたい……そういう人はＰＳＰですよね。
新しいもの好きや出かけたときに暇つぶしたい……そういう人はiPhoneですよね。

iPhoneでしかプレイできない歴史あるメジャータイトルなんて作られるとはとても思えませんし、ＤＳには美少女系ゲームのリメイクなんてまったくありませんし、ＰＳＰにはゲームをやらない年配向けで成功したソフトはありませんし。ようは住み分けができているわけですね。

コーヒーと紅茶みたいな関係でしょうか？　売り上げ数や生産台数などの数字では優劣ありますが、片方が売れるから片方が売れなくなる、なんて状況ではすでにないような気がします。
ゲームショップで各ゲーム機種の表紙絵を見ただけでも、誰が買うことを前提にしているのかはっきり分かりますもんね。

……ＰＳ３とＸＢＯＸ３６０はつぶし合っている気がしますが。。。

お礼

おっしゃるように、確かに棲み分けがキチンとできている気がしますね。

ただ、その中でPSPを擁するソニーがダウンロード専売に向けて動き出したことにより
棲み分けできているところに影響が出てくるのかもしれないと思ったり…。

>iPhoneでしかプレイできない歴史あるメジャータイトルなんて作られるとはとても思えません

もし「ドラクエ最新作はiPhoneのみで発売」なんてことになれば
一気に携帯ゲーム機の覇権が変わってしまうことが予想されますが
おっしゃるように、今はとても想像できませんね。

ありがとうございました。