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安部公房について

こんばんは。 安部公房がもしもう少し長生きしていたら、ノーベル賞を取れたと思いますか? 『砂の女』という作品は13ヶ国語に翻訳されていて、海外の先進国では川端康成を同等の評価(またはそれ以上)をうけているらしいです。 僕は『壁』しか読んだことがないので(他の作品を読んだからといって判断できるわけではないですが)、上に書いたような事実からしか判断できないのですが可能性はかなり高かったのではないかと思ってます。 皆様はどう思いますか? ※作品の具体的な内容はあまり書かないでいただきたいです。これから読もうと思っているので(^^; 宜しくお願いしますm(__)m

  • stripe
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質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

stripeさん、こんにちは。 stripeさんは読書家でもあったんですね。 安部公房とは、面白い作者に注目されていますね・・ 海外でも高い評価を受けておられるようですね。 でも、作風が、一風変わっているので、好き嫌いが分かれるかも知れないですね。 「壁」も難しいです!!さらっと読んだだけでは、理解できませんでした。 私は、彼の短編が好きなんですが、それもまた変わった感性の持ち主であることが 端々から読み取れて、「なんという個性的な作風だろう」と思いました。 お勧めは 「R62号の発明・鉛の卵」 「水中都市・デンドロカカリヤ」 です。 SF的な発想と、アヴァンギャルドな感性は、とても印象的でした。 素晴らしい作者だと思います。 でも、ノーベル賞を取れるとしたら、夏目漱石のほうが有力だったと思います。 (個人的に、夏目漱石の大ファンというだけですが・・・)

stripe
質問者

お礼

こんにちは! 読書家!!・・・かっこいい!、でも読書家ではないんです。とても読むの遅いし、国語が得意というわけでもないのです(泣) 『壁』むずいですよねぇ、僕なんかじっくり読んでますがやっぱりダメです。 fushigichanさんは短編がお好きなんですかー、丁度授業でやっているのですが『鞄』という短編がありますよね。これもやはりおもしろかったです(^^) 「R62号の発明・鉛の卵」 「水中都市・デンドロカカリヤ」 も読んでみようと思います。 ノーベル賞は夏目漱石の方が有力ですか~、漱石手ごわし!お札だけある・・! どうもありがとうございました~。

その他の回答 (7)

回答No.8

私見ですが、取れたと思いますよ。アメリカの友人から 砂の女 を読んだことがあるか?と数回聞かれたことがあります。何で、知っているのか、と思っていたのですが、外国でかなり高い評価と聞きました。 闖入者、デンドロ...が好きです。

stripe
質問者

お礼

アメリカ人のかたに数回も聞かれたのですかー。 日本で有名な外国の作家というとサリンジャーくらい有名なのでしょうかね。 それだったら、すごすぎですね。 >闖入者、デンドロ... もそのうち読んでみようと思います。 ありがとうございました。

  • komomomo
  • ベストアンサー率22% (25/113)
回答No.7

#6の者です。少し説明不足かと考えたのでまたお邪魔します(*^^*) コロンビア大学はアメリカでも名高い大学のひとつですが、その有名な研究のひとつに日本文学研究があります。この大学は今までにドナルド・キーンさんを始め、優れた日本研究者達を輩出しています。安部公房さんは、この大学から名誉博士号を贈られ、またその死後、彼のためのシンポジウムも大々的に行われました。彼の作品は英語の他、20カ国語に翻訳されているそうです。 上は、紹介したサイトの要約です。彼の評価がいかに高いかを物語っていると思います。

stripe
質問者

お礼

どうもありがとうございます(^^) ちょっと、ムズい・・と思ってました(^^; コロンビア大学から博士号が送られるとは、すごそうです。 20ヶ国語でしたか!!これまたすごいですね。 どうもありがとうございました~!

  • komomomo
  • ベストアンサー率22% (25/113)
回答No.6

阿部公房さんは、実際ノーベル賞候補と言われていました☆私も、もし彼が亡くならなかったら、間違いなく取ったと思います。 大江健三郎さんがノーベル賞を受賞されましたが、先に亡くなってしまった阿部公房さんや三島由紀夫さんの活躍も、世界の目を日本文学に集めたということで、その功績はかなり大きいと思います!

参考URL:
http://www.columbia.edu/cu/pr/96_99/18853.html
stripe
質問者

お礼

こんにちは~。 「取れた」ですね。 >世界の目を日本文学に集めた っていうのもとても重要な役割ですね! 英語のURL、難しそうですが読んでみようと思います。 ありがとうございました~。

  • satiro
  • ベストアンサー率9% (60/630)
回答No.4

人間そっくり、が好きです。 おすすめです。 ノーベル賞のノミネートされても辞退したような気がしますね。

stripe
質問者

お礼

共産党繋がりで、中国の魯迅は何かの賞を辞退しましたよね。 公房の性格とかは、全く知らないので、辞退するかしないかはよくわかりませんが。 「しない」に一票ですね。 ご回答ありがとうございます!

noname#8695
noname#8695
回答No.3

はい。安部公房さん、私も好きです。 『壁』『砂の女』『第四間氷期』『他人の顔』『R62号の発明・鉛の卵』等々を読みました。 あとあと、深く心に残る話が多いように思います。 ノーベル賞がどういう選考によって決まるかは知りませんが、私も「ノーベル文学賞を取れた」に一票 !!!

stripe
質問者

お礼

僕もどういう選考で決まるか全く!知りません! 僕はまだ『壁』しか呼んだことないので、5656464さんがお読みになったのを読んでみようと思います。 一票ありがとうございます! 現在2票です。 当選!!でしょうか。 どうもありがとうございました。

回答No.2

 えーっと、安部公房がノーベル賞を取れたかどうかということだけお答えすればよいのでしょうか? 安部公房は三島由紀夫と同じぐらい、海外での評価は高いというのが私の印象なのですが・・・  stripeさんが挙げていらっしゃる『砂の女』も名作でしたね。『壁』も面白かったでしょ? すぐれた戯曲も多数書いています。総合的な力量から見ても当代1、2位を争う、極めて優れた作家だったのではないかと、個人的には考えています。前衛的な作風でしたので、好き嫌いは分かれると思いますが、作家の力量としてはノーベル文学賞を受賞しても何ら不思議ではないぐらい、抜きん出た才能の持ち主だったと思います。  ということで、「ノーベル文学賞を取れた」に一票、としておきます。

stripe
質問者

お礼

『壁』今また読んでます。 実は三回目です。 何度読んでも、解せないところが多々あるんです(泣) 一般的に言われているテーマと噛み合わなかったり。 でも、そんなことは抜きにしておもしろいですね。 安部公房の特徴は、会話文で話を進めるところだと習いました。なかなか真似できるものじゃないそうですね。 どうもありがとうございました。

  • vanyatan
  • ベストアンサー率38% (76/195)
回答No.1

はじめまして。 安部公房ですか。大変興味深い作家ですね。 やはり、「砂の女」、「箱男」、「方舟さくら丸」。そして芥川賞受賞作の「壁」でしょうか。 私も余り詳しくありませんが、世界的に「カワバタ」以上の評価を受けていることは知っています。 日本文学はある意味古典時代からの伝統的な写実主義の中で、言葉の弊害が多すぎて、中々世界的な評価を受けなかったといえます。 又、日本の文学者にいえることは一方で完結主義(この場合主義という言葉が当てはまるかは不明)者と申しますか、余り読者に対して余韻を残さないということと、同時に悪戯に長編を書かない傾向にありました。 これは世界的には、「長編を書けない」という様に捕らえられていた節もあるそうです。 大江健三郎が評価をされたのも、やはり近年でした。 その尺度から言うと、安部公房がルーベル賞をとれなかったというのは、ご提言の通り寿命だったのかもしれませんが、同時に、彼の生きた日本文学の環境もそれを左右したのではないかと考えます。 良く、言われることですが、今言った論旨では「夏目漱石」「三島由紀夫」も、その残念組に入ると考えます。 下記は参考までに。 http://www.geocities.co.jp/Bookend/2459/novel.htm http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/2114/ab_bungaku_a.htm http://www.mars.dti.ne.jp/~zoball/suna0.htm

stripe
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ごめんなさい、ちょっとわからないところがあるのですがよいでしょうか? 当時世界的に日本は「長編を書けない」とされていることが、当時の日本文学の環境ということでしょうか?それとも最初の方におっしゃられている言葉の弊害、つまり(?)英語でなく日本語だったからといういみでしょうか? 安部公房だけに限定した質問がちょっとまずかったかもしれませんごめんなさい。安部公房で頭がいっぱいだったもので(^^;

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