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主人公が生きる意味について必死に考える小説
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『星々の悲しみ』(著:宮本 輝)…『主人公が生死について考える』という面ではこれ以上にあなたがおっしゃった条件にあてはまる作品を知りません。短編集ですが、どの作品にも生のよろこびや儚さ、そして死の影が色濃く描かれています。『悲愴』という言葉がぴったりとあてはまる印象を受けますが、文に明記はされていないまでもそれぞれの主人公が生や死に対するある心境にたどりついていることがうかがえます。 梨木 香歩さんの作品全般…穏やかな生や自然の美しさを描くことに非常に長けている方ですが、その作品にはほぼいつも死の影が背中合わせにあります。主人公自身が積極的に生死について考えるというよりは、それを取り巻く様々な出来事や人物が生死について示唆し、主人公がそれを自分なりに感じ取って自分なりの答えを出すといったほうがいいかもしれません。特におすすめは『西の魔女が死んだ』という作品です。主人公の少女が祖母に「人はなぜ死ぬの?」と問いかけ祖母がそれに答える場面がありますし。
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同じく村上春樹で『ダンス・ダンス・ダンス』(講談社文庫、上下) できればその前の話である『羊をめぐる冒険』(同じく講談社文庫、上下)から読むと話が分かりやすいです。 『羊~』は物語としてはとても面白いのですが(好き嫌いはあるでしょうけど)、それで終わってしまうと結論めいたことがないままですので、『ダンス~』まで読んでください。
- hasuha17
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「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」村上春樹 ストレートに説明するのは難しいですが、テーマに合っていると思います。おすすめです。
- dondoko4
- ベストアンサー率12% (1161/9671)
昔読んだ本で「三太郎の日記」阿部次郎 ちょっと難しいです。
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お礼
皆様有り難うございました。 阿部次郎さん、村上春樹さん、宮本輝さん、梨木香歩さん チェックしてみます。 とても参考になりました。 ありがとうございました。