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収束に関する問題

cを正の実数として、「lim【n→∞】(c^n)/n!=0が成り立つことを前提条件とする ならば、lim【n→∞】(c/n!)*x^n=0も成り立つ」ということを証明するにはどう したらいいでしょうか? cは固定された値だから収束に関係ないと思うんですけど、xはn乗されてるので、n →∞ならばx^nはxの値によって発散したり収束したり振動したりと、いろいろ変 化するから、この前提条件だけで lim【n→∞】(c/n!)*x^n=0を証明するのは不可 能でしょうか?

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  • ベストアンサー
回答No.1

c>0,lim【n→∞】(c^n)/n!=0が成り立つ: x≧0ならばlim【n→∞】(c/n!)*x^n=lim【n→∞】{c*(x^n/n!)}=0は明らか。 x<0のとき  (c/n!)*x^n≦|(c/n!)*x^n|=c*(|x|^n/n!)→0(n→∞)  ∴lim【n→∞】(c/n!)*x^n=0 以上から任意の実数xについてlim【n→∞】(c/n!)*x^n=0 じゃあだめなのかな? いかなるxについても,c>|x|が取れて、 |x|^n/n!=(|x|/1)(|x|/2)・・・(|x|/n)≦(c/1)(c/2)・・・(c/n)→0(n→∞) だから、xの値によらず収束する。 ※ ● (c^n)/n!の収束性 n0>cになるn0がとれて、任意のn≧n0に対して(c/n)<1になることからきている。つまり, (c/1)(c/2)・・・(c/n)=(c/1)(c/2)・・・(c/n0)・{c/(n0+1)}・・・{c/n} ≦{(c/1)(c/2)・・・(c/n0)}{c/(n0+1)}^(n-n0) {(c/1)(c/2)・・・(c/n0)}は有限の値であり、{c/(n0+1)},{c/(n0+2)},・・・<1であるから、 {c/(n0+1)}・・・{c/n}≦{c/(n0+1)}^(n-n0)→0(n→∞)で一様収束であり、全体の収束が言え、これは『振動』・『発散』をしているわけではない。  『xのとき発散する』場合があるという表現をしているところを見ると、ここをちゃんと抑えていないのでは?と思えますが・・・(x≧0のときはcをxで置き換えれば全く同じですね。) ● ただし、x>0のときはこれをそのまま使えるが、xが負のとき『符号によって振動』するから、そのことだけを検討しておく必要が有るが、絶対値の収束を考えれば簡単。

milkyway60
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 lim【n→∞】(c^n)/n!=0についてのご説明もありがとうございました。

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その他の回答 (3)

  • arrysthmia
  • ベストアンサー率38% (442/1154)
回答No.4

> この前提条件だけで lim【n→∞】(c / n !) x^n = 0 を証明するのは > 不可能でしょうか? 不可能も何も、 任意の正数 c について lim【n→∞】(c^n) / n ! = 0 を既知としたら、もう、証明すべきことがほとんど残っていない。 | lim【n→∞】(c / n !) x^n | = c lim【n→∞】|x|^n / n ! だから、 任意の正数を表す文字が c から |x| に変わったダケだ。 前提≒結論 ということ。 両方の式で、同じ c という文字が(異なる用途で)使われているために、 文章表現上、「c = |x| とすれば…」での瞬殺は やりにくいけれども。 この質問では「前提条件」とされている lim【n→∞】(c^n) / n ! = 0 を 証明することは、また別の話だろう。

milkyway60
質問者

お礼

ありがとうございます。 参考になりました。

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回答No.3

#1です。 ●混乱する前に・・・lim【n→∞】(c^n)/n!=0の意味をちょっと考えるだけ。  次のように置けますね。  (c^n)/n!=(c・c・・・・・c)/(1・2・・・・n)=(c/1)(c/2)・・・(c/n)         ↑n個の積 ●具体的には n=1 (c^n)/n!=c^1/1!=(c/1) n=2 (c^n)/n!=c^2/2!=(c/1)(c/2) ・・・・  nが増えるとこの項数が増えていくんですよね。 そして、あるn=n0のところでn0>c、つまりc/n0<1になるところがある。 n=n0 (c^n)/n!=c^n0/n0!=(c/1)(c/2)・・・(c/n0) ・・・・(c/1),(c/2),・・・,{c/(n0-1)}は1以上の項だが、(n0-1)個の『有限の個数の積』で有るから、有限確定値。最後の項で初めて(c/n0)<1になる。 これを超えると、後の項は必ず1以下になる。この後は1以下の項数が増える。 n>n0のとき,  (c^n)/n!=(c/1)(c/2)・・・(c/n)       =(c/1)(c/2)・・・(c/n0)・{c/(n0+1)}・・・{c/n}                   ↑これ以降の{ }は常に1以下 n→∞のとき,  (c^n)/n!→(c/1)(c/2)・・・(c/n)・・・・・・・・・・・・       =(c/1)(c/2)・・・(c/n0)・{c/(n0+1)}・・・{c/n}・・・・・                    ↑これ以降1以下の項の積が無限個続く だからlim【n→∞】(c^n)/n!=0なんですよね。 |x|=cとすれば同じことが言えるわけですから・・・ x<0のときは確かに振動するから、念のためにちょっと断っておくべきかなということなのですが・・・こだわらなければ最初から絶対値で一気に。。。

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  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

確認したいのですが, 証明したいのは すべての実数 c > 0 に対し「lim【n→∞】(c^n)/n!=0 ならば任意の x に対して lim【n→∞】(c/n!)*x^n=0」 でしょうか? でもこれだとしたら... どうするんだ?

milkyway60
質問者

補足

そうです。回答有難うございます。

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このQ&Aのポイント
  • マシニングで金属加工をしている者です。最近、Φ0.1のドリルによる穴加工を研究開発の目標としています。加工実績ができた際、どのような製品で実用できるか考えています。
  • Φ0.1の穴がどのような製品に需要があるか教えて頂ければ幸いです。穴のサイズが小さく、微細加工に適しているため、精密な部品や電子機器、医療機器などに利用できる可能性があります。
  • また、穴の形状や配置に工夫を凝らすことで、特殊な機能を持った製品の開発も可能です。穴の設計によって、通気性や液体の流れ、音響の制御など、さまざまな要素を調整することができます。
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