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税効果会計とは?

税効果会計とは、将来戻ってくると見込んでいる税金相当額を自己資本に加算できる会計処理、とあります。 その弊害として『税効果資本』を過大に見積もり実態以上に自己資本をかさ上げしているとの批判がある、という事は理解できます。 みずほ銀行の最終赤字2兆円、の記事で同会計は『有税による不良債権処理』などで膨らんだ税金相当額を将来戻ってくると見込んで自己資本に加算できる会計処理、とありました。 ここでいう『有税による不良債権処理』などで膨らんだ税金相当額とはなんなのでしょう。有税による不良債権処理、という意味が分かりません。具体的事例を示して教えて下さい。宜しくお願い致します。

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noname#24736
noname#24736
回答No.1

不良債権の償却には、税務上は貸倒償却の認定基準があり、企業が貸倒として処理しても、税務上の基準に該当しないと、税務上の損金とはされないのです。 従って、基準に該当しない不良債権を貸倒処理をしても税務上の損金ならないので、会社計算の利益に加算して税務申告をする必要が有り、法人税などが課税されますから、有税償却と云います。 このように、税務上認められたものを無税償却といい、 税務上は損金とされないものを有税償却といいます。 参考urlをご覧ください。

参考URL:
http://www.mmjp.or.jp/disclosure/newpaper/971011.html
beaurah
質問者

お礼

有難う御座います。良く分かりました。

その他の回答 (1)

  • MSZ006
  • ベストアンサー率38% (390/1011)
回答No.2

不良債権を貸倒損失として処理した場合、これが税務上は認められないとなると認められない部分の金額は損金不算入となって税金ががかります。(有税による不良債権処理) この税金相当額を税効果会計では繰延税金資産として資産計上するので自己資本がかさ上げされることになります。

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